少年野球「晴耕雨読」から転載。
何しろ年が明けてからこのかた、1月はグランド使用が全滅だったんである。
雪が降ったり霜がおりたりのグズグズ状態で、天からはさんざん降りてきたが、小学校からの許可はおりなかったわけで。
それでもしぶとくコーチや父たちがあちこち駆け回り、時間と場所を確保してトレーニングは実行していたようだ。子どもたちは大人に感謝しなきゃである。
今日はやっと文字通り晴れてグランドでの練習となった。今月はシーズン開幕で新チーム初のグリーンカップがあるし、オレンジボール東京本大会も控えているわけで、ほっと胸をなで下ろした。
キャッチボールやノックもそこそこに今日はいきなり紅白試合を敢行である。
5年以下のレギュラーチームと下級生チーム。6年生の3人は下級生チームに入り試合開始。これで人数がギリギリなのがちょっぴり痛々しい。今年も本気で人を集めないとヤバイのである。
しかし今の子たちはそんなことなどどこ吹く風の又三郎。昨日今日と久々の広いグランドで伸び伸び野球をやっていた。
冬のあいだじゅう校庭が使えない雪国の少年たち。更にまだグランドどころか野球も出来ないでいる被災地の子たちに一瞬思いを馳せてみた。
グランドで野球が出来る喜び。しっかり感謝しよう。
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