新有馬フレンズHP&BLOG

こちらのHPは新WebSiteへ移行しました。
下の画像「有馬フレンズ公式WebSite」または「少年野球「晴耕雨読」BLOG」をクリックして下さい。
どうぞよろしくお願い致します。m(_ _)m

有馬フレンズ公式WebSite

少年野球「晴耕雨読」BLOG

☆有馬フレンズ チームプロフィール ☆

当チームは、昭和55年有馬地区で結成され、今年で創部32年目を迎える軟式少年野球チームです。毎週土・日曜など有馬小と西有馬小の校庭を中心に元気いっぱい練習していますが、お父さんお母さん達も子どもに負けないくらい一緒に野球を楽しんでいます。子どもをサポートする大人同士のチームワークもバッチリです。
活動内容は上記練習のほか、宮前区の各種大会(年間5~7)や他の大会に参加しています。また野球以外には、夏合宿やボーリング大会などのレクリエーションなども盛んに行っており、子どもたちの交流も楽しそうです。
「百聞(文)は一見にしかず」
親子はもちろんのこと本人だけでもOK、是非一度グランドへ遊びに来てみませんか。いつでも歓迎します。(練習や試合の時間・場所などご確認の上お越しください。)
過去の主な成績
★川崎市および宮前区各種大会において、優勝・準優勝多数
★マクドナルド杯神奈川県大会:優勝 
★全日本学童神奈川県大会:準優勝
★関東団地野球リーグ:優勝     
★川崎北シニア藤峯杯:優勝
※所属 宮前区少年野球連盟 
※チームは小学校の活動とは関係ありません

2011年8月29日月曜日

明日に繋がる敗戦

※「晴耕雨読」から転載(タイムラグ。いちにち遅れです)

宮崎台小学校。宮崎台バーズさんの本拠地である。この小学校へ来るといつも建築の不思議を見ることができるので楽しい。古い鉄コン筋クリートの...もといっ、鉄筋コンクリートの校舎の屋上階から外へニョッキリパイプが伸び、下へ向かいまたすぐにズッポリ下階へもぐる、おそらく排水管であろう光景である。まるでシャクトリ虫のようにじっとして動かない。当たり前だ。見るたびに動いていたのでは「ナニコレ珍百景」に投稿しちゃう。遠くから眺めると屋上階と下の階を繋ぐホチキスのようでもある。ずいぶん前にもこの上に写ってる貯水槽が、映画「バグダッドカフェ」を想起させるということをここに書いたけれど、このパイプも建築業界の端くれにいる筆者にとってはマカ不思議なんである。

さてそれはさておき、宮崎台バーズ。かつての対戦では同点でジャンケンで負けたり、今年は3:2の惜敗だったり何しろもうちょっとのところで勝てない相手なのだ。Kobayashiさんが代表に退き老獪なOgawaさんが監督を引き継いだ、筆者オヤジコーチの時からシノギを削った昔からなじみ深いチームである。

秋季大会順位決定戦、有馬フレンズ対宮崎台バーズ。
試合前、最近サイドスローぎみにフォーム改造しコントロールが見違えるほど安定したエースOtoの投球練習を見て「???」と首をかしげる。サイド気味ではなく完全な真横からのサイドスローに変わってるではないか...?おいおい大丈夫か?

初回表Bの攻撃=先発Otoの立上がりは1安打打たれるも難なく無失点で切り抜け無難なスタート。
その裏Fの攻撃=四球で出塁のInoueが二盗と相手失策がらみで本塁を踏み先取点をもぎ取る。1:0
3回表B=今ひとつ制球力に欠けるOtoが突然5連続フォアボール。押し出しなどのノーヒットで2点を失い逆転さる。試合前に感じた「???」の違和感が的中。極端なサイドスローで投球に高低差はないものの、左右のコースの制球が定まらない。打者の背後を通過するボール球が目立つ。1:2
4回B=更に四死球連発、Bの連続犠打などで4失点。ついに1:6と引き離される。今年前半のチーム状態の悪夢が脳裏をよぎったが、最近のFは最後までわからない。
その裏F=二死から走者2塁。今までわずか1安打に抑えられていた打線にやっと火がつく。9番Shouyaの内野安打を皮切りに、続くTeruの左中間を破る適時打、Inoueの右翼線ラッキーヒット、主将Nabeの中前適時打などにより一挙5得点。正に点が線につながる攻撃で6:6の同点に追いつく。ベンチをはじめ背後の5万の大観衆が歓喜の大声援で湧く。
以前であれば回も押し詰まる中、1:6では下を向いてばかり、声も出なくなる我がフレンズ。よくぞ追いついた。

最終回....。ところが、なんである。「By the way」はところで、なんである。押し出しと夏の風物詩はところ天、なんである。
バーズ3番Ohtani君にナント勝ち越しの左中間ラインギリギリの満塁ホームランを喫してしまった。フレンズは失策1で悪魔の囁きはなかったけれど、バーズ側に天使が微笑んでくれたようだ。あとで打球の落下点を間近で見ていた人いわく、「ラインは超えてなかった。あれは2塁打だった」との複数の証言が得られたけれど、こればかりは仕方ないことだ。悔しいけれど。いち少年野球選手として相手打者を褒めてあげよう。
屈辱という汚泥にまみれてグズグズに負けるより、一発でスカッと負けたのならむしろ結果は良くないけれど、気分は決して悪くもない。1,2ヶ月前までのチーム状態を考えれば明日に繋がる負けだ。監督も試合後全く同じことを言っていた。三十路目前の選手OB出身の若き監督もオトナになったね(^^)/

ベストプレイヤー賞は起死回生の2点タイムリーを放った悩める知性派副将のTeru。更に打球の速さはピカイチ、同点タイムリーの主将Nabeのふたりだ。

本拠地有馬小へ帰り、監督からのご褒美アイスクリームをほおばったあと、午後の練習開始。
フレンズOBで今は有馬中学野球部のKamiya兄弟がやってきた。KoutaとHirotoである。沖縄のDNAを持つ彼らは天真爛漫の性格に加えて、小柄だけれど天性の体のバネが素晴らしく、かつてチーム在籍時は八面六臂の大活躍をしてくれた。ダブルでバッティングピッチャーをやってもらった。(フツーは危険なので二人同時に投げてはいけないよ)OBが遊びに来てくれるのはとても嬉しいことだ(^^)

2011年8月17日水曜日

魔物が去ったあと

※「晴耕雨読」から転載です。

昨日のブログの続き。スコアラーの端くれの戯れ言PART2です。

どんだけ書いちゃうの〜、ってとこから始まるわけで。
強襲ヒットって何?
強襲と凡打の境界線はどこにあるのだろうか。打球の速さ鋭さと野手の動きとを勘案し、野手のグラブを弾いた場合に強襲安打が記録されるのだと思うけれど、動きの素早い選手が弾いた場合と、動きの鈍い選手がまったりと球を追いかけて弾いた場合とでニュアンスは大きく違う。昔から高校野球を見ていて思うことのひとつだ。ほとんどの場合が「安打」に記録されるはず。つまり太陽が東から昇るという事実と同じくらい明白なエラーでなければ、ほとんど安打になっちゃうのである。
TVを観ていて「うわ〜!エラーしちまったあ」と瞬時に思っても、NHKのアナウンサーの声を聞くと「ただ今の打撃はヒットがつきました」ほどなくして画面は電光掲示板の「H」の数字を映し出す。筆者忸怩たる思い。「今のはいくらなんでもエラーだろうが」こんな場面、結構あるんであるんである。昨日も書いたように投手に被安打がついちゃうのだ。

結局強襲安打と凡打のボンダーライン....いや、ボーダーラインを判断し決めるのはルールブックではなくスコアラーの判断で良いとされている。
筆者は少年野球なので、子どもに希望が持てるような人間的な記録を心がけているつもりだけれど、甘く付けるつもりはない。甘く付けはじめたらそれはもはや記録にはならないからだ。
スコアラーが自チームの守備欄にエラーの「E」と相手打撃欄に四球の「B」をつけるのがどれだけ心苦しいものかを知っている人は、意外に少ないはずだ。世界の人口に対してバチカン市国のそれくらいに少ない。

もっと書くって、いったいどーしたの?
ベンチにいて本塁方向を見つめる。ピッチャーが投げる。バッターは球を見送る。球審の判定はボール! この時皆さんは「えっ?今のがボール?」と審判に文句を言いたくなることってありませんか?「どう見ても今のはストライクだろう」と。ベンチから見ていると高低の差は歴然と分る。ストライクゾーンは胸から下、膝から上が基本ですよね。明らかにその範囲を球が通過したのに判定はボール。そうです、高低ではなく左右のコースが外れているわけです。これはベンチより球審のほうが圧倒的に正確な判断が出来る。文句を言ってはいけません。しかし私は、ベンチから見て左右のコースをある程度判断する要素として、捕手のミットの動きを見ることにしている。高低はストライクでも構えた位置から大きくミットをずらしたり、上体をひねって捕ったり、更にはあろうことか腰や脚を反らせて捕球したりしたら、それは明らかにボール。たまにそれでもストライクと判定したりする球審がいたりすると.....。グッと堪えて....人間だもんね、と思うことにする。

昨日のタイトル「故意か故意じゃないか」からずいぶん話が逸れてしまったけれど。
それにしても高校野球。とうとうベスト8ですね。
今日の何試合かももの凄い試合だった。能代商業とか、涙が出るくらい素晴らしい試合を見せてくれた。
今年はやたらと延長戦が多いと思ったら、史上最多タイの8試合らしい。特に9回表裏になると、「甲子園に棲む魔物」がむっくり顔を出してきて試合をあり得ない展開に変貌させてしまうようだ。私の予想ではあと2試合は延長またはサヨナラがあるに違いないと思う。今年の甲子園の魔物はやたら出たがり屋さんだからだ。魔物に魅入られたチームには気の毒だが、これがあるから高校野球は面白い。この魔物が去ったあとには副産物として「感動」を残していってくれる。

最後まであきらめない気持ち。
仲間を信じる心。
そんな「心のチカラ」がひとつになった時、野球技術だけでは証明できない、とてつもないパワーがナインに宿るのだろう。

2011年8月16日火曜日

故意か故意じゃないか?(1)

※「晴耕雨読」から転載。

少年野球スコアラーの端くれとしての「甲子園雑感」である。

盛夏。8月15日。終戦記念日。お盆のど真ん中でみなさんはいかがお過ごしでしょうか。田舎へ帰省中の方、のんびり自宅で休養の方、海へ山へバカンスを楽しむ方、反して休み取れずにフツーに額に汗して働いてる方...。筆者4番目のクチであります。
どんな環境にあっても野球ファンなら気になるのが高校野球。リアルタイムで観れるか、風呂上がりに「熱闘甲子園」で観るかは別として。筆者は仕事のかたわら観ることが多いので、普段はJ-WAVEを聴くところ、この時季は半ばBGM替わりにTVをつけている。しかしながら緊迫した場面などは自然とTVに目がいってしまうわけで。そんなこんなで、去年も似たようなことを書いた気がするけれど、「甲子園雑感」なんである。

まずこれを書いちゃうぞ。
ある試合。大事な場面での「走塁妨害」と「守備妨害」をとられたことがあった。左翼への安打を見送りながら三塁手が本塁へ背を向け、本塁方向へバックで2,3歩背走移動。その瞬間2塁走者に接触。「走塁妨害」を取られた。これは故意ではなくとも仕方がない。走者の進路を妨害したのだから、ワザとじゃなくても違反である。もう一つ。打者が送りバントを試みるも空振り失敗、1塁走者が2塁へ進塁するのを刺そうと捕手はセカンドへ送球せんとす。ところが打者がバント失敗のあとのモーションが大きく捕手の前に半身を乗り出す結果に。これを捕手の送球を妨害したと見なされ、「守備妨害」。これも故意でなくともルール上仕方がない。これによる失点は華々しいヒットによる失点と違い地味で見過ごされがちだけど、僅差のゲームだっただけに凄く比重が大きいと思っているのは私だけだろうか。(個人的には守備妨害のほうはちょっと審判が厳しすぎるような気がした)
「俺、ワザとやったんじゃないっス!」で許されるならルールブックは紙切れ同然の価値しかないわけで。何故か?「故意か故意じゃないか」の判断は審判のそれこそ人間性によって判断が違ってくるからだ。ワザとやったけれどそれをあとから嘘を糊塗(こと)する場合もある。だから「故意か故意じゃなかろうが」関係なくルールを適用せねばならないわけだ。これを未然に防止する典型的なルールが「インフィールドフライ」ですね。プロはもちろん、高校野球でも相手を欺くプレイ、審判を味方につけるためのプレイが当たり前に横行している。サッカーほどラフなプレイはないものの、それも野球のスキルだから。(但し少年野球ではこすっからしいプレイをやってほしくない。個人的には。やるなら中学行ってからやれよ)球児には可哀想だが仕方ないのである。

まだ書いちゃうぞ〜。
これもある試合にて。外野フライが打ち上がった。外野手は打球の落下点目指して走り込む。かろうじて落下点へ到着、完全な姿勢ではないものの、ある程度の捕球体勢に入る。打球はグラブに当たり弾かれ後方の芝を転々....。私がスコアラーならビミョーではあるけれども野手のエラーにする。カツカツのギリギリのパツパツの捕球体勢ならばヒットを記録するけれど。しかし高校野球ではヒットなんである。(ちなみにプロも若干そういうところがある)エラーをつければある選手の汚点にしかならないが、ヒットにすればある選手の栄誉になるからだろう。しかし、投手の記録から見ればたまったもんじゃない。エラーなはずが、被安打1が付いてしまうからだ。投手が可哀想だ。

更に書いちゃうぞ〜。
ある試合にてPART3。これも外野手二人がからむ。中堅手と左翼手か右翼手か記憶定かじゃないけど、二人が外野フライを追って交錯、接触し倒れ込む。ボールはこれまた広大な外野芝の上を転々とす。どんだけ広大かってアンタ、惑星探査機ボイジャーが土星にたどり着くくらい遠大なのだ。残りの外野手がやっと白球に追いついた頃にはバッターランナーはすでに3塁へ到達せんとす。バックホームを試みるも時すでに遅かりし内蔵助。記録はランニングホームラン。野手が交錯しなければ楽に捕球に至っていたはずなのに。ワンヒットワンエラーであるべき。これも投手の受難である。被本塁打の不名誉を投手一人が背負ってしまうからだ。ホームランだけは誰のせいでもなく全て100%投手の責任になるのだから。

どんだけ書いちゃうの〜。
強襲ヒットって何?
強襲と凡打の境界線はどこにあるのだろうか。打球の速さ、鋭さで....................!?

いい加減長文になったので、このあとのブログ文は次回へ持ち越していいですか?
まだ書き足りないんであるからして(^^)

2011年8月12日金曜日

ステッカーが作る「輪」


※「晴耕雨読」から転載。
震災後うちの宮前少年野球21チームから募金をつのり、集まったお金で野球用具を購入、少し前、宮城県名取市少年野球育成会さんへ宮前連盟から用具を贈った際に作ったポスターである。ここの小ブログのURLは連盟副会長からの要請で入れたもの。ことの経緯がこの少年野球「晴耕雨読」を読めば伝わりやすいから、というのがその理由。恐縮、面映くもとても嬉しいことだ。
これに先んずること少し前。このデザインのステッカーを作った。今や公式戦では子どもたちのヘルメに貼られて、熱戦が繰り広げられている。これも小ブログのヘビーユーザーならご記憶であろう。
このステッカー、なかなかの人気なんである。
チームのお父さんたちも「俺も欲しいっす」と言ってくれる人が何人もいて。オヤジが欲しいものはお母さんも欲しいとは限らないのであるが、母たちも欲しいのではないだろうか。ある父はこれをお盆に郷里の高知へ持って帰り、地元の野球コーチに(お兄さんだったかな?)自慢して見せてやりますと言ってくれた。ありがたいことである。
小生も自分なりにアチコチ貼ったりしているのだけれど、先日ある女性がステッカーを半分に切って携帯に貼っているのを見せてもらった。
う〜むむむ...。脱帽。ウワテがいたものだ。貼る場所に困った時の正しい最終手段は、朝おもむろにオデコにぺたりと貼り込んで、そのまま通勤ラッシュに揉まれて出勤し、会社の女子社員から「カワイイ〜!」と嬌声を浴び、男子社員からは垂涎の的となり、.....とそこまで考えたけどやめた。ことの経緯ときっかけに記憶をたどれば不謹慎ですから。でも今だからちょっとだけこんなジョークも書けるようになったんだなあと、感慨深い。
ステッカーのサイズからして携帯に貼る発想がなかった。携帯には自チームの小さなステッカーが貼ってあるから尚更である。これ使用前の携帯写真。

負けじと一念発起、どか〜んと貼ってみた。
う〜むむむ...。悪くないね。自画自賛。
他のチームでの反応はどうなんだろう?ヘルメに貼るだけじゃなく、大人たちも欲しい人がいれば、チームごとに集計をとり、今度は連盟予算ではなく希望者には購入してもらえば、もっと輪が広がると思うのだけれど。大人一人5枚。1チームで10人の購入希望。×21チームでちょうど1,050枚だ。希望総数にもよるが、一枚単価は十数円でいけるはずだ。

貼ったあとフリップを開いてフト気がついたんである。
「この携帯画面の大きさとステッカーの大きさがほぼ同じじゃん!」
貼ってみた。バッチリである。素晴らしい。
...けど電話もメールも出来なくなっちゃった(^^)

※注...もちろんこれは写真合成の成せるワザです。そこまで筆者、能天気ではありませぬ。良い子のみんなはマネしないように(^^)

2011年8月2日火曜日

自負心と誇り

※「晴耕雨読」から転載....。

このところ上昇機運のAチーム。AチームがあるからBがあるわけではないというのがウチのチーム事情というもの。Bを作るには監督・29・28番・スコアラーから始まり、運営、設営、配車の手配、Aとの兼ね合いでの練習グランドの確保と、大変なことがいっぱい。選手数の少ないウチはほとんどAとの兼任でやれば、やってやれないことはない。しかしそれには父たちの協力が今以上に不可欠になってくるわけで。
筆者は息子娘がチームにいた頃はオヤジコーチとして参加。忘れもしない初参加の日は息子が5年の11月の初冬、寒い朝。霜が降りグランドガチガチ、ガタガタの状態を1時間かけてトンボをかけた。翌日は腰が使いものにならない。その後フレンズに慣れるに従い設営、運営、審判とほぼ毎週のようにやった。あの時代は幸運にも黄金期で、年間勝率が8割以上の常勝チームだったため、試合づくめだったからだ。朝の早起きと綺麗な女性にめっぽう弱い私でも、あの頃の朝の目覚ましには一発で起きれたんである。朝4時まで呑んでいても6時には第一公園の設営に行ったこともある。子どもが世話になっているチームに対して親としてそれが当たり前のことだと思っていた。それが次第に我が子どもなど関係なく、チームを支えるスタッフとしての「自負心」と、多少大袈裟だけど「俺たちのチーム」という「誇り」も芽生えてきたりして。当時も人数はそう多くなかったけれども、親たちや指導陣のチームワークも抜群であった。
その延長で自分の子どもが卒業後もこうしてチームに関わっている。おそらくは全国の小学生野球のコーチングスタッフのほとんどが大なり小なり、同じような経緯でチームに在籍してるのではないだろうか。

最近ここではAの写真ばかりなので、日曜にBの子たちを写真に収めてみた。
小さい子たちの親にAの試合の設営、審判、クルマ出しなどを協力してもらっているから、ちょっとでも罪滅ぼしにね。

2011年8月1日月曜日

ブログについて

※「晴耕雨読」より転載。
昨日のブロックリーグ2位通過祝勝会、居酒屋その1での開催。もちろん子どもも含めての、いわば懇親会である。居酒屋の部屋のキャパシティーの関係上、「チームこども」と「チームおとな」のふた部屋にわかれての開催。時々子どもたちがオトナ部屋にやって来ては、カツオの刺身などをぺろりと食べては戻っていく。年に数回あるかないかの楽しい祝勝会の光景である。

「ブログの功罪」については昔ここで書いたけれど、今日は書いてて良かったと思うことがいくつかあった。

うちの監督は宮前でも珍しい、選手OBの若い監督である。フレンズ黄金時代に選手だった、現在医療機関勤務の29歳。筆者の息子の2歳年上。ここ数ヶ月仕事が忙しくチームに顔を出せていない。その間、チームマネージャー兼29番のOtsuboさんが監督代行をこなしてきた。スコアラーとして同じベンチに入って、大変なプレッシャーと苦悩の中でよく仕事を遂行してきたのは私が一番知っているつもりだ。.....S監督、いつ来れるんだよ....。みな待ってるぜ。
今日そのS監督とみんなで呑んだわけである。若い監督にとっては周りのオトナたちはほとんどがみな年上。彼なりに時としてものすごくやりにくいのもよく分っているつもりだ。S監督は普段は飲み会には来ないのだが、今日は珍しく最後までつき合ってくれた。この数ヶ月フレンズに来れない間、チーム状況を把握するのはOtsuboコーチからのメールと小生のこのブログが唯一の情報源だったらしい。子どもたちの状況を把握できたのは、生きたコトバで状況を伝えている(らしい)このブログが良かったのだそうだ。
書いてて良かった。

その2。
子どもの親は我が子の練習風景や試合を常に見れるとは限らない。仕事でグランドに行けない親もたくさんいるわけで。その日の我が子の状況がこのブログで、あたかも現実的に参加したような気分で知り得るのだそうだ。事実を伝えるだけではなく、その場の空気を感じ取れる文面を心がけている(大抵はフザケた文章であるけれども)筆者にとっては、何よりも嬉しいお言葉である。また、その子の田舎の祖父母もこのブログを見ることで、孫の成長に目を細めることもあるそうだ。おじいちゃん、おばあちゃん、お孫さんは元気ですよ!

その3。
昨日のブログで、全日本素敵な全女性を敵にまわすようなことを書いた。Hiromiのお母さんが呑みに参加して、小生に言った。「ブログ今朝読んだわよ。Tさんさあ、途中までいい気分にさせといて、ナニよあの文章は、ヒドイじゃないっ!」(ガタイの大きい...という表現を指す)と言いながら顔はガハガハ笑っていて、満面の笑み、それをツマミにまた場が盛り上がるわけで。こんな話を書いたらキリがないくらい。彼女の笑顔が想像出来るから確信犯的に書けるわけである。

その4。
内輪の楽屋受けネタだけではブログは短命。とってもありがたいことに、アクセス数ではたいしたことないけれど、全国の少年野球に携わる方たちが見に来ていただいている。ヘビーユーザーの常連さんも多い。よくわからないけれど、検索ワード「少年野球 スコア集計」「少年野球 ロゴマーク」「少年野球 募集ポスター」などで上位にヒットしての来訪も多いみたいだ。役に立つかどうかは別にしてこれまたありがたいことである。ゆえに楽屋受けネタだけではなく、グローバルな視点でアホバカな文章を書かなきゃという思いもあるわけで。

いろんな人が見てくれている。いろんな笑顔がそこにある。時に反発、時に共感。これがあるからブログを書く原動力のひとつになっているんである。

みなさん、ありがとう。

2014年有馬神明社初詣

2014年有馬神明社初詣
2014/01/05

2010年7月11日30周年記念式典にて