※少年野球「晴耕雨読」から転載
いよいよ6年生は連合チームの活動に入った。3年生以下がオレンジボールに向けた練習試合後、今度は5年生以下が会場を移動して西野川ドームへ。野川台フォルコンズとの南部リーグ大会Bチームの試合である。
サッカー日本代表には黄金世代と谷間世代と揶揄する風潮があるけれど、それになぞらえばフレンズの下級生は結構良い感じなんである。マンモス名門チームの数の論理には勝てないかもしれないけれど、「窮鼠(きゅうそ)猫を噛む」ってこともあるわけで。
先発のMamoruは正直いろんな意味で心配だった。体調その他も含めて。試合前の投球練習を見ていたら、おやっ?いつもとフォームが違うぞ。肘を曲げないで腕を真っすぐに伸ばして投げている。これだと肘のバネがボールに伝わらず、しかも制球しにくいのではないか....。いつか崩れるかもと思いながらスコアをつけていたが、杞憂であった。6回を4四球・被安打6本ながらそのうち4本は内野安打でクリーンヒットは2本のみ。最後まで大崩れせずによく頑張ったぞ。
こんな替え歌がある。大笑い。チェッカーズの「ギザギザハートの子守唄」
「♪ちっちゃな頃から若ハゲで〜、15で社長と呼ばれたよ〜、タタタ♪」
うちにはその貫禄からして社長がいるのだ。髪はふさふさのTakuto。大柄な子が打席に入るとベンチとしては「むむむ!?」となるんである。ところが最初のバットスイングを見れば、真のスラッガーなのか、または一発屋なのかの判断はおおよそつくものだ。Takutoも後者のほうであろう。ところがヤツは打率は悪いが「持っている」んである。
若干振り遅れぎみのフルスイングで、目の覚めるような右中間を破るツーベースを2本。2打数2安打。更に5回には相手3番打者がライナー性のレフトフライを打った。瞬間、こりゃダメだなと思ったら、反応は遅いながらTakutoがギリで捕球しツーアウト、すかさず2塁へ送球し飛び出した走者を併殺でチェンジ!!
社長の名に恥じない大車輪の活躍であった(^^)
フレンズは7安打のうち単打3、二塁打4である。最終回フォルコンズの猛攻で2点差まで追い上げられたものの、Mamoruが踏ん張り8:6で逃げ切り勝利。
ナイスゲームであった。
ベストプレイヤー賞はMamoru、Takutoの他、逆転タイムリーツーベースを放ったBenと2安打3打点のRuiにあげよう。Bチームだから大盤振る舞いなのだ。
新人戦に向けて期待させてくれるゲームであった。しかし上には上がある。努々(ゆめゆめ)慢心してはならぬ。がしかし、オヤジどもは嬉しくてその晩大宴会に突入したのは、先日のブログなんであった。
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