新有馬フレンズHP&BLOG

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有馬フレンズ公式WebSite

少年野球「晴耕雨読」BLOG

☆有馬フレンズ チームプロフィール ☆

当チームは、昭和55年有馬地区で結成され、今年で創部32年目を迎える軟式少年野球チームです。毎週土・日曜など有馬小と西有馬小の校庭を中心に元気いっぱい練習していますが、お父さんお母さん達も子どもに負けないくらい一緒に野球を楽しんでいます。子どもをサポートする大人同士のチームワークもバッチリです。
活動内容は上記練習のほか、宮前区の各種大会(年間5~7)や他の大会に参加しています。また野球以外には、夏合宿やボーリング大会などのレクリエーションなども盛んに行っており、子どもたちの交流も楽しそうです。
「百聞(文)は一見にしかず」
親子はもちろんのこと本人だけでもOK、是非一度グランドへ遊びに来てみませんか。いつでも歓迎します。(練習や試合の時間・場所などご確認の上お越しください。)
過去の主な成績
★川崎市および宮前区各種大会において、優勝・準優勝多数
★マクドナルド杯神奈川県大会:優勝 
★全日本学童神奈川県大会:準優勝
★関東団地野球リーグ:優勝     
★川崎北シニア藤峯杯:優勝
※所属 宮前区少年野球連盟 
※チームは小学校の活動とは関係ありません

2013年11月18日月曜日

立ち姿凛として


このブログのアクセス数が一番高いのは毎週月曜日と相場が決まっているんである。おそらく土日は少年野球で自宅のパソコンを開く機会もなく、家族団らんに現を抜かしているから....おっと、失敬。
だからその勢い余ってかどうかは知らず、月曜朝の通勤電車のスマホで、朝礼後のメールチェックのあとに、昼休みメシを食って帰った会社でネットを起動し......、或いは、ダンナと子どもを送り出したあとパソコンを起動した主婦、或いはパートに行く前の中途半端な空き時間にアクセスしてみる....。そんな感じで月曜はアクセスが多いのだろうと想像す。
週末に書いたQueensの「最高の仲間、最強のチーム」。この記事のあとも読んで欲しいナリ、なのだ。

それはともかく。
土曜は南部リーグA、松風スラッガーズ戦であった。
身長差も試合前の姿勢の良さも圧倒的に松風に軍配。筆者競馬はやらないが、松風が大本命ならフレンズは大穴というところか。しかしてその結果は....。

写真右上は試合直前の普通の円陣。そして試合後にもエールを送るための円陣を組む。その試合後の円陣が組まれた時に、以前もやったけれど筆者子どもたちの中へ割って入り、地面すれすれから上へ向かってシャッターを切った。「オラオラ〜、写真撮るぞ〜」と言ったら、わらわら、ずんずんあっと言うまに円陣がせばまりオシクラマンジュウ状態なんであった。それが下の写真である。

試合中の点景。珍しくフレンズ所属Nishi審判員がやってきて真ん中のマスクをかぶった。

松風さんとは連盟記念誌関係つながりでHigoさんや超ベテランUrabeさん、更にハイパー超ベテランKuriharaさんなどと知己である。因にHigoさんの奥方さまは美人さんなんである(^-^)昨年筆者の娘の娘が重病に陥った時、心温まるメールをいただいたりして。ポークビッツHigoちゃんはシニアに進み1年生ですでに背番号をもらっているそうだ。
そして最近のブログにも登場しているAbeさんがいる。5年連合の名将監督である。この日は審判員としてやってきた。
この商売柄、審判は星の数ほど見てきたが、Abeさんほど背筋のピンと張った、凛とした立ち姿をしている人は少ないはずだ。コールのタイミングとその動作、どれをとっても一級品の風格なんである。こんな審判にジャッジされたらベンチは何も言えないであろう。
筆者の持論であるが、球審はマスクとプロテクターなどで身を固めるがゆえに、極論すれば誰でもカッコ良く見えるもの。しかし、塁審は球審に比べて裸同然みたいなものだ。そういう時にこそ本当にカッコいいかどうかが問われるものだ。
あたかも平日はスーツにネクタイで身を飾っていても、休日になるとスネ毛むき出し短パンにヨレヨレTシャツでがっかりしちゃうサラリーマンが実に多いのと似ている。
ネクタイが似合っても休日の私服もセンスが良いとは限らない。逆に休日の私服のセンスが良い男は、スーツを着たらもっとカッコイイ、というのが筆者の持論なんである。

写真上の一枚を見て思った。
まるで邦画の戦争映画に出て来る戦艦の艦長役のようだ。沈没寸前のシーンである。
「俺の言うことを心して聞けっ!貴様らは家族のもとへ生きて還るんだぞ。即刻ボートへ乗り退散せよ。これは命令だっ」
「か、か、か、艦長はどうなさるおつもりですかっ!」
「黙れっ。貴様ら死ぬんじゃないぞ!約束を果たせなかったならあの世から化けて出てやるから覚悟しろっ。俺はここに最後まで残る。なぜならここが俺の家だからだ」
「自分も残りますっ! か、か、艦長〜!ううううっ........」(若い士官たちは膝から崩れ落ちてみな号泣しちゃうのだった...)
....みたいな。
そんな風貌である。さしずめ主演は三船一郎か中井貴一、またはAbeちゃんといったところか(^-^)/

さてもう一枚。バランスの絶妙な一枚が撮れた。

これを見て少年野球に関わる人なら何のシーンかすぐに分るはず。スクイズ失敗の瞬間なんであった。5人の人が写っている。まず左から投球と同時にスタートを切った3塁走者。スクイズバントを失敗し打ち上げてしまった打者。瞬時にマスクを取り打球を見上げる捕手。同じく球審(ちょっと違う方向を見ているが(^-^))。右は3塁コーチャーである。
結果はファウルフライに終わり難を逃れたフレンズである。いや、難を逃れたのは松風か?

試合は以外にも1:5でフレンズの勝利であった。近年のこの時季のデータを顧みれば、内容も悪くないと思う。まだまだどーなるかは分らないが。
来年に大いに期待したくなる内容でもあった。

2013年11月12日火曜日

宮前の男ども


※少年野球「晴耕雨読」から転載
なんともうこの時季、新人戦の季節がやってきちゃったんである。
事実上6年生は引退、来年の新チームが公式にスタートする、現役5年生以下のメンバー構成での大会である。

第三試合のフレンズが、あわただしく宮前少年球児の憧憬の地、第一公園ドームに到着して目に入ったのは、奇しくもQueens女子対決の第二試合であった。水沢ライナーズのFuukoとリトルグリーンズのJuri。Fuukoが力投すればグリーンズ打線も沈黙。Juriがネクストバッターズサークルに腰を下ろせば、Juriの専任メンタルトレーナーOkumuraさんが、後ろから何やら秘策をアドバイス。これが功を奏したか彼女の打撃はライト前ヒット。しかし、不運にもライト前ゴロに終わってしまった。子どもの野球では「ライト前ゴロ」はよくあることだ。頑張れFuuko、Juri!
別会場でのQueens交流戦では、女王の貫禄か初戦を勝利したとの情報も聞いたところだった。

この二人をネットの穴ぼこからレンズを向けていたら松風スラッガーズAbeさんが「Tさん、忙しいですねえ、Queens対決ですよねえ(^-^)」
しばらくして熱心に観戦するAbeさんに筆者から言った。
「Abeさんも5年連合の子たちが活躍してると、気になってしょうがないでしょう?」
「ええ...、ああ....、はい....、そうですね」
にこやかな笑顔であったが、筆者瞬時に後悔した。彼の表情に一瞬曇りの陰が宿ったのを見逃さなかった。まだAbeさんは今年の連合のことを引きずっているのだなと。俺は傷が癒えてないところへ塩をすり込んでしまったのだろうか。

思い出した。以前秋季大会懇親会で5年連合Abe監督が、数千人のいる前のステージで本人曰く「今流行の土下座」をしたことを。Abeさんらしいパフォーマンスだなと思い、当時は格好のブログネタにと思わずシャッターを切ったのだが....。いまだにこれをブログには載せていない。なぜなら、後日Okumuraさんから聞いた言葉があったからだ。「Abeさんのアレは、自分の気持ちをああやってパフォーマンス的に装うことでもしなければ、どうにもやりきれない心情があったんだと思います」と。彼の心の中は我々が想像する以上に、自分を責めて期待に応えられなかったという忸怩たる思いがあったのだ。
後日、ある母が言っていた。「あれだけ責任感を持って連合を背負っている人なんだって....、それだけでもAbeさん凄いと思った」男のみならず女のハートもわしづかみだ。
Abeさんとは数年前の「連盟記念誌新年会暴風吹き荒れる事件」(当ブログ収録)以来のおつきあいだが、いつもニコニコ笑顔で談笑してくれる。
宮前少年野球でも皆から信頼の厚い男の一人である。例えば鷺沼ヤングホークスKurosuさん同様に、彼の周りにはいつも人が寄ってくる、そんな男なんである。
「Abeちゃん、来年も頑張って」上から目線でゴメンナサイ(^-^)

晩秋の枯れ葉舞う外野。
試合前、花の台フラワーズ代表Saitohさんとネット裏でしばらくお話を。対戦前に貴重な花フラの裏情報を得たんであった。
別名「花フラ夜の部室」または別称「スナックマコト」あるいは特別屋号「宮前少年野球連盟夜の社交場」...しかしてその実体は「マコト酒店」の店主である。店舗建て替え計画が進んでいるのだ。今度の新店舗はだいぶ狭くなっちゃうらしい。しかも仮店舗はない。「えっ、じゃあ、みんな呑みに行けなくなっちゃうじゃないですか?」と言ったら「いやあ、それが...。夜中に呑みに来いと無理を言われなくなってホッとしてるのもいたりして」と、苦笑しながらもどこか淋しげな表情であった(^-^)

花フラ前監督Tadaiさんは新チームでは監督を降りて29番を背負っていた。でも試合中のサインは変わらずTadaiさんが出していた。あれはフェイクじゃないはずだ。チームに多大な貢献をしたTadai前監督。短期(長期?)政権を譲る形になった理由を、本人あるいはSaitoh代表に取材するのは次回にしようか。

さて試合である。今般フレンズは近年まれに見る豊作が期待されているんである。
フランスワインの政府格付け等級で言えば、「ヴァン・ドゥ・ターブル」から「ヴァン・ドリミテ・ド・クオリテ・シューペリュール」を一気に飛び越えて、「ロマネ・コンティ」まで行かずとも「アペラシオン・ドゥオリジーヌ・コントローレ」級に格上げされるやも知れぬ勢いがあるんである。ワカリマスカ?

初回先発4年エースRuiは快投で三者凡退に切ってとったはいいが、いきなりのアクシデント。突き指をしてしまったらしく、自ら申告し降板。以後はファーストを守るも送球はかなり無理な状態、打撃は2死ツーストライクからでもバントしか出来ず、やむなくベンチへ下がることに。いきなりの予期せぬアクシデントであった。
1回裏これを払拭するように先頭打者やはり4年の切り込み隊長弾丸小憎のShohgoがレフトオーバーのツーベースで出塁、失策からみの三塁、これを4番4年Yuiのセカンドゴロの間に先制点を挙げた。1:0。

急遽Ruiに代わってマウンドに登ったのはなんとまだ3年生のYuuta。5回まで唸る左腕、威風堂々のピッチング、同点にされたが花フラ猛攻打線を1失点に抑えたのは立派だ。とても3年生とは思えない投球内容である。渡米する日本プロ野球選手を白眼視するあの張本を差し置いて、「アッパレ」シールを10枚くらいあげたいくらいだ。
試合は終盤花フラ4番Kurihara君の走者一掃のタイムリースリーベースで逆転されて5:1で敗戦だったが、なんだかいい試合であったぞ。課題はフレンズ慢性の打力不足である。
来年に期待したい。いや、期待できるチームになりつつある。

2013年11月3日日曜日

がんばれ東北「心のチカラ」


※少年野球「晴耕雨読」から転載。
今日は南部リーグである。午前の試合は行けなかったけれど、対Aチームフォルコンズ戦はなんと11:1のコールドゲーム。ただスコアブックを検証するに、がんがん打ちまくったというわけでもなく、相手失策や暴投なども大いに得点にからんだようであったけれど。でもコールド勝ちというのは立派である。

午後から筆者も参戦。今度は対Bチーム野川レッドパワーズ戦である。6年の抜ける選手の面々はまだまだ「頼もしい」という面構えには至ってないが、それでも近年の成績からすれば来年が少し期待できる顔になってきた。

試合前にニコニコと挨拶に来てくださったのはレッパのYoshikawaさんだ。Queensの審判でもあるYさんのこの笑顔を見てると、ついこっちも笑顔になってしまう不思議なチカラを持っているんである。
訊けばレッパは24人、来季6年抜ければ18人という、ほぼうちと同じような人数構成である。宮前の最古豪のとんでもない歴史のあるチームも、子どもの人数には勝てないのだった。野球は「審判と天気」には勝てないと昔から言われているが、少年野球はチームの子どもの数もそれに近いものがあるわけで。
野球がずば抜けてうまい子が仮に10人に1人の割合でいるとしよう。10人しかいない小さなチームではうまい子は1人だけだが、90人もいるチームなら9人スタメン全員がずば抜けて野球のうまい子だけになるわけだ。もちろん仮の話ではあるけれど、統計学的確率論的な絶対値である。しかし人数の少ないチームでもなんとかして上を目指すところに面白みと難しさがある。大きな体で常勝無敵の北の湖は時に憎まれ役になり、小さな体でも巨体を土俵に沈める千代の富士を応援しちゃうのは、洋の東西を問わずどうやら人間の持っている性(さが)なのかもしれない。
偶然ではあるけれど、今このブログは第7戦楽天VS巨人をTV観戦しながら書いているんである。
何をか言わんや、である(^-^)

試合はこれまた圧勝の7:0のコールド勝ち。しかしやはりレッパはベストメンバーではなかったらしいけれど。それでも一日のダブルヘッダーでA,Bともにコールドゲームというのは、弱小フレンズにしては近年まれに見る快挙なんである。

この時季になると「6年お別れ会」の空気感が漂いはじめ、筆者は公私ともに忙しくなる。いろいろやんなくちゃ的仕事が山盛り大盛りてんこ盛りなのだ。そのひとつお別れ会用の6年3人の写真を撮った。ヒマしていた3人は選手の妹軍団にタジタジであった。
小さい子というのはグランドで緊迫した試合なんかどこ吹く風、試合そっちのけで砂場でぎゃんぎゃん遊ぶ姿は、古今東西どこでも見られる光景である。

オマケ編1。
フレンズOBで今中学2年のOnoがひとりで遊びに来た。
中学生になり野球ではなく吹奏楽部を選択して「華麗なる転身」をはかった。すっかり声変わりしていたが、無理矢理ノックを受けさせて、その返球フォームを見たら全く昔と変わらなかったのには笑った。けれど野球はやめたがいい笑顔をしていたぞ(^-^)
オマケ編2。
5年連合代表だったKasaharaさんから10/20の祝勝会の写真が当日送信されてきた。
いつかブログにと思って温存していたのだが、今日Ohmori母から話を聞いたら「この写真またブログに載るんじゃないの」と周りの母たちから言われたのだそうだ。早速アップしちゃうんであった(^-^)

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さて、書きながら途中ブログタイトルはいかがなものかと思案していたのだが、東北楽天がつい先ほど優勝を決めた。9回表は書く手を止めて見入ってしまった。田中がブルペンで準備している映像をみて直感した、これは粋な監督采配などではなく田中が監督に直訴しての登板ではないのかと。同じように推測した野球ファンは決して少なくないはずだ。160球投げた翌日、セーフティーリードとは言えない場面での志願の登板。
この闘志と自信は東北の被災者の方々にどんなにか勇気を与えたろうか。
おめでとう!
9回に田中がマウンドに登った時、ブログタイトルが瞬時に決まった。
がんばれ東北「心のチカラ」
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まだまだ、いつまでも


※少年野球「晴耕雨読」から転載
時間と余裕があればすぐにでも行っておきたい場所がふたつある。
ひとつは千駄ヶ谷の国立競技場。2020年東京オリンピックに向けてもうすぐ閉鎖される。ニッポンのサッカーの聖地と言われ、ワールドカップの時はパブリックビューイングにも行こうとしたけれど叶わず。ついに一度もゲートをくぐってない不届き者のサッカーファンの風上にも置けぬ筆者である。年内は場内を巡るツアーがあるそうだ。行ってみたい。

もうひとつは先日新築オープンした京王れーるランド。
私鉄系鉄道博物館である。オープン日は平日にもかかわらず、長蛇の列で予想以上の人気らしい。お馴染みの鉄道ジオラマや運転シミュレーション、ファミリー向けの子どもたちに人気の「アスれーるチック」などの遊びの施設コーナーもある。屋外展示場には京王電鉄の旧車両がズラリ。当日は「Yahoo!NEWS」やTVニュースにも取り上げられた。
おっと、筆者は京王電鉄のスポークスマンではないし、鉄道マニアでもない。じゃあ、なぜ?筆者は昨年計画当初の基本デザイン設計に関わって、何枚ものパース(完成予想図)を描いたり、大まかなデザインを担当したからなんである。黒子としてのデザイナーなのであまり大きな声では言えないけれど(^-^)

おっと、このところQueens女子野球や宮前少年野球ばかりで、有馬フレンズブログをかまけていたんである。久々のフレンズなんである。
先日南部リーグ大会の有馬子ども会戦をやった。悪くない試合だったと思う。もっとも相手は連合で主力2人を欠いたアリコではあったけれど。
もうじき冬の到来、6年生の引退、そしてお別れ会...などを彷彿とさせる秋の日差しが柔らかく肩にそっと乗っている、そんな晩秋の一日であった。

試合中スコア監修をやりつつ、広報カメラマンとして後方も徘徊。沖縄のハイサイオジサン♪ならぬ、徘徊オジサンである。ふと見ると外野席の花壇に腰掛けたひとりの少年がいた。祖父母と一緒に野球を観戦していたのだが、どうにも様子が違う。一生懸命スコアブックをつけていたんである。筆者こんなブログを書いている身としては声をかけずにいられなかった。
「おっ、スゲーじゃん。スコアつけてるの?」
訊けばなんとお隣の盟友チーム「鷺沼ヤングホークス」の6年、Arikawa君であった。午前中に練習が終わったので午後はこの試合を観てスコアの勉強をしに来たとのこと。
なんと素晴らしい少年ではないか。ベンチへ戻り過去のヤングとの対戦スコアブックを検証したら、Arikaw君の名前があった。こんな少年を放っとけないのがオトナの性というもの。スコアラーバッグの中に手つかずの新品のスコアブックがあった。予備のブックなのでたぶん来年も出番はないだろう。男には使用期限があり、女には賞味期限があるように、スコアブックにもそれがあるのだと自分に言い聞かせ、再び彼の元へ。
「これ、オジサンからプレゼント。Kurosu監督によろしくね」
頑に固辞していたけれど半ば強引に彼の手元へねじ込んだ。
「あ、あっ、ありがとうございます」
とても真面目そうな子だった。スタメンに入れず試合に出れずとも元気に大きな声を出す子らしい。(後日取材網を駆使した)

ピロティーでは小さい子たちがベースを置いて即席の東京ドームを再現し遊んでいた。彼ら彼女らにとっては十分に広いスタジアムだ。
スコアブックの集計を真面目に取り組んでいる男がいる。今年からサブとして大活躍のHiroの父Ohmoriさんだ。この日も「集計お任せっ!」と言ったら即ニンマリし、早速ピロティーの端っこで黙々と集計しはじめた。声を掛けてもボールが飛んできてもおかまい無し。黙々と集中している。
まるで忘れた宿題を居残りで教室の隅でやっているみたいなAyumuちゃんなんであった(^-^)

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実はここからがブログ本題なんである。読み疲れた方は明日続きをどーぞ、なんである。

昨年鷺沼ヤングホークスのKurosu監督から満面の笑みで話を聞いたことがある。
60歳になった時にチームから赤いちゃんちゃんこを贈られたのだそうだ。こんな粋なことを出来るヤングの父母も素晴らしいと思うと同時に、はて俺たちはYanagisawa代表やKanedaコーチに何か感謝の気持ちをカタチにしているだろうかと、愕然となったのであった。いつか実現したいなと....。

先日うちの代表Yanagisawaさんが70歳の誕生日を迎えた。かなり以前から「俺みたいなロートルがいつまでも監督をやっていたんでは、フレンズが成長しない。後継者に譲りたい」と言っていたYanagisawa監督を何年間ものあいだ説き伏せてきたのだったが、数年前についに監督を勇退し代表に就任。フレンズ創設以来30数年を土日全てをフレンズ野球に捧げてきた人だ。試合中の判断は風のごとし、頑固さにおいては山のごとし、野球好きにおいては他の追随を許さぬ、70年間を野球一筋に貫いた人である。今でも柔らかなピンポイントのノックの腕前は天下一品だ。筆者のような若造が言うのもはばかれるが骨太な昭和の野球人と形容しても良いだろうか。

Akane母に代表の誕生日のことを告げた。そんな代表のバースデイを祝おうと、母たちが中心になって急展開を見せ始める。筆者も裏で暗躍したけれど、全ては母たちが頑張って企画、行動に移してくれた。
乾杯!おめでとうございます(^-^)
筆者が仕切をやった。高性能ワイヤレスマイクを持って。
チームからの花束贈呈、母有志からの記念品も贈った。ここからの写真は居酒屋の暗さで鮮明ではない。フラッシュを使うと平坦な絵になるので、極力使わずに撮ったら、みなブレてしまった。アララ、花束贈呈のスレンダー美人妻ふたりがぎゅんぎゅんブレちゃった。

部屋の照明を落しAkane母がバースデイケーキを持ってくる。大盛り上がりであった。
OB母で去年の母マネのInoueさんから直筆のお手紙も披露、朗読...。
Yanagisaki母など来れなかったメンバーたちの祝辞も伝えた。

「この歳まで野球をやってきて、こんなに嬉しいことはない」
代表の言葉であった。因に手にしているモノは筆者が急遽入手した高性能ワイヤレスマイクである。決して鍋のアク取りなんかじゃない(^-^)

来年は6月に重鎮Kanedaコーチの誕生会も絶対やるんである。これを毎年の恒例行事にしたいくらいだ。今から予定を開けておくように言っておいた。代表のかつての会社の先輩でもあるKanedaさんの締めでお開き。

お二人とも、まだまだ、いつまでも、フレンズを見守って下さい。お願いします。

2014年有馬神明社初詣

2014年有馬神明社初詣
2014/01/05

2010年7月11日30周年記念式典にて