※「晴耕雨読」から転載です
30周年記念式典当日の午前。
プロ野球解説者の豊田泰光さんをお迎えし、練習を見てもらいながら子どもたちの指導を。昔の氏のイメージは恰幅の良いどっしりしたものだったが、一度大病を患ったせいか、さすがにお歳を召されたなあ、との感は否めない。それでもダンディーさと舌鋒の鋭さは健在のようだ。
「子どもたち一人ひとりに声を掛けていただき、指導をしてもらう」というのがコンセプトでありポイントだったけど、果たしてどこまで実現したのかどうか?行き届かない点があったならば氏の責任ではない。実行委員長に成り代わり、副委員長のテッシーが陳謝。
グランドの隅で小さい子どもたちだけ集めてノックをしていたKawakamiコーチのところへ。
普段から彼は小さい子のことをチーム内で最も気にかけているコーチだ。その彼の顔がイマイチ冴えない。というより少し憮然たる表情。
....ピンと来た。
すぐに今度は委員長のAraganeさんのところへ行き、耳打ちした。
「あとで豊田さんに小さい子たちのノックも見てもらってよ」
30分後チビッコへの指導が実現の運び。少しホッとした。
そんなこんなでアッちゅう間に昼メシタイム。
弁当はうまかったけど、目に見えないナニモノカに追い立てられてるような気分でメシをかっ込み、早々に席を立つ。
ふ〜っ。いよいよ午後の式典が待っている...。
そこでは先日同様の、ごまラー油風味の脂汗を流すほどの、足がつってしまう地獄が待っていようとも知らず、テッシーは式典会場の体育館へ向かったのだった。
...つづく(^^)
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