「ちょっと休憩、ひと息入れて話を変えて」という意味ではなく、「休憩はこれくらいにして本題に戻る」という意味合い。いわゆる間違い易い用法の四字熟語のひとつでした。例えば「役不足」....「本人の力量に対して役目が重すぎる」「この仕事は役不足で自分には出来そうにありません」というのは間違いですね。正しくは「本人の力量に対して役目が軽すぎる」「この仕事は小さすぎて自分には役不足だ」が正解です。こんなふうに字面を見ただけで勝手に解釈してしまい、思い込みで自分のものにしてしまうことってないでしょうか?
こんな話をしたのはスコアラーをやっていることにきっかけがあります。
「今のは自軍のヒットか?相手守備のエラーか?」原則的にスコアラーは誰がやっても同じ記録にならなければいけません。でも人間のやることだし、その人の解釈の仕方ひとつで変わってしまう...いや変わっていいと思うのです。
「思い込み」で冒頭のような間違った記録を付けてはいけませんが(これがないように小生日々努力)、「思い入れ」を持って付けてもいいのではないかと。
例えばひとつの微妙なプレーを判定する際に「この子はやればもっと出来る子だから、ここは厳しくエラーにしとこう」「この子は普段努力してるがなかなか芽がでないから、ここはサービスでヒットにしておこう」なんてね。私はスコアラー界では失格ですわな。
因に上記「ヒットか?エラーか?」に関して言うと、「今のは相手エラーだろう!?」というような微妙な打撃結果は高校野球やプロ野球では大体ヒットに記録されてるように思います。エラーが多い試合よりヒットが多いほうが面白いしね。ただ明らかにエラーなのにヒットにしてしまう(特に高校野球)昨今の風潮には異議を唱えたいが。
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