近日ロードショー決定。パラマウント映画、レオナルド・デュカプリオ、スカーレット・ヨハンソン主演「サンドストームゲーム」
2029年近未来のニューヨーク。電磁浮遊自動車を運転するマイケル・ファーガソン(=レオナルド・デュカプリオ)はフィフスアベニューを左に折れセントラルパークに入った。鬱蒼とした森の奥で車を降りたマイケルは大きな樹の下に花束をそっと置いた。今日12月8日は3年前にここで暴漢に襲われて命を奪われた美貌の妻ジェニファー(=スカーレット・ヨハンソン)と息子ジョーイの命日だった。ふと奥に目をやると陽の射さない苔の中で光るものをみつける。手に取ってみればそれはかつて妻が指にはめていたリングだった。驚きながらもリングの裏を見てみるとそこには「 Frank Lloyd Wright」の刻印が。「フランク・ロイド・ライト?なぜ?」F・ロイド・ライトと言えばこの近くに彼の設計によるソロモン・R・グッゲンハイム美術館がある。マイケルは取り憑かれたように車に乗り、ダコタアパート前を抜けてやがて右折グッゲンハイムへ。
逡巡しながらも順路に従いエレベータで最上階へ。巨大な吹き抜けの螺旋状のスロープをゆっくり下りながら壁に掛かった絵画を見るともなく見ていたマイケルは、ひとつの絵に吸い寄せられた。その絵は高名な画家が描いたものだったが、茶色い砂嵐の中で女と子どもが佇んでいる構図であった。マイケルは我が目を疑った「ジェニファー!」そこに描かれていたのは3年前に死に別れた妻と息子に瓜ふたつの姿であった。しかもジェニファーの指にはマイケルの手の中にあるのと同じリングが光っている。それはただ光っているだけではない。絵画の中に本物が埋め込まれていたのだった。マイケルは絵の中のリングを抜き取った。
その時だった。
「マイケル!」はるか一階から自分の名を呼ぶ女の叫び声がした。螺旋状階段を振り返り吹き抜けの階下を見下ろすマイケル。そこには自分を見上げるジェニファーがいるではないか。
「ジェニー!?本当に君なのか!」唖然とするマイケル。
「マイケル、早く来て。今すぐ私と一緒に行くのよ。あの子、ジョーイを救いに行かなければならないの、今すぐ!」
彼の手の中の二つのリングが熱を帯び始めやがて赤銅(しゃくどう)色に輝きだす。同時にグッゲンハイムの螺旋スロープが反時計回りに回転し始めた。螺旋の中心に吸い込まれていくマイケル。ジェニファーの元へ落下していき記憶が混沌とする。
気がつくと見慣れない風景が目の前にあった。そこは砂嵐(サンドストーム)の世界だった。
砂粒が頬に痛いほどの強風の砂嵐が一年中吹き荒れる2013年の日本。どうして自分が日本にいるのか、思考が追いつかない。
「マイケル、こっちよ、早く!ジョーイのいる所へ」
いつの間にか、胸元が大きく開いた黒い革ジャンに革パンツ姿になっているジェニファーに手を取られて、マイケルは走り出した。
そこでマイケルが見たものは、日本の川崎という都市で砂嵐の中、ベースボールの試合をしている少年たちの姿だった。
目を凝らすと縦縞ユニフォームの日本人の子の中に、愛する懐かしい我が子の顔を確認したマイケルは叫んだ。
「ジョーイ!おまえなのか?パパを覚えているか。ジョーイ!」
駆け寄るマイケル。
しかし、ジョーイがボールを打った瞬間砂嵐にかき消されるように、愛息の姿が徐々に崩れていくのであった。
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レオナルド・デュカプリオ、スカーレット・ヨハンソン主演、19億ドルをつぎ込みCGを駆使した超大作「サンドストームゲーム」
この映画の序盤のストーリーをかいつまんで書き出してみた。この映画の続きを観てみたいと思いませんか?
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むふふふふ.....。(^-^)
見事に騙された人は今すぐ手を挙げて下さい。
そうです、そうなんです、ラファエル・フェルナンデス、アンデス山脈は危険ナンデス。
上記の映画「サンドストームゲーム」は全くこの世に存在しないわけで。
全て筆者の「思いつき」で構築したストーリーなのだ。俳優の人物名や場所建物の名前、ニューヨークの地理的配置のみが事実であって、内容は全くの筆者の創作なんである。デュカプリオはすでに地球環境保護活動に専念するため、俳優業を当分休業しちゃってるし。
自分で創作しておきながら、思わずこの映画観てみたいと思っちゃった。
なぜこんな超ロング・アホな前フリを書いてしまったか。
日曜の対フォルコンズ練習試合が、ご存知「煙霧」という砂嵐の中で行われた印象が強すぎて、その試合詳報を書く前にフト頭によぎったのがこのストーリー。「砂嵐」「SF」「ニューヨーク」と俳優の配役だけ決めて、書き始めたら筆が止まらなくなっちまった。つるつる次から次へ頭の中でお話が展開する。終盤のニューヨークから日本に舞い降りるシーンは、さすがにあまりに唐突すぎて、いただけないけれど。ここでネタバレした貴兄も多いだろう(^-^)
やっといつもの少年野球「晴耕雨読」ブログなんである。....試合詳報...?いつものように文章を書くつもりだったが....。
しかして、筆者の頭の中の充電池はすでに残量12%に激減。あわててUSBケーブルで頭とコンセントを繋いでみても、この深夜とあっては時すでに遅しの感あり。
であるからして、文章抜きで写真だけでブログアップするという、少年野球「晴耕雨読」史上初の愚挙を許されたし。
結果は7安打と3安打で5:3の僅差でフレンズの勝ち。
こちらがリアルな「サンドストームゲーム」なんであった。
では以下に写真のみ掲載(^-^)/////
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