「本日晴天なれど濤(ナミ)高し...」司馬遼太郎の「坂の上の雲」の一文です。
今日は昨日の勢いのまま、あの名門富士見台ウルフとの村山杯第3回戦。
私のウルフさん評は、毎年大砲や突出したスタープレイヤーはいなくとも、小粒ながらも野球をよく知っている選手たちばかりで、打順関係なくどこからでも点が取れるし、常に考えて走りどん欲に次の塁を狙う足を使った野球をしてくるチーム。それに必ずビハインドのゲームでも最後は逆転する強さを持っていることかな。現役オヤジコーチ時代に何度煮え湯を飲まされたことか...。
相手に不足はない!そんな気持ちにさせる昨日までの戦績だったので、今の勢いでいけば...「あると思いますっ!!」
劇的な幕開けでした。初回裏守備の場面で三者連続四球でノーアウト満塁。ストライク取れたのは一個だけ。ベンチの代表の進言ですかさず監督が投手交代を告げ、2番手Keにスイッチ。。ここからが圧巻。2,3失点を覚悟したものの、相手クリーンナップを全て内野凡打に切って取り無失点でチェンジ。この時ますます「今日もイケルかも!」と思ったのは私だけではジョルジュ・アルマーニ(しつこい!!)
更に、こともあろうにその次の2回表フレンズの攻撃では、四球+内野安打+兄弟コンビKo&Hiによるダブルスチール(このコンビ今日2つのダブルスチール完成)によってノーアウト2,3塁。ここで今日一番盛り上がったシーンはラストバッターの右翼手Onが「秘打ダイコン切り打法」で右中間へタイムリーヒット!!...ベンチもうしろのギャラリー応援団も拍手喝采!本人もテンション上がり満面の笑みでガッツポーズ!! こんな笑顔が見たくて俺たちはコーチやってんだよ!!
その後の勝敗の行方は果たして如何に?ウルフさんはやっぱりウルフさんでした...。
フレンズはやっぱりフレンズでした。相手の手堅いコツコツ野球にウチの連続エラーのお家芸。気がつけば10:3のコールドゲーム。
2度あることが3度あればもはや偶然とは呼ばない。必然の実力といってもいいでしょう。今日勝てば絶対の自信になったはず。エラーがらみの失点が重なると悪い方へ悪いほうへと選手のきもちが傾いてしまい、集中力を欠いてしまういつものパターン。昨日より今日こそ勝ちたかったですね、今後のために。
でも試合後数人の子たちが、悔し涙を流していたのはひとつの進歩といってもいいと思います。今日の悔しさを忘れずにまた明日から頑張ろうぜ!
さて恒例の「ベストプレイヤー賞」。こんなエラー+コールド負けだと選択は難しいのだけど、反省しつつも敢えていいとこだけを見て一人選ぶのが、自分のこの賞に対するポリシー。
手痛いトンネルをしたけど、チーム唯一の打点を挙げ、前述のように試合を盛り上げてくれた9番右翼手Onに与えたい。一塁を駆け抜けてファウルグランドで欣喜雀躍してた姿が最も印象的であった。...おいおい、そのかわり守備練習での猛ノック覚悟しとけよ〜!
※本日のスタメン打順で...
1番Ka---2.Mu---3.Ke---4.Ko---5.Hi---6.Ot---7.Os---8.Wa---9.On---
他にベンチHaとShoとRyuで今後表記します。アシカラズ。
より転載...
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