夏。太陽。木漏れ日。土の匂いと球音。
3連戦初戦の昨日の試合は対花の台フラワーズ。今年は防犯大会で準優勝の強豪チーム。Bチームは春季大会で優勝も果たしている層の厚いチームである。筆者は所用で行けなかったが、夜オヤジの飲み会がありたっぷりと試合経過を聞かされた。帰宅は午前3:00。スコアは13:5で負けはしたものの、5回までは5:3で強豪相手に相当善戦だったそうだ。連盟N村編集長からもメールをもらった。今日Kanedaスコアラーのスコアブックを検証。最終6回に投手をスイッチしたあと、四球、死球、失策のあとの3連打、四球をはさんで更に安打。点数は「惨敗」だけれど内容は「惜敗」。
一夜明けて今日は神木マーキュリーズ戦。6月に北部リーグで対戦した時は、8:1のコールド負けだ。安打数では凌駕したものの、やはり四死球・失策が要因で敗退。長身のピッチャーが大きなオーバースローで振り下ろす球は威力十分。
夏をテーマに写真で点描。
2回=先頭打者Taguchiが鮮やかな二塁打で出塁、7番のKoutaが三遊間を抜くタイムリーでフレンズ先制点。
3回=内野安打で塁に出たTeruをクリーンナップのNabe、Otoが連続3塁打を放ち2点追加点。Otoはランニングホームランなるかという果敢な走塁を見せたが惜しくも本塁死。
5回表=マーキュリーズが初安打。安打、捕手の送球エラーとWPがからんで2点を返され3:2。接戦となる。
5回裏=猛打爆発!4安打、Taguchiの2点タイムリーで再び5:2と突き放つ。
6回表=問題の最終回。簡単に一死を取るものの、次打者が内野安打、ワイルドピッチ、エラー.....。筆者は観戦していないが、昨日の悪夢が胸のうちにわらわら広がる。スクイズで1失点。5:3と追い上げられる。でもとうとう2アウトだ。悪い予感と楽観視が相互にせめぎあう。でも今日のOtoは違った。最終打者をサードゴロに打ち取りゲームセット!!
先頭打者が塁に出て、
2番打者が粘りを見せ、
3,4,5番が長打で5打点を挙げ、
下位打線は安打と送りバントを決めて....「野球」をやって勝った。
今日も全員にベストプレイヤーをあげたいけれど、敢えて選出するならば、Oto。
スピードはそこそこ、でも元々制球力のない投手。ムードメーカーなのにシーズン途中からは精神的にも落ち込むことが多く、余計に負担がかかったと思う。どうしてもストライクが入らない。少し前からオーバースローからややサイドぎみに投げるようになった。スピードは落ちたけれど、嘘のようにストライクが入るようになった。サイドになって今日はまだ日が浅いのに、スピードがほぼ元の球速に戻った。緩急をつけることも出来るように。
今日は投げては2被安打、2四死球、5奪三振、打っては4番の重責も果たし、ヤツの顔に笑顔が戻った。
季節はとうに夏だけれど、おまえたちの夏は今始まったばかりだ。
今年のベストゲームの一つになることは間違いない。
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