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☆有馬フレンズ チームプロフィール ☆

当チームは、昭和55年有馬地区で結成され、今年で創部32年目を迎える軟式少年野球チームです。毎週土・日曜など有馬小と西有馬小の校庭を中心に元気いっぱい練習していますが、お父さんお母さん達も子どもに負けないくらい一緒に野球を楽しんでいます。子どもをサポートする大人同士のチームワークもバッチリです。
活動内容は上記練習のほか、宮前区の各種大会(年間5~7)や他の大会に参加しています。また野球以外には、夏合宿やボーリング大会などのレクリエーションなども盛んに行っており、子どもたちの交流も楽しそうです。
「百聞(文)は一見にしかず」
親子はもちろんのこと本人だけでもOK、是非一度グランドへ遊びに来てみませんか。いつでも歓迎します。(練習や試合の時間・場所などご確認の上お越しください。)
過去の主な成績
★川崎市および宮前区各種大会において、優勝・準優勝多数
★マクドナルド杯神奈川県大会:優勝 
★全日本学童神奈川県大会:準優勝
★関東団地野球リーグ:優勝     
★川崎北シニア藤峯杯:優勝
※所属 宮前区少年野球連盟 
※チームは小学校の活動とは関係ありません

2011年8月17日水曜日

魔物が去ったあと

※「晴耕雨読」から転載です。

昨日のブログの続き。スコアラーの端くれの戯れ言PART2です。

どんだけ書いちゃうの〜、ってとこから始まるわけで。
強襲ヒットって何?
強襲と凡打の境界線はどこにあるのだろうか。打球の速さ鋭さと野手の動きとを勘案し、野手のグラブを弾いた場合に強襲安打が記録されるのだと思うけれど、動きの素早い選手が弾いた場合と、動きの鈍い選手がまったりと球を追いかけて弾いた場合とでニュアンスは大きく違う。昔から高校野球を見ていて思うことのひとつだ。ほとんどの場合が「安打」に記録されるはず。つまり太陽が東から昇るという事実と同じくらい明白なエラーでなければ、ほとんど安打になっちゃうのである。
TVを観ていて「うわ〜!エラーしちまったあ」と瞬時に思っても、NHKのアナウンサーの声を聞くと「ただ今の打撃はヒットがつきました」ほどなくして画面は電光掲示板の「H」の数字を映し出す。筆者忸怩たる思い。「今のはいくらなんでもエラーだろうが」こんな場面、結構あるんであるんである。昨日も書いたように投手に被安打がついちゃうのだ。

結局強襲安打と凡打のボンダーライン....いや、ボーダーラインを判断し決めるのはルールブックではなくスコアラーの判断で良いとされている。
筆者は少年野球なので、子どもに希望が持てるような人間的な記録を心がけているつもりだけれど、甘く付けるつもりはない。甘く付けはじめたらそれはもはや記録にはならないからだ。
スコアラーが自チームの守備欄にエラーの「E」と相手打撃欄に四球の「B」をつけるのがどれだけ心苦しいものかを知っている人は、意外に少ないはずだ。世界の人口に対してバチカン市国のそれくらいに少ない。

もっと書くって、いったいどーしたの?
ベンチにいて本塁方向を見つめる。ピッチャーが投げる。バッターは球を見送る。球審の判定はボール! この時皆さんは「えっ?今のがボール?」と審判に文句を言いたくなることってありませんか?「どう見ても今のはストライクだろう」と。ベンチから見ていると高低の差は歴然と分る。ストライクゾーンは胸から下、膝から上が基本ですよね。明らかにその範囲を球が通過したのに判定はボール。そうです、高低ではなく左右のコースが外れているわけです。これはベンチより球審のほうが圧倒的に正確な判断が出来る。文句を言ってはいけません。しかし私は、ベンチから見て左右のコースをある程度判断する要素として、捕手のミットの動きを見ることにしている。高低はストライクでも構えた位置から大きくミットをずらしたり、上体をひねって捕ったり、更にはあろうことか腰や脚を反らせて捕球したりしたら、それは明らかにボール。たまにそれでもストライクと判定したりする球審がいたりすると.....。グッと堪えて....人間だもんね、と思うことにする。

昨日のタイトル「故意か故意じゃないか」からずいぶん話が逸れてしまったけれど。
それにしても高校野球。とうとうベスト8ですね。
今日の何試合かももの凄い試合だった。能代商業とか、涙が出るくらい素晴らしい試合を見せてくれた。
今年はやたらと延長戦が多いと思ったら、史上最多タイの8試合らしい。特に9回表裏になると、「甲子園に棲む魔物」がむっくり顔を出してきて試合をあり得ない展開に変貌させてしまうようだ。私の予想ではあと2試合は延長またはサヨナラがあるに違いないと思う。今年の甲子園の魔物はやたら出たがり屋さんだからだ。魔物に魅入られたチームには気の毒だが、これがあるから高校野球は面白い。この魔物が去ったあとには副産物として「感動」を残していってくれる。

最後まであきらめない気持ち。
仲間を信じる心。
そんな「心のチカラ」がひとつになった時、野球技術だけでは証明できない、とてつもないパワーがナインに宿るのだろう。

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