新有馬フレンズHP&BLOG

こちらのHPは新WebSiteへ移行しました。
下の画像「有馬フレンズ公式WebSite」または「少年野球「晴耕雨読」BLOG」をクリックして下さい。
どうぞよろしくお願い致します。m(_ _)m

有馬フレンズ公式WebSite

少年野球「晴耕雨読」BLOG

☆有馬フレンズ チームプロフィール ☆

当チームは、昭和55年有馬地区で結成され、今年で創部32年目を迎える軟式少年野球チームです。毎週土・日曜など有馬小と西有馬小の校庭を中心に元気いっぱい練習していますが、お父さんお母さん達も子どもに負けないくらい一緒に野球を楽しんでいます。子どもをサポートする大人同士のチームワークもバッチリです。
活動内容は上記練習のほか、宮前区の各種大会(年間5~7)や他の大会に参加しています。また野球以外には、夏合宿やボーリング大会などのレクリエーションなども盛んに行っており、子どもたちの交流も楽しそうです。
「百聞(文)は一見にしかず」
親子はもちろんのこと本人だけでもOK、是非一度グランドへ遊びに来てみませんか。いつでも歓迎します。(練習や試合の時間・場所などご確認の上お越しください。)
過去の主な成績
★川崎市および宮前区各種大会において、優勝・準優勝多数
★マクドナルド杯神奈川県大会:優勝 
★全日本学童神奈川県大会:準優勝
★関東団地野球リーグ:優勝     
★川崎北シニア藤峯杯:優勝
※所属 宮前区少年野球連盟 
※チームは小学校の活動とは関係ありません

2012年11月28日水曜日

2012佳境に入る


※少年野球「晴耕雨読」から転載。
「真剣」と書いて「まじ」と読む。
「本当」と書いても「まじ」と読む。
「佳境」と書いて「かきょう」と読む。
佳(よ)い境い目にさしかかった、というほどの意味なんである。

とうとう今年も試合数は残り僅か。スーパーでのタイムセール100個あった商品が、あと残り2,3個になっちゃったような。名実共に佳境に入ったんである。人知れず深夜にスコア集計に粉骨砕身している毎日であるが、この集計のほうはOhmori父の万全の協力もあって、こちらも「佳境」なんである。

会社員は前日の土曜に給料が振り込まれたであろう、11月25日の日曜。
南部リーグ対戦するは野川レッドパワーズ。

洗髪ならぬ先発はフレンズMamoru、レッパNaoki君。
例年のレッパならば圧倒的な打撃力で打線が繋がり加点するのであるが、今日は勝手が違った。確かに安打は出るものの、散発なんである。ゆえに少ない得点をコツコツ積み上げる戦いを余儀なくされる。対してフレンズ。全く打線が繋がらず、もっと散発の3安打。これでは無得点で相手に完封を許してしまうのも無理はない。
ベストプレイヤーは2安打でひとり気を吐いたBen。


結果は4:0の完敗。しかしながらレッパも選手人数が激減して思うような戦術がとれないようだ。人のことを心配する前に自チームの心配をしなきゃいけない立場なんであるが、性格上みんなのことが心配になっちゃうんである。チームの垣根を越えて...。

チームの垣根を越えて=自分の子どもの垣根を越えて...。
話はごんごん逸脱してしまうけれど。
自分や自分の子どものことしか眼中にない親というものがいるものだ。チームありきの我が子であるはずなのに。和を重んじる日本人の美意識が私は好きだ。時にはそれが仇となって、欧米の個人主義に比してマイナス面があることも重々承知である。チーム全体の規範や和を無視、いや、むしろ気づくことすらなく、自分ないし自分の子ども可愛いさしか目に入らず、暴走する親という存在が既に私には信じ難い存在なんである。悲しいかなかつて自チームにも幾人かそんな人がいた....。振り返れば読者の皆さんのチームにも似たような人が大なり小なりいるはずである。

閑話休題。
この試合は午後の開催。レッパ6年生は南部リーグ20周年記念イベントに参加のため不在だったんである。試合終盤に6年生が合流してきた。一気に活気づくレッパ。閑散としていたレッパベンチのギャラリーが倍増。
レッパ古参であるいつも柔和な笑顔のYoshikawaさんとも談笑。こんな人との出逢いの機会を取り持ってくれたのは連盟のKasahara副会長。その他にもいろんな人との出逢いを演出してくれた氏に感謝。

最後に楽しい写真を一枚。
筆者はカメラ片手にスコアブックをつけている。正直言うと、それが為にスコアがおろそかになることも、たましばある。でもベンチからしか撮れない写真というものもあるので面白い。守備についたレッパの子をこんなアングルで撮った。ありふれた写真ではある。けれど、インプレー前とインプレーに入った後のこの子たちのメリハリは見事であった。見よ!この構えの見事さよ。内野は小さい子が多かったけれど守備はAクラスなんである。こんな視点で野球風景を分析してみると、フレンズに欠けている基本が見えてくるのであった。

2012年11月26日月曜日

長いプロローグ


※少年野球「晴耕雨読」から転載。
純粋な意味では公式戦とは言えないけれど、でも冠大会には違いない毎年恒例のローカル大会「南部リーグ」と「北部大会」...。南部リーグとは宮前区を横断する昔で言う厚木街道、正式には国道246号線、通称「ニーヨンロク」近辺を境にして、南部に本拠を構えるチーム同士で、この時季、6年生たちの慰労を兼ねて親善的な意味合いを込めて試合をやろうじゃないのよ!というのが始まりである。古豪レッドパワーズの起案で20年前にスタートした。20年とは大変な歴史である。近年は246を超えて参加するチームもあり賞なども増え大した盛況ぶりである。しかし昔と違い6年生もこの時季まで連合の活動があったりでナニカと忙しい。スケジュール調整が各チーム大変なんである。各事務局、マネージャー、監督に敬意を表したい。

さてこれに触発されたのかどうかわからないけれど、246の北、北部大会というのも発足し活発である。今日は午前この北部大会、午後は南部リーグの強行軍なんであった。
1回で2試合分のブログの文章量を書くことは、筆者にとっては自殺行為に等しい。おそらく朝目覚めたら浦島太郎状態になって、良く言えばロマンスグレー、悪く言えば昭和枯れすすきの毛髪がすっかりオール白髪に変わっているであろうことは、火を見るよりも明らかだ。
ならば2日に分けてアップするか?
「否」である。明日も試合があり、ブログネタ満載だからだ。のんびりやっていたんでは、後に溜め込んだネタが古くなってしまいやがて書く意欲をそがれてしまうんである。冷蔵庫の奥にしまい込んで忘れていたキュウリの漬け物を食してみたら、妙に酸っぱくなって食べる気がしなくなるようなものだ。今年後半は忙しく、そうやって「酸っぱいキュウリ」状態でお蔵入りした試合が実は数試合ある。

ここまで「前振り」を書く余裕があれば、さっさと試合ブログを書けばいいじゃないか、とご指摘の貴兄、全くその通りでなんである。しかし、本題に入る前のこのプロローグは、筆者にとってはいわゆる「頭の体操」的な準備運動的意味合いがあるのだ。錆び付いたエンジンにオイルを注入するようなもの。

そろそろエンジンが温まってきたので本題に入っちゃうけれど、道のりは短いのだ。あたかもオープニングラップ後たった3周でゴールをを迎える鈴鹿F1みたいなものか。

午前の北部大会の相手は先日も新人戦で対戦して負けちゃった名門富士見台ウルフ。今回はA2と言えどもやはりウルフはどこまでもウルフであった。メンバーをスコアブックに書き込んでいると、QueensのパパでもあるImanishiさんがご挨拶にいらした。
「昨日は残念でしたね」「いやあ、全くねえホント」なんて。
Shunta君は前回に続き先発投手で3番。改めて見ると本当に良く似たイケメン親子である。Imanishi父はセカンド塁審を務める。Shunta君は独特のフォームから繰り出す前向きなベクトルを想像させる矢のような速球が魅力的だ。3回0/3を投げて失点1ながら自責点0、死球1の素晴らしい内容。
フレンズはゴロが来た!となるとどこか自信なさげに前進する。
ウルフはゴロが来た!となると、よくぞ僕のところへ打ってくれたとばかり、嬉々として自信たっぷりに前進、処理する。
差は歴然であった。9:1の完敗。1得点したものの、ノーヒットノーラン。なんとも打てないわけで情けなし。


さて気分を変えて有馬ドームへ移動。
そろそろ銀杏が色づいてきた。大好きなクロームイエローの万葉集。
まだ少し本格的な落葉には間があるようだ。若干緑の色を残しながら全体的には深い黄色に。食べごろまであと一週間の洋ナシみたいだ。

午後は南部リーグAである。対するは野川台フォルコンズ。反してこちらは5:0の快勝。先発Shouya--抑えTakumiのリレー。南部リーグは投手起用に6年生を順番に使うという暗黙のルールがベンチ内にあって、シーズン中は不動のセカンドだったShouyaは良く投げた。Otsubo監督が「このまま変えたくないなあ〜」というほど。ベストプレイヤーはShouyaで。


スコアを前半だけKaneda師匠にお願いし、筆者はグランドをうろちょろして6年生の写真を撮影。普段ベンチからの写真アングルばかりなので、こうして違う角度からファインダーを覗くと新鮮である。ライト方向からカメラを構えたら偶然こんな写真が撮れた。
ベンチ後ろのオヤジ軍団がShouyaの一挙手一投足を見つめる図なんである。

2012年11月19日月曜日

常勝チームと上昇チーム


※「晴耕雨読」から転載。
新人戦2回戦。試合会場はQueensの本拠地、ジュニアチームの甲子園とも言える宮前区の第四公園ドームである。大駐車場完備....ではない。ドーム周囲ではクルマでの野球道具の積み降ろしはおろか、人の乗降すら禁止の無菌状態・聖域と化してしまった。近隣住民による要求らしい。きっと有事の際でも自衛隊の戦車さえ進入を拒むに違いない。

第一試合では神木マーキュリーズ対向丘サンダースの試合が展開。サンダース主砲に本塁打が出てベンチと観客席は大騒ぎ。スコアラーにはTsudaさんがベンチ入りしていた。2:0で迎えた最終回裏、そろそろうちもグランドへ入ろうと立ち上がり終了のコールを待っていたんである。ところがマーキュリーズにもなんとホームランが飛び出し同点に。今日もまた特別延長戦へ突入なのである。恐るべしマーキュリーズ。結果は常勝サンダースが勝利を手にしたけれど、毎週白熱した熱戦が繰り広げられる宮前区ではある。
うちはかつての「常勝」の枕詞を聞かなくなって久しいが、常勝ではなくとも上昇チームではあるわけで。(この時期どこのチームも言えることだけれど)しかし対するはあの名門強豪の富士見台ウルフなんである。名将Ogasawara監督率いるウルフベンチ。相変わらずOgasawaraさんの存在感は圧倒的である。どっしり構えたその姿はテコでも動かないくらいの絵になっている。圧勝、快勝、辛勝、そのどれも無理だとしたら、せめてちょっぴりでもその腰を浮かすくらい、慌てさせてみたいものだ。しかし自衛隊の戦車をもってしても、腰を1ミリも動かさないに違いないんである。
先発はエース不在(?)でShunta君。Queensには妹さんがいる選手だ。うちはMamoruがマウンドへ上がる。

1回裏四球と2本の長短打でウルフが4点先制。2回表に4番Takutoのヒットと、ウルフらしからぬ失策がふたつ絡みなんとか1得点。その裏にも今度はうちのエラーからウルフが1点追加、5:1。
3回表フレンズの攻撃。一死後Mamoruのヒットを足がかりにYuiがタイムリーツーベースでまず1点。二死後にまたしても堅守ウルフに失策が出たんである。この第四公園ドームはあたかも自衛隊の戦車が暴れ回ったあとのように、昔からデコボコでイレギュラーバウンドが出やすいんである。むしろ必ずイレギュラーすると思って守備に臨んだほうが良いと言えるくらいだ。イレギュラーしなかったらラッキーだと思うくらいでちょうどいい。結局うちは3点のうち2点は相手失策がらみであった。

その後もコツコツと加点されて終わってみれば9:3。しかし爆発的な打撃に圧倒されたというほどでもなく、なんとか3得点も出来たわけで。
ベストプレーヤーは唯一の打点を稼いだYuiと、途中からセカンドに入り落ち着いてゴロをさばき三塁走者をホームで刺したKohkiである。

主審はQで知り合ったHadanoさん。また最終回には点差に余裕ができたのか、PHにOgasawara監督のお孫さんが打席に立った。この子は小さいながらも野球知識の塊なんである。2年生でスコアもつけられる。将来はウルフの主将で4番でエースを嘱望されてるに違いない、と勝手に想像す。

午後は本拠有馬ドームへ戻りもっぱらスコアブックの成績集計に精を出す。
10月11月前半は仕事で全く手につかず、夢でうなされるほど今年は綱渡りのスケジュールであったから、なんとかこんな時間でもやっつけてしまわないとヤバイのだった。
天気は良いのに寒風吹きすさぶ中、時間とともに小さくなっていく日だまりゾーンへ椅子を持って移動を繰り返す。おかげで風がごんごん吹いていたが集計もごんごん進み、なんとか最後の数試合を残すまでに。試合はコールドを免れ、風は冷たくコールド、でもこれで胸の内は少しホットしちゃったわけで(^^)

しかし毎年のことではあるが、11月後半から12月の師走は先生でもないのに、フレンズの山積する業務に奔走しなきゃなんである。来年こそこの問題を解決しなきゃと思いつつ1年が経ち、また師走を迎えるのも毎年のことではある。

あっ!すっかり失念。
去年は不幸があったので遠慮したのだが、今年は年賀状も作らなきゃだった。

2012年11月13日火曜日

6連打のサヨナラゲーム!


※「晴耕雨読」から転載。
11月11日。奇しくも1がズラリ並んだ今日、川崎市宮前区ではいよいよ新人戦の開幕なんである。子どもたちは皆文字通り1からのスタートだ。来年の本シーズンに向けての腕試し的要素なんかもあって意味するところは大きい。

開会式前にはKasaharaさんや連盟スタッフ、Queensやその他幾人かとご挨拶。小ブログを読んでいただいてるようで感謝。入場行進では我がフレンズの幼さが露呈するのは毎度のことであるけれど、選手宣誓のブルーアローズ主将Kurata君の言葉がふるっていた。
「宣誓!ボクたちはっ(中略)....日本シリーズの巨人や日ハムのような試合がしたいですっ!」

試合会場の富士見台ドームへわらわらずんずん移動した。
毎年ブログにも書いているけれど、11月は6年生を送る会やスコアブックの集計なんかで、地獄を見る季節なんである。ましてや今年は仕事で昼も夜も時間が捻出できず、一昨日はスコアブック集計が不安で夜中に目が覚めてしまう有様。送る会に使う6年生を囲んだコーチ父親たちの写真や5年以下の新人戦メンバーをカメラに収める。

対戦は野川レッドパワーズ。宮前イチの古豪である。実は9月30日、南部リーグAチームで最終回フレンズが猛追するもあと1点及ばず8:7で惜敗の記憶が新しい。超マンモス強豪チームだったレッパ。人数が衰退しこの新人戦では1年生も含めた12人の登録である。フレンズもかつて存亡の危機を経験してるだけに、指導者や親たちの心の痛みは共有出来る。しかし勝負は別である。
「プレイッ!」
先発Mamoruの初球はなんとヘルメットに当たってしまうデッドボール。暗雲たれ込める空気が漂い、更に安打失策などがからみ2失点を先行される。
しかしその裏フレンズは内野安打2本に5番Hiroのタイムリーツーベースで逆転に成功。
2回表DB+WPで同点に追いつかれるがその後4回まで安打1本のみのまあまあの好投を見せる。対してフレンズは凡打の山を築き2,3,4回は三者凡退。凡打の山はあたかも夢の島のゴミ山か筑豊のボタ山のごとし。五木寛之「青春の門」の「信介しゃん」なんである。

3:3の均衡を破ったのはレッパ4番のAoyama君。4回先頭打者で登場。筆者(ヤバイ。これ当たったら行くかも...)慌てて外野守備位置をバックさせたけれど時既に遅かりし内蔵助なんであった。ドンピシャのタイミングでレフトオーバーのソロホームラン。人数が極端に少なくなったレッパではあるけれど、毎年こういうドカベンタイプの子を輩出するチームなんである。

3:5のビハインドで迎えた最終回裏、フレンズの攻撃。
Ruiの相手エラーによる出塁で始まり、下位打線からのKyou、T.Takuto、Yuusukeが連続安打、1,2番に返り更に連打の5連打なんである。近年まれに見る快挙!すでに5:5の同点に追いついた。最後の打席はフレンズのダークホース、今日ここまで3の2を打っているBenである。3ボール1ストライクの5球目を見事に捉えて、左中間オーバーの「サヨナラタイムリーツーベースヒット」
7X:5。感動のナイスゲーム。下位打線に連打がでて上に繋げたことが筆者には何よりも嬉しい。まだまだ上には上があり、発展途上の幼いチームではあるし、怒りたいプレーも満載であったが今日は「オヤジの小言」は控えて素直に子らを褒めてやりたい。

ベストプレーヤーは言わずもがな、BenとHiro。
この試合の前のメイツVSフォルコンズも壮絶な内容であった。いきなり特別延長戦に突入し、やはりサヨナラゲームである。...ならば他はどーなんだ?
ここで筆者はフト思いつきNishimura編集長の制作による連盟HPの新人戦速報を見てみた。今日の結果を見ると.....おお〜!

11試合のうちX印のサヨナラゲームが5試合である。(筆者の見解が間違ってなければ)コールドも多し。これをどう読み解くか?
相変わらずの突出したチームも健在だが、サヨナラが多いということは実力伯仲、力が拮抗しているチームが多いという解釈が出来るわけで。
ちょっと来年が楽しみになっちゃった。しかし冬場の育成で春に大きく差が出るのも少年野球。野球以前に「ちゃんと挨拶」からのイロハから始めなきゃのウチではあるけれど。

勝って兜の緒を締めたい。

2014年有馬神明社初詣

2014年有馬神明社初詣
2014/01/05

2010年7月11日30周年記念式典にて