先日の「フレンズTシャツロゴ」のブログにも書いたけど、今日やっとこさっとこ鉛筆エスキースが完成、母たちにお披露目することが出来た。企業のロゴデザインを作る時にはこの5倍くらいは考案するんだけど、今回は自分的に「おお、コレだ!」というのが早々に出来ちゃったのでこれで収まった。パッと見せた瞬間「俺としてはもう決めてあるんだけど」...と言ったら「コレ?」と言ってくれたのがドンピシャリのピンクの楕円で囲ったやつ。大方この方向で良しとなりホッとした。
インテリアデザインもグラフィックデザインも、プレゼンテクのひとつとして数案出す時に、いくつかは「捨て案」といって良くない案を故意に提出することがある。(筆者はあまりやらないけど)ダサイ案の隣にこちらのイチオシ案を並べることで、良い案をより良く見せるためと、選びやすくさせるためだ。時としてクライアントの個人の好みで「ダサイ案」が採用されちゃう時もあるので、そういう時は焦るんだよね。油断出来ない。今回はスンナリ決まってめでたしめでたし(^^)
ロゴマークのデザイン料はどういう基準で算出するか知ってますか。
今はどうか知らないけど、昔はそのロゴがどれだけ多くの人の目に触れるかで金額が増減してたのです。同じ紙っぺら一枚のロゴでも、場末のスナックのロゴと、全世界にブランド展開する企業のロゴでは全然違ってくる。
「スナック茜」なら3〜5万円だけど世界の「SONY」なら1,000万円とかね。
フレンズ母たちに一度飲み会に招待してもらおっと。それでチャラ(^^)
これからが厄介。スキャンしてIllustratorでトレース。全体のバランスを見ながら調整、Tシャツと帽子の画像に落し込んでみてサンプル数案。今週来週は夜は別件の本業の仕事があるし...。やっぱり「心肺停止」...「心配停止」しなきゃ。
蛇足だけど4,5年くらい前みんなご存知「新JIS」マークが公募されたことがあった。お役所のデザイン料はめちゃ安い。コンペ形式でデザインを募り、採用されても確か10万円だったと記憶。でも金額以上にJISマークの作者になれればこれはとんでもない財産なのだ。日本国中に溢れかえるロゴをデザインしたデザイナーとなればハクが付くからね。下の写真は現在採用されてるものと、当時筆者が応募したものである。似ているけれどやっぱり採用されたほうが優秀だね。
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