新有馬フレンズHP&BLOG

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どうぞよろしくお願い致します。m(_ _)m

有馬フレンズ公式WebSite

少年野球「晴耕雨読」BLOG

☆有馬フレンズ チームプロフィール ☆

当チームは、昭和55年有馬地区で結成され、今年で創部32年目を迎える軟式少年野球チームです。毎週土・日曜など有馬小と西有馬小の校庭を中心に元気いっぱい練習していますが、お父さんお母さん達も子どもに負けないくらい一緒に野球を楽しんでいます。子どもをサポートする大人同士のチームワークもバッチリです。
活動内容は上記練習のほか、宮前区の各種大会(年間5~7)や他の大会に参加しています。また野球以外には、夏合宿やボーリング大会などのレクリエーションなども盛んに行っており、子どもたちの交流も楽しそうです。
「百聞(文)は一見にしかず」
親子はもちろんのこと本人だけでもOK、是非一度グランドへ遊びに来てみませんか。いつでも歓迎します。(練習や試合の時間・場所などご確認の上お越しください。)
過去の主な成績
★川崎市および宮前区各種大会において、優勝・準優勝多数
★マクドナルド杯神奈川県大会:優勝 
★全日本学童神奈川県大会:準優勝
★関東団地野球リーグ:優勝     
★川崎北シニア藤峯杯:優勝
※所属 宮前区少年野球連盟 
※チームは小学校の活動とは関係ありません

2014年5月29日木曜日

「ノミニケーション」は大切


※少年野球「晴耕雨読」から転載。

正式に5年生以下のいわゆるBチーム(連盟的にはジュニアチーム)を起ち上げるのはいつ以来のことだろうか?子どもの数が決定的に物事を左右するんであるが、プラス指導者ベンチスタッフの人選、協力父母や運営メンバー、遠征時の車の手配、グランド使用の振り分け.....なんとまあいろいろあるんである。今年のフレンズはギリギリの人数だがBも登録し大会出場することになった。まだ慣れぬためにもしかしたら予期せぬトラブルなどもあるかもしれない。しかし、それは大らかな気持ちで寛容のココロが肝要なんである。

午後の水沢ライナーズ戦の前に、AB分かれて別行動。Bチームは新監督Tomiokaさんの提案でルールを中心に「野球教室」を開催することになった。それをメールで知った筆者はホワイトボードで使えるよう、球場の俯瞰図をA3貼り合わせのA2サイズで制作。これ、大事。ホワイトボードにマーカーの殴り書きで言葉を羅列しても、小さい子にはなかなか伝わらないからと思ったからだった。前夜やっと完成。

新Bチームスタッフを紹介したい。監督はこのブログでも幾度か登場のTomioka、29番はOhshiro、28番Soneの各氏なんである。いずれもAチームに子どもを持つ親コーチなんである。つまり試合がカブった時はAの自分の子の試合が見れない可能性が大きいのに、よくぞ買って出てくれたわけなんであった。世の中の、自分の子どものことしか頭にないエゴイスティックな少数の親たちに、爪の垢を煎じて呑ませてやりたいと思う。
もっともオヤジたちの爪の垢を採取して煎じるのは、どーにも気色悪いので筆者は遠慮することにするが。
サブスコアラー二人もAの親なので、Aを譲り筆者はBのスコアラーを担当。経験者なら分るはずだが、Aに比べて低学年のスコアブックは死ぬほど大変なんである。あり得ないプレーが続出するからだ(^-^)

熱血新監督Tomiokaさんの言葉から。
「野球は人が動いて点になる競技」
サッカーやバレーボール、バスケなどはボールがゴールなどを通過した時に初めて点になる。選手がゴールの中にいくらなだれ込んでも点にはならない。野球は人が本塁を踏んだ時に初めて点になる、というもの。
「野球は一気に点が入るスポーツ」
サッカーなどは1点ずつ得点しその大小で優劣を競うもの。野球は一打で2点3点、本塁打が出れば一気に4点だって取れる。確かにサッカーの審判が「今のは素晴らしいシュートだから3得点にしてやろう」なんてことはない。

そんなことを聞いていて筆者、もうひとつ思いだした。
「野球は攻めと守りがハッキリ分かれている競技」
他の球技は攻めと守りが渾然一体、めまぐるしく変わるんである。しかし野球は攻撃する側は有無を言わせず攻める一方で、守るほうはどんなに苦しくても3アウトを取るまでは延々と守るしかないんである。センターフライからのタッチアップで3塁走者を本塁で殺したら、守備側が1得点出来るなんてことはないんである。
むむむ、待てよ!これを書いていて思ったけれど、むしろそれが実現したら超オモシロイぞ。1:1で迎えた9回裏の守備で、先のような場面でタッチアップの走者を本塁で刺したら、守備側に1点入るというルールにすれば、9回裏であっても守備側にもサヨナラ勝ちの可能性が出て来るわけだ。飲み会なんぞでこの「守備側にも得点ルール」のアイディアを出し合えば大いに盛り上がるかも。

皆、学校の勉強並みに真剣に聞いていたけれど、たぶん下級生はほとんど分ってないだろう。子どもの指導はそういうものだと心得るべし。「いいか、分った?」「は〜い」となっても、何人かは分ってないと思ってかからなければいけない。
我々指導者は「教えたつもり」になって「教えたんだから出来るはずだ」と思ってはいけない。「教えたからといって必ずしも出来るとは限らない」を胸に刻むべしなんである。
それでも、有意義な時間を共有できたと実感した2時間であった。この野球教室、雨の日やグランドがない時などに、是非Aチームでも開催しようということになった。
場所は地元の生涯学習施設「アリーノ」連盟事務局のOhtakeさんのいる公共施設である。

午後の試合を快勝し、有馬ドームで練習、夕刻帰宅時の路上でふとバイクを停めてiPhoneで日没の大きく沈み行く夕陽を撮ってみた。


さて、一気にいっちゃう。
その晩は久々に祝勝会。自宅の小さい子らさえ安全なら男女混合で父も母も集まり、くんずほぐれつ(?)酒を酌み交わす。酒池肉林じゃないよ、楽しい酒宴となった。
盛り上がったオトナの話の詳細はここでは書けないことも多い。小学生も読んでいるからね(^-^)もし「シーモネーター」のアラガネーゼ(Araganeコーチ)がいたら、場はそっち方面に終始していたに違いない。
宴もたけなわの頃(23:00頃かな)Ohshiroコーチの仕切で一人ひとり、なんでも良いから話すことに。やんやんやんやの喝采や、しんと聞き入る話、またはやたら茶々を入れる輩が跳梁跋扈(ちょうりょうばっこ)してヒンシュク買ったり....。みなさんのところでも良くある飲み会のワンシーンなんであった。
「ノミニケーション」....昭和オヤジの死語とバカにしてはいけないのだ。
これ、ホント大事なんである(^-^)

会計後最後に筆者、iPhoneを構えて「はいはい、ブログ用に撮るぞー!並んでー!」
と、そしたら、Akane母が気を利かせて店員を呼びシャッターを。「Tさんもこっちに入んなきゃダメよ〜」と。
列の真ん中を開けて筆者はそこに来いと言われて、言われるがまま最後にそのポッカリ開いた穴ぼこに納まった。
穴があるとすっぽり入りたくなるのは、大昔からモグラとオトコの本能なんである(^-^)
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2014年5月27日火曜日

飛翔するペガサス


※少年野球「晴耕雨読」から転載
それにしてもどーしたって言うんだ、今日のアクセス数が22:30現在で131とは。
先週も100を超えてビツクリだったのに、今日は「晴耕雨読」史上初のこの数字。アクセス数の裏にはカラクリがあるのだけれど、それにしてもなんである。ありがたや。もしかしたらオランダあたりからの数字が寄与しているのかもしれぬ。いよいよ世界に羽ばたく「晴耕雨読」....とは連盟Nishimuraさんの弁。
昨晩書こうと思ったけれど、祝勝会という「ご公務」で帰還は午前様。よって本日になったんである。

さてジャビットカップ初戦、VS水沢ライナーズ。つい先日も「シートノック」について書いた。Lのノックを見ていたら守備に穴がないなんである。まさに侮(あなど)れないわけで。守備がうまいチームは打撃も推して知るべしなんであった。
LにはQueensのFuukoがいる。個人的には活躍して欲しいけれど公式戦なので、チームとしては負けるわけにはいかないという、二律背反的心情なんであった。

初回表Lの攻撃ではFの自滅的1失点である。四球と連続失策。普通なら嫌な空気が流れて暗雲たれ込めるところだったが、後続をなんとか凡退に抑えた。この最小失点というのは大きかった。

Lの先発はFuukoかと思いきやInoueくんだった。Fuukoは捕手である。少年野球でキャッチャーを女子がやるというのは相当珍しいことだ。それだけ信頼が厚い証拠なんである。
対してFはこのところエース格として安定してきたHiro。1失点は自責点ではないし、今のウチなら杞憂に終わる点数なはずだ。

1回裏Fの攻撃。守りの堅いライナーズからこんなに打てるとは。KohkiのBH、Rui、Hiroの連続タイムリー2塁打などで計6得点。先日のウルフ戦に続き初回のテンションはマックスなんであった。結局この1回で6:1になったことが決定的だったかもしれない。これが1,2得点で終わっていれば、その後の展開は苦しいものになった可能性はなきにしもあらず....。
特筆は守備面でも苦しい場面でファインプレーが続出したことなんであった。Kohkiのファーストでの二つの美技、捕手Yuiはキャッチャーフライをダイビングキャッチ、ショートのRuiは三遊間を抜ける打球をこれまたダイビング、二遊間でのカバーもお見事。美技の連続でチームが盛り上がらないわけがない。

Fuukoは途中捕手からセカンドへ。その中でもいつもチームを鼓舞する大きな声を出していた。これにはびっくりなんである。第一公園ドームに響き渡る一番大きな声を張り上げていた。終盤は喉が潰れるのではと思ったほどの悲痛な叫びにも聞こえた。
昨年のQueens主将Himari。誉れ高き名キャプテンの名を欲しいままにしている彼女も今や中学生だ。そのDNAを受け継いだ今季Qの主将Fuukoなんであった。張本氏でなくともアッパレをあげたくなっちゃうんであった。今年のQueensを頼んだぞ!

中盤終盤と小刻みに得点を重ね追い上げるLを、5回にYuiの適時打で追加点を奪い突き放す。
終わってみれば内容も悪くない7:4で快勝。このところチーム事情でいろいろあったけれど、この試合に勝つことはベンチスタッフ、特にSueki・Nishinaka両コーチにとっては特別な意味があったはずだ。

ところでなんである。
この試合の前後にいろいろあって、またしてもブログネタ倉庫に一気に荷がダブついてしまった。あんなことやそんなことなど....。またしても次回に書こうと思うんであったけれど、そのひとつのサワリ部分をアップ。
連盟Nishimuraさんがほんのイタズラゴコロでこんな暴挙に出たんであった。
4月からオランダへ赴任のウルフにいたMさんに送るメールに添付すると言うので、ニンマリと老醜をさらしてiPhoneカメラにピースサイン。
ところがその後、顔写真が連盟HPにアップされちゃったんである。筆者このブログに自分の写真がないのは、意図的に載せないのではなく、カメラマンだから自分の写真がないだけなんである。確かに自ら載せるほどの器量良しではないので、興味がないだけであるけれど、載ったら載ったで全然構わないわけで。このHPはNishimuraさんがバックネット裏からほぼリアルタイムで更新している力作なんであった(^-^)/

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2014年5月22日木曜日

夢の未来


※少年野球「晴耕雨読」から転載
だいぶ以前の練習試合ではあるけれどなんとかアップすることにした。相手チーム名は稲城市の「フューチャードリームス」なんである。少年野球チーム名もいろいろあるけれど、「フューチャードリームス」=未来の夢=とはなかなかのネーミングであった。
あとで知ったことだけれどいろんな意味でかなり特異なチームなんであった。

先発のマウンドはFはHiro、FDはMaruyamaくんである。
1回表Fの攻撃、先頭打者はShohgo。3球目を強振しレフトオーバーの見事なツーベース。続くKohkiもレフトへの当たり。その後WPなどからみ3点先制なんであった。

FDはそれにしてもまずは、ユニフォームがほぼ酷似している縦縞なんであった。近年上をチームカラーにして下は練習着と共用できる白にするのが主流になっている。ただでさえそうなのに、Fは上下とも伝統の縦縞スタイルだ。少年野球ではあまり見かけないはずである。FDも全く同じユニフォームだった。筆者の記憶では2,3回しかお目にかかったことがないんである。
Hiroは1,2,3回と三者凡退無失点に抑えた。

5月のうららかな日曜日。珍しいOBがやってきた。
前監督であり、フレンズ絶頂期の選手OBでもあるSatohくんだった。カノジョもいるのだがもう32歳である。その時代の同期OBのItohくんもやってきた。会社の(?)草野球チームはおそろしく強豪で全国大会にも出ているんである。彼らの時代は神奈川県大会優勝もあり、ほとんど負け知らずであった。
そしてこのところフレンズによく来て子どもを見てくれているItohくんの弟、Shinyaくんだ。彼は30歳、筆者の息子と同期だったんである。この時代ももの凄く、学童県大会準優勝まで行き、これに勝っていれば全国大会だったんである。年間チーム勝率は9割超えであった。
彼と昔話をした。
「オレらの頃って、あんまし練習試合をやった記憶ないんですよねえ」
「あはは、そうだね。あの頃は毎週のように公式戦で遠征が多かったからなあ。朝5時半集合して無言でアップして、8時半から大師球場で第一試合やって、宮前に帰ってから午後別の大会に出たりとかね」練習試合よりも普段の練習をがっつりやっていたような記憶もある。.....今は昔である。

試合はFの攻撃陣が4,5,6回に加点し計10点。投げてはHiroが7回74球の省エネピッチングで10:0の完封完投勝利。
写真を編集していてセカンド塁審のToyodaオヤジがキリッとした2枚目に写っていることに気づいた。さすがはチーム1のイケメン選手Takutoの親である。ん、普通逆か(^-^)
最近はすっかりフレンズオヤジカラーに染まりきって、ジョークでツッコミを入れると精度の高い返しが出来るようになった(^-^)


「フューチャードリームス」はかなり特異なチームと冒頭に書いた。
試合終了後FDのコーチと煙草談義で得た話。
実は昨年発足したばかりのチームだそうだ。当初は監督とそのコーチと選手4,5人からスタートしたんだとか。それが今や短期間でBチームまで作れるほどになった。氏の熱い弁舌を聞いていると、少年野球チームにありがちな不満や不条理を解消し監督と二人で理想的なチーム作りを目指して作った、みたいな印象を受けた。父親たちもみな背番号入りユニフォームを着ている。この日は31番から35番までのお父さんがいた。父たちにも子を育てるという意味でコーチとしての自覚を持ってほしいとの意図らしい。
なかなかに革新的なチームなんであった。
ぜひ、頑張ってほしい。
直訳は「未来の夢」が正しいけれど、本ブログのタイトルでは敢えて逆さまにしてみる。

「夢の未来」
このほうが素敵な明日が待っているような気がしちゃうから不思議なものだ(^-^)
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2014年5月16日金曜日

シートノックは全てを物語る


※少年野球「晴耕雨読」から転載
VS富士見台ウルフ戦なんである。前回ブログにも書いたようにここに至るまで、公式練習試合含めて破竹の4連勝なんであった。子どもたちもチームもその上昇機運を手のひらに感じることが出来るくらいの実感があった。

決して悪い意味で言うわけではない。むしろ賛辞と解釈されたい。ウルフはたぶん宮前の他のチームからは「打倒ウルフ」のスローガンを掲げられているはずだ。それだけ毎年その実力を遺憾なく発揮してくれちゃうから、羨望と嫉妬の的にもなっているのであろう。少年野球のプレーの精度は打にしろ守にしてもハンパないわけで。

今までならば「今日はウルフかよ〜」とナーバスになっていたものだが、満を持して気運が盛り上がって臨むウルフ戦。むしろウルフと戦えることが嬉しくもある気分だ。第一公園ドームへ向かう車中、Tagami母号に乗った。彼女もこのところのチームの状態の良さに気を良くしている。車中の会話の中で筆者は言った。
「水を差すようで悪いけど、ウチとウルフではハッキリ言って実力差では雲と泥くらいの差があるよ。過去の対戦では10点20点差での敗戦が当たり前。でも今のウチなら、勝つまではいかないけど、せめて「一泡吹かせる」ことは絶対出来るはずだ」

先発はWのマウンドはImanishiくん、ベンチスタッフでユニフォームを着ているのは彼の父である。後ろから心配そうに息子に視線を送る母もいる。QueensのAyanoは妹。泰然自若とデンと座っているのはご存知名将Ogasawara監督。過日とても素敵なものを拝受した。m(_ _)m。Imanishiくんは安定した制球力が持ち味だ。片足を上げてギリギリまで本塁方向へ体重を傾けてのちに腕を振り抜くことで、ボールに重さを乗せることで、やや小柄ながらも球威を確保している。
フレンズの円陣を組んで雄叫び(+雌1名)を上げる声にも、いつにない気合いを感じたのは、筆者だけではあるまい。


1回表Wの攻撃。3番Hayashiくん、4番Imanishiくんの連打などで3点先取。宮前の他のチーム関係者ならばすでにご存知だろう。この主将Hayashiくん、とんでもない逸材なんであった。打撃も守備も超小学生級で次元が違うのである。他のチームに提言しちゃいたい。右打者打撃の時は三遊間に引っ張ってはいけない。彼の守備範囲はまるでドラゴンボール悟空の瞬間移動のようだった。三遊間というけれど「三」と「遊」のあいだに「間」がなく、普通なら間違いなく外野へ抜けている打球も、ことごとく彼に捕球されちゃうのだ。打っても打球のスピードがハンパない。

普通ならFは先制されたらまたかと下を向く傾向があった。
しかし、この日は違った。
1回裏のF攻撃。Shohgoが綺麗にセンター返し。これだけでもFギャラリーはのっけから大盛り上がりなんである。続くKohkiは四球で出塁し無死1,2塁。3番Ruiは速球でも打ち返せる能力はあるけれど、今後の展開を予測すればベンチの手堅い送りバントの指示は頷けた。見事1死2,3塁。ここで主砲4番Hiro。インローをすくいあげるバッティングはあまり褒められたものではないが、高々と舞い上がった右中間への弾道は大きな弧を描き、俊足強肩のウルフ外野手のグラブの届かぬところへ着弾した。
更に5番5年生Yuiのセカンドゴロの間に追加点で、なんとW相手に3得点、試合を振り出しに戻したんである。見事なベンチ采配とそれに呼応した選手たち。
やっぱり俺の予想は当たったぞ、と冷静にスコアブックを付けながら一人ほくそ笑んだものである。父母たちギャラリーではもう勝ったような大騒ぎであった。

ピンチの場面ではなかったかも知れないが、Ogasawara御大がタイムをかけてマウンドに歩み寄る。とうとう監督をマウンドに引っぱり出したぞ。これだけでもちょっぴり嬉しいのであった。Wサイドでの思惑はたぶん違ったろうけれどね。
2番手はWKatohくん、FはRui。

しかしそのあとの展開は推して知るべし。
スコアラーをやっているといろんなことが分る時がある。Wは初回だけはじっくり球を見て好球必打的に打撃を展開していたが、裏に同点に追いつかれると、2回の攻撃からはほぼ初球ストライクでの打撃に切り替えたようだった。Fの勢いを敏感に察知して早めに点差を付けて圧勝的展開に持ち込んでやろうとしたのか、或いは意図した早撃ちだったのかは分らない。ごんごん打たれて加点されてしまった。最終回のマウンドには4年Ogasawaraくんまで登板。
結果は10:3でのコールド。先の記述のように従来ならもっと悲惨な点差で終わったはずなのに、これでもFはかなりの善戦を演じたのだった。

もうひとつ試合前に伏線があった。
シートノック。野手からの返球が悪く捕手が捕球に手間取る、そのあとすかさず三塁への送球のパターン。いつもなら捕手が悪送球して三塁手も連鎖反応でボールを取れずに後味悪くシートを終わるのが良くあるパターンであった。
しかしこの日は捕手のワンバウンド悪送球を三塁手主将Yuusukeがきちんとショーバンで捕球、後ろへ逸らさなかった。
強いチームなら当たり前のことだけれど、Fにとっては試合前のシートでのノーミスですら、今の勢いを実感させられるものなんであった。
こんな些細なことだけれど、はっぱり今日はイケルぞと予感出来た筆者なんである。
持論だけれどシートノックを完璧にこなせるチームは、間違いなく打撃も一級品であることは想像に難くない。
負けても収穫のある負けだったと思いたい。父母たちもベンチも一体となり盛り上がったゲームだった。いつか強豪相手に7:0のビハインドから8:7の逆転劇を演じてみたいものだ。
追う立場から追われる立場へ....。
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2014年5月9日金曜日

大人の対応


※少年野球「晴耕雨読」から転載

うっかり八兵衛もいいところだった。休み明けてあふれんばかりのネタ倉庫のブログネタを、一週間かけて捌いていこうと思ったんであったが、今回はGW明けで週末まで一週間どころか3,4日しかないじゃんか。
しかも今日はTVで「最後から二番目の恋」もある。これを観ながら書くのであった。先日ブログで紹介したら、連盟NishimuraさんやフレンズTomiokaさんなどがドストライクにハマっちゃったらしい。....あれれ、劇中の不動産屋の女性社員はまるでSTAP細胞的小保方さんにクリソツではないか!新たな発見をしちゃったんであった。

さて、宮崎台モンスターズ戦である。練習試合といえども公式戦に匹敵するような盛り上がりであった。先発はモンスターズWadaくん、FはYuuta、のちに二番手Kyohである。

Mは2,3回に単打失策がらみで2点先取。
先頭打者でしかも内野の要ショートを堅守するのはなんと3年生のHandaくん。皆驚いてしまった。小柄ながら将来は宮前を背負って立つ逸材かもしれぬ。

先制されるといつもならナーバスになるFだけれど、幸いまだ2点差だ。このところの成長が目覚ましいF軍ナイン。1回にはMのWadaくんの痛烈なライナーぎみのセンターフライを、Takutoがランニングキャッチでスリーアウト。ベンチに戻りつつ良い笑顔でナインとハイタッチ。「今日もイケるぞ」と、これが伏線になったのかもしれない。
3回Fの攻撃ではそのTakutoやHiroの安打などで3得点の逆転に成功。
更に4回には3点加点、5回にも1得点で結果7:2の快勝であった。
これでなんと4連勝である。近年のフレンズでは予想だにしない事象なんである。

試合中ネクストバッターサークルをふと見ると、4番のHiroの風貌は大人の私がドキッとするほどカッコイイのであった。4番のどっしりとした風格というか、なんというか....。
ところがヤツの性格を知っている筆者。彼は全く格好など気にする輩ではない。むしろまだまだ子どもで純真無垢なヤツなんである。それがこの往年の山本浩二を彷彿とさせる威風堂々。自然に身に付いて無意識でいたに違いないんである。

ここまで子どもたちが成長してこられたのには、多くの父母やコーチ陣の賜物だ。
コーチングスタッフの一人として筆者も誇らしい。中でも監督が仕事その他で昨年から不在が当たり前になっている中、29,28番のSueki、Nishinaka両コーチの功績は大きい。父母たちの与り知らぬ時も、真剣に子どもたちのことを考えて指導しているのである。多少、傍目には理解出来ぬことや人間だから時に間違いもあろうけれど、見た目や結果だけをあげつらって言うのは、大人のすることではない。まずは感謝の気持ちを持つことが肝要である。

試合後はトミーことTomiokaコーチによる遠投大会である。
写真って恐いものだ。瞬時を切り取るから中には変なフォームもあったりする。しかし、一貫して綺麗なフォームの者はどこを切り取っても、果てしなく美しいものだ。まずは子どもたちから。

子どもたちのラブコールで次々とコーチや母が参入。さすがはトミー。持ち前の強肩で周囲をあっと言わせる。因に筆者はカッターで人差し指を切り落した後遺症で、骨が変形し指が固まってしまい、ボールを投げると鈍痛があるので不参加。若い頃なら空へ向かってボールを投げたら、人工衛星に命中しちゃって米国NASAからこっぴどく叱られたものだが(^-^)

最後はフレンズGW恒例カレーライス大会。今年は甘口、中辛、辛口の三段論法、お好きなカレーをどうぞなんである。毎年各家庭で大量に作るわけで。筆者、この各家庭のカレーの全種類の味を楽しむのが大好きなんである。今年もどれもたいへん美味しかった。
んっまっ!今年も母たちありがとう、なんである。(^-^)/

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2014年5月6日火曜日

千差万別千変万化


※少年野球「晴耕雨読」から転載
今年のGW仕事スケジュールは例年になくほぼカレンダーどおりで大いに結構なんであるが、逆に若干憂鬱な気分でもあるのだった。
なぜか?連日練習試合や公式戦やイベントが盛りだくさんで、油断してるとどんどん写真やブログネタが溜まってしまって、早く書かねばというプレッシャーで気分憂鬱なんであった。筆者の弱点はプレッシャーと綺麗な女性に弱いことなんである。

というわけですでにネタ倉庫には溢れんばかりの在庫を抱えて、黒字倒産寸前ゆえにやっと筆を執った次第であるからして、サックリサクサクといきたいのである。
今年から関団連をパスして「あじさいリーグ」に参加。なぜなら.....。おっといけねえ、これだから長くなるんであった。サクサクしよっと。
予選リーグ無勝利同士の同じ宮前の仲間、馬絹メイツ戦。シートノックを観ながら気になったのはやはり4番センターのHayashiくん。

写真を多く撮っているとマンネリ化してきてしまい、つい何かいつもと違う写真に浮気しちゃうんである。今回のF軍のそれは打席を外しベンチサインを見る様子を特集してみた。この写真のアイディアは数年前第一公園での試合でもやったんであったが、子らによってそのポーズは千差万別、表情も千変万化なので面白いものである。

前半スコアを付けて後半は広報活動に移行。久々にグランドを睥睨(へいげい)する高台の道路から俯瞰で撮ってみる。ほっほう、やはりちょっぴり新鮮。

筆者それならばと、いっそのこと上空から鳥瞰で有馬スタジアムを空撮しようと画策、元自衛隊のSone父に頼んで航空自衛隊ヘリをチャーターしてもらった。彼はバリバリバリというヘリの飛行音を聴いただけで、空自ヘリか海自ヘリか警察ヘリかはたまた、新聞社ヘリか民間航空ヘリかを聴き分けることが出来るんである(もちろんウソである)
右翼方向が若干浅いことを除けば、なかなかに少年野球には格好のスタジアムなんである。

初回に1点、2回に4安打一挙5点、その後も小刻みに加点する展開で、9:3でフレンズ勝利。ベストプレイヤーはHiro、Yuiと、最近非力ながらも球威に打ち負けない打撃で2塁打を放ったKyoh。

試合後は2塁走者の本塁への走塁と、同時にそれをホームで刺す守備の練習。
ごんごんざくざく砂まみれで撃沈の子、きゅんきゅんしゅるしゅる本塁生還の子。

この日の晩はまた飲み会があったんである。筆者の娘が6年の年代のOB親たちの、年に一度の飲み会なんであった。これに鷺沼ヤングホークスやKurosu御大もからみ〜の、ヤングオヤジ軍団とも楽しい一夜を過ごせたんであった。
そのへんの話はまた次回なんである(^-^)/
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ホームラン欣喜雀躍


※少年野球「晴耕雨読」から転載
黄金週間に本格参入の4月29日なんである。降るか降らぬかの雨模様、午前中は西有馬ドームでの練習なんである。筆者が「おし沼レパード」さんのHPをチェックしてドームへ行って程なくして、有馬中学校野球部のフレンズOBのアンポンタンどもが大挙してやってきた。どうやら春季で敗退しちゃって、今日は部活がないらしい。どこのチームでもそうだと思うけれど、少年野球のOBが遊びにやって来ることはとても嬉しいことである。特に少年と青年のあいだの半端な思春期の中学男子は、おバカでアホな時期であるからして、こちらもイジリ易いんである。
つい今年中学になったMamoruから、Shohya、Oto、Kohta、Katsu、Taguchiの面々。
少年野球コーチなら知ってると思うけれど、中学生になってパワーアップしたことに驚きながらも、投球フォームや走塁の姿のクセなどは、小学生の頃とほとんど変わっていないことに苦笑しちゃうのだった。

あとからまた二人顔を出してきた。ヤツらの先輩である、有馬子ども会OBTomiokaくん、鷺沼ヤングOBHinataくんであった。ちゃんと我々コーチ陣にきちんと挨拶。
OBたちが守りにつき子どもらの打撃練習。口から先に生まれたTaguchiがピッチャー。その前にYanagisawa代表が打席に立ってバッティング。70歳を超えた代表はまだまだ若造には負けていなかった。
打撃練習途中、おバカなOBたちは無い知恵を絞ってマウンドで作戦会議を開いた。ナニを話し込んだのかは知らぬが、愛すべきアンポンタンどものこと、推して知るべしなんである。

代表とKanedaコーチの後ろに野郎どもを並ばせてパチリ。特におバカなTaguchiはTシャツを脱いでポーズをとる。母マネのOhmori母が彼に訊いたんだそうだ。「もうチ○チ○には○が生えたんか〜?」そしたらヤツは「もう、めっちゃジャングルっスよ」

さて話は変わって今日は向丘小スタジアムでの練習試合、対「おし沼レパード」戦なんである。因にレパードはLeopardであり、筆者のMacOSのバージョンはSnowLeopard10.6なんである。全く関係ない話である。今日、米国政府がマイクロソフトのIEに脆弱性を発見し使わないように呼びかけたという、前代未聞の恐ろしいニュースが飛び込んできた。明日から世界中が大変なことになるんではないか?これももっと、関係ない話ではある。

巨人を意識したような宮前アリコのようなユニフォームの多摩区のおし沼レパード。
Lの先発はAkutsu君、FはRui。

いきなり先頭打者のShohgoが2塁打+相手失策で一気に3塁へ、3番Ruiが左前安打でまずは1点。

対するLはクリーンナップの鋭いスィングに戦々恐々とするも、なかなか本来の打撃が出来ずにいるような雰囲気で無得点が続く。筆者の目には「俺たちはこんなはずではない」といった焦りみたいなものが感じられた。ましてやベンチの忸怩たる思いはいかばかりか。

筆者の先見の明を自慢するつもりはないけれど、FのHiroは今年何本かのホームランを打つだろうと、一ヶ月ほど前に誰かに言ったことがあった。今日もこのライト方向の浅いグランドを見て「これならHiroあたりならホームラン十分行けるな」と、サブスコアラーのSone母に言ったんであった。
予言は見事的中。2塁にRuiを置いての4球目を振り抜くと、滞空時間が長く高く上がり過ぎたけれども、打った瞬間にそれと分る打球が右中間後方の大きな樹木の中間あたりに吸い込まれていったんである。
練習のグランドでは何本かHRを打っているが、試合で打ったのは初めてだった。欣喜雀躍というにはどすんと大きいが、Ohmori母は小躍りして大喜び。こんな瞬間はどこの父母でも同じ気持ちに違いない。

結果は4:0の快勝。
試合後煙草片手にレパードの練習風景を見ていたら、大人コーチの速球に対して素晴らしいセンターライナーのヒットを連発していた。Lのコーチが「それを試合で打てよっ!」全く同感である。うちも似たようなもんである。
バックネットで近くにいらしたコーチと少し話をして、別れ際「じゃ、失礼します」と言ったら、その年配のコーチが訊いてきた「あの〜、フレンズさんで「晴耕雨読」のブログを書いてる人って、誰なんですか?」
「あっ.....いや、ワタシです」
宮前では同じような場面でたまに言われるけれど、多摩区のチームにも言われたことにプチ驚きと、嬉しさを感じた。
ありがとうございます、なんである(^-^)/
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2014年有馬神明社初詣

2014年有馬神明社初詣
2014/01/05

2010年7月11日30周年記念式典にて