※少年野球「晴耕雨読」からちょっと遅れて転載
野球におけるファインプレー。内野手のダイビングキャッチや外野手のランニング&ジャンピングキャッチ、矢のようなレーザービーム送球、...etc。動画で見るのも感動的だが、これを一枚の静止画で切り取ったものは、写真にしかない良さがある。動画で撮るのは比較的簡単だろうけれど、カメラでその瞬間を押さえるのは容易ではない。連写機能を使えば簡単なのかな。甲子園などの新聞報道写真、泥だらけのユニフォームで真剣な眼差し、体を空中に投げ出して白球を見事グラブに納めている一枚を見たりすると、筆者はまずは感動よりも、写真の精度の凄さやカメラマンの腕に惚れぼれしちゃうんである。
いつもはこのブログ写真、ベンチから試合のスコアラーをしながら撮っているので、打撃や投球のシーンが多い。画一的でマンネリだと自認す。しかし守備や走塁の様子を撮って現(うつつ)を抜かしていたんではスコアラーが務まらないわけで。
日曜の練習では久々に練習風景を撮ってみた。
試合形式でのノックによる守備の連携と走塁の同時練習。
子どもらの正に一挙手一投足を切り取ってみる。
カラマーゾフの兄弟...いやいや、Sone兄弟の弟Kohokiがライトの位置から一番大きな声を出していた。最近は正捕手である。このアングルは校庭の滑り台に登って撮っているんであるが、普段の目線ではなかなか気がつかないこともある。俯瞰で睥睨(へいげい)してみると違う空気感を感じることもあるわけで。全体を一挙に脳で掌握すると、その中で目立つ事象が際立って見えることってある。
肉眼では認識出来ないことも写真では無慈悲に残酷に記録してしまう。野郎はともかく特に女性の写真はキレイに撮ってあげたい。けれど時にあの美人さんがあらまあ、こんな表情で...みたいなことってあるわけだ。
このHajimeの写真は笑えた。本人もTakenakaオヤジも一生懸命であるが、ナイスキャッチのこのカットをアップにしてみると、コレ。愛嬌があってなかなか良いぞ。
さてタイトルのダイビングキャッチである。
常にローテーションを絶やさぬ意味もあり、グランド横の小さなスペースでは別メニューで4人の選手がノックを受けていた。ギリギリのコースに打球を飛ばしいかに捕球するか。身体的能力と技術が相まって初めて捕れるノックだ。オートで撮るとやはり良い写真は撮れない。ほとんどピンがボケボケである。ほどなくしてファインダーを覗いていた筆者の熱い血がたぎってきた。
「両方やりてえ〜!」
ノッカーで地をはうようなピンポイントのノックにはかなり自信あり。おそらく宮前区内でノッカー検定試験をすれば163番目くらいのランキングに位置するだろう(^-^)「野球経験者以外でかつ普段ノックをしていない人」のカテゴリーにエントリーしたらたぶん19番目くらいはいけるかも。更にダイビングキャッチやスライディングはサッカー小憎だった筆者にはお手の物なのだ。但し、最近はケガが怖くて思うに任せず「二の足を踏む」なんであるが。武井壮が猛獣と頭の中で1兆回対戦しているように、筆者も頭のイメージトレーニングでは超美技の連発なんである。ケガとポケットの中のiPhoneの破損を考えなければ、いくらでもやっちゃう...かもしれない。
スコアラーを後進に譲り引退したら、昔のように優秀なノッカーに専念してみたいという老後の夢を語っているようでは、絶対その夢は叶わないだろうな(^-^)/
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