新有馬フレンズHP&BLOG

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どうぞよろしくお願い致します。m(_ _)m

有馬フレンズ公式WebSite

少年野球「晴耕雨読」BLOG

☆有馬フレンズ チームプロフィール ☆

当チームは、昭和55年有馬地区で結成され、今年で創部32年目を迎える軟式少年野球チームです。毎週土・日曜など有馬小と西有馬小の校庭を中心に元気いっぱい練習していますが、お父さんお母さん達も子どもに負けないくらい一緒に野球を楽しんでいます。子どもをサポートする大人同士のチームワークもバッチリです。
活動内容は上記練習のほか、宮前区の各種大会(年間5~7)や他の大会に参加しています。また野球以外には、夏合宿やボーリング大会などのレクリエーションなども盛んに行っており、子どもたちの交流も楽しそうです。
「百聞(文)は一見にしかず」
親子はもちろんのこと本人だけでもOK、是非一度グランドへ遊びに来てみませんか。いつでも歓迎します。(練習や試合の時間・場所などご確認の上お越しください。)
過去の主な成績
★川崎市および宮前区各種大会において、優勝・準優勝多数
★マクドナルド杯神奈川県大会:優勝 
★全日本学童神奈川県大会:準優勝
★関東団地野球リーグ:優勝     
★川崎北シニア藤峯杯:優勝
※所属 宮前区少年野球連盟 
※チームは小学校の活動とは関係ありません

2010年12月28日火曜日

ラスト&スタート

※「晴耕雨読」より転載。
ラッツ&スターではない、ラスト&スタート。
最後の練習納めはカレー大会とレクリエーションの紅白試合。
母たち自家製のカレーは毎年の楽しみ。以前のブログにも書いたけれど、一個人がいろんな家庭の味を楽しめる機会というのはそうはない。今年は3種類の味を楽しめた。係の多くのお母さんたちに感謝。ゴチソウサマ。

午後はこれも恒例の、レクリエーションを兼ねた紅白戦...と言っても父母たちも参加の遊び感覚のゲーム。親たちは自分の子のバットやグローブを借り、一緒に楽しむ。これが結構盛り上がる。特に女子(あえてここでは「女子」ということにしとこう)のハッスルぶりは毎年面白い。今年は試合前にすでにティーバッティングに励む女子、肩ならしにキャッチボールをする女子など、その意気込みはなかなかのもの。ずいぶん昔に、このレクのゲームの主審をやったことがある。父はやたら力が入り母はなかなか打てないことが多い。なるべく打たせてやりたいので、ファイブボールやフォアストライクもあり。今年の主審Kawakamiちゃんも同じパターンだった。


今年はホントにいろいろあった。
本来の野球の成績以外のことで、いろいろありすぎた。
毎年あるけど今年は特別。
最後の練習納めだったけれど、これを来年の新しいスタートに繋げていきたい。
選手のみんな、父母のみなさん、自分を含めてコーチングスタッフの面々、陰で協力いただいたOBの方たち。
2010年みなさんお疲れさまでした。
来年もよろしくですね(^^)

2010年12月23日木曜日

卒業生を送る会

フレンズ関係者のみなさん、先日の「卒業生を送る会」はお疲れさまでした。
やっと掲示板に写真をアップしましたので、パスワード入力のうえ(パソコンが記憶していればパス無しでスンナリ入れます)お楽しみ下さい。
パスワードお忘れの方はテッシーまでメール下さい。
関係者以外の訪問者の方、ゴメンナサイm(_ _)m

これまで と これから

昨日は突然の出来事で、勢い余って極私的、私事のブログを書いてしまった。
今日は気分を変えてやっと「卒業生を送る会」のリポート。

これは6年生へ送る数々のおくりもの。
6年生から監督コーチへの色紙などもある。
心の込め方は毎年変わらないけれど、おそらくフレンズ史上すごい内容だと思う。母たちの心のこもった手作りの力作。頭が下がります。お疲れさまでした。


昨年までは横浜国学院大学の食堂を借りてこの会を開催。今年はもっと近くの「オンワード研究所」を貸し切りで利用。雰囲気の良いなかなかのレストランであった。筆者は設計業界にいるのでわかるけれども、とてもコストのかかった質の高い空間だった。メンテナンスもしっかりしているし。子どもたちも目を丸くしたのでは?料理もうまそうだったけれど、例年どおり小生はビールも料理もあまり口にできず残念。ほとんどカメラを手に立ちっぱなし、一息つく時は喫煙ルームへ...の繰り返し。
NikonP100は万能のカメラと過信していた。オートで撮影すれば全て良しと思ったのが大間違い。この日3次会まで300枚ほど撮ったけれど、半分くらいは不本意な結果。特に逆光の際のピントが甘く、色調も暗め、人物も流れぎみ。もっと勉強しなきゃだな。代表特別賞「野球ノート」の賞をもらったKoukiの笑顔の写真にちょっぴり救われたけれど。

監督コーチ陣が一人ひとりマイクで挨拶。自分は撮影だったので写ってないと思いきや、誰かP100で撮ってくれていたようだ。ありがとう。
ほんとにこのコーチたちは誰一人として似た者がいない。皆際立った個性の持ち主ばかり。だからこそ面白い付き合いが出来るというもの。キレイどころの写真はフレンズ掲示板(関係者しか見れません)にUPし、むさ苦しいオヤジ軍団の写真を掲載することをお許しあれ。

会は大盛り上がり。最後に記念撮影をカシャリ。
6年生のみんな、これまでありがとう。
6年生のみんな、これからも頑張れよ。

この会に至るまでの母たち各位の陰ながらの努力に感謝、敬意を表したい。
更に...この他のキレイどころの写真や子ども+母のアップの写真などは、パスワードで見れるチーム公式ブログのほうへ掲載します。それはまた後日ということでご容赦を。

2010年12月20日月曜日

小さい秋残った

※「晴耕雨読」から転載です

今年のフレンズの最後の大きなイベント「6年生を送る会」が、昨日終わりました。とても盛り上がり、子どもたちの良い想い出になったのではないかな?
ここでブログへアップするために、写真の編集をしようと....。
しかし、1,2日くらいではとてもムリ。
土曜は練習後、「じゃあ、ちょこっと1時間だけやりますか」「いいねえ、じゃあ、ちょこっと1時間だけね」と言って5時からジョッキをカチン、少年野球を熱く語り、気がつけば0時を過ぎていた。
昨日、日曜はもちろん昼1時から「送る会」、徒歩で二次会の鮨屋へ大移動、三次会はカラオケBOXでマイクを握り、気がつけば0時を過ぎていた。

今は月曜夕方。これから19時に神保町へ。
というわけで「送る会」のブログは父として...じゃない遅々として進まないのであった。次回アップの予定です。

さてお茶を濁すわけではないけれど、今日は、
「小さい秋み〜つけた」♪ではなく「小さい秋残った」
楓の紅い葉が一枚だけ残り、やがて来るであろう厳しい冬の寒さにひとり風に吹かれ抵抗していた...。
ちょっとプロっぽい写真の出来、ジジイが持参...じゃない自画自賛。

昨日の「送る会」でも表彰されたけれども、1年生Koukiの野球ノート。
1年生でこんなにしっかりモノが書けるとは驚いた。
Yanagisawa代表からノートを借りて撮影。6月と11月では心無しか字もしっかりしてきているね。これからも頑張ろうね。
送る会の様子は次回で...!

2010年12月12日日曜日

やきゅうのおと

※「晴耕雨読」より引用、転載です。


「やきゅうのおと」
みなさんのチームでも子どもたちに「野球ノート」を書かせているでしょうか?
これはうちのチームの最年少1年生Yuiの「やきゅうのおと」
子どもからノートをドサリと預かりこの表紙を見た瞬間、カメラのレンズキャップを外し速攻シャッターを切っていた。
「やきゅうのおと」
何かこの健気な字面を見ているだけで、ココロの底のどこかがほっこりしてしまう。ユルユルの帽子にブカブカのユニフォームにガバガバのスパイク。小さい子の「やきゅうだいすき」の気持ちを大事にしてあげなきゃと思う。
「やきゅうのおと」
となりの有馬中学校で開催されている、中学校の新人戦の音が聞こえてくる。
「やきゅうのおと」
「野球の音」
カキーン...ズバーン...。
「やきゅう」が好きになるとこんな「野球の音」にもワクワクするようになるよ。

朝は西有馬小の校庭清掃。移動前に中学生の試合を少し観戦させてみる。
有馬小へ移動後は紅白試合を敢行。Yanagisawa代表は5年ぶりに主審のマスクをかぶり、小生も久々に三塁塁審に立ちカウンターを左手に。
練習試合だったらこんなふざけたマネは御法度だけれど、紅白戦ならまあ許されるかと思い途中から懐にカメラを忍ばせながらジャッジ。(アンポンタンおやじの浅はかな愚行なので、良識あるオトナは絶対マネしないで下さい。万一子どもと交錯した場合事故のもとになりますので)
更なる暴挙。攻守交代の時に白線の実線を点線に変化させてみた。
野球の神様、ゴメンナサイ...。

試合後はベーランで締める。
背番号のない背中。いよいよ来週は6年生を送る会と同時に、新チームの背番号発表となる。

2010年12月10日金曜日

スコアブックExcel年間成績集計-2

※「晴耕雨読」から転載です。

年末のチームの仕事は盛りだくさん。自分にとってはスコアの年間集計が最大のミッションである。年間成績をもらってその子がいきなり野球がうまくなるわけではないけれど、ひとつにはその子の想い出と一年間の勲章として、もうひとつは来年へ向けての発奮材料、奮励努力のキッカケになればスコアラー冥利につきるというものだ。

以前から何度か書いてきたけれど、本当にマジ大変なんである。一試合終わるごとにコツコツ集計していけば、年末で焦ることはないと思うけれど、休日の朝早く起きて試合に臨み、終日クタクタになって帰宅し、夜になり、さあて一丁今日の試合の集計とExcelへの入力をやろうか?....やれません。ついつい秋くらいまでほったらかし。木枯らしが吹く頃にやっと手書きのスコアブックの右半分の集計を鉛筆舐めなめ、ウィスキーも舐めなめ書き込み作業。これが一番頭を使うので深夜まで疲労困憊。これが完成するといよいよExcelに入力。小生、仕事が暇なときでも日中はチームの仕事はしない主義。夜になり集計をやるのだけれど、さすがに切羽詰まると昼夜関係なくやらないと終わらない。

そんなこんなでやっと集計も無事終わった。この時期は全国的に、卒部・卒団式のシーズン。同じ焦りを抱えているスコアラーがたくさんいらっしゃるようだ。以前のブログに書いたこと。↓↓↓
アクセス解析を見ると検索キーワード「スコア集計」「野球 集計」「野球 Excel 集計」などの言葉が年間通じてあるけれど、この時期になると俄然増えてくる。上記のブログへのアクセスも結構ある。この「スコアブックExcel集計」でExcel集計データをみなさんどんどん使ってほしい、みたいなことを書いたら数人の方からコメントやメールをいただいた。ソフトと呼べるほどのものじゃないけど早速このExcelデータを送って差し上げた。少年野球を通じて苦労をわかちあい、チームのため、子どもたちのためにほんの少しでも、砂漠の一粒の砂粒程度でもお役に立てれば嬉しい限り。先日も広島のスポーツ少年団のスコアラーの方からご連絡いただき早速お送りしたけれど、大変ですが頑張って下さい(^^)
以前も同じような写真を載せましたね。これは去年までのスコア年間成績表の冊子。9冊(9年間分)以上たまった。それとExcelの打撃成績ページのショット。

あとは「6年生を送る会」へ向けての仕事もまだまだ。
そのひとつ、去年も制作して好評だった写真立て。その子の一年間のベスト写真を選ぶわけだから、これもまた1月からの写真を見返すことになる。さんざん迷った挙げ句、結局最近の写真に落ち着いたけれどね。

2010年12月7日火曜日

校庭開放=校庭清掃

翌日の朝、腰が重〜いという経験はオトコなら誰しもあるはず。
でもアッチ方面の話ではありません(^^)
先日の日曜日は毎年恒例校庭清掃の日。全国の公立学校で実施されているであろう、「施設開放」の恩恵にあずかる市民スポーツ団体合同での行事。清掃と言ってもほとんど校庭の周りの側溝に堆積した一年間のドロと落ち葉をさらうのがメインイベントだ。ほぼ毎年やって、ほぼ毎年腰を痛めて、ほぼ毎年後悔している。特に今年は夏あたりから腰を痛めているので要注意である。しかし、ノラリクラリやっていたんでは子どもや、他の団体への示しがつかないわけで...。そのへんの絶妙のバランスを保ちながらやったおかげかどうか、今年は例年ほどの腰の重みを感じないで翌日の朝を迎えられた。ホッ。
終了後は有馬小の中田校長先生にご挨拶を。小生と確かほぼ同じ歳なはず。しかも、中田さんが西有馬小に赴任しておられた頃、娘の担任で大変お世話になったんである。更に今年のフレンズ30周年記念誌に寄稿をお願いし、「歴史あるフレンズさんに寄稿とは光栄です」と快諾され素晴らしい文章を寄せて下さった。せめてグランドを使わせてもらっているコーチとして、娘の親として、記念誌制作責任者としてご挨拶せずにはおれなかった。オトナとして当然のことだけれど。 
さてその後「卒業生を送る会」の各方面母部隊とのモロモロの打合のあと、年末の父母会。午後からは下級生中心の練習に突入。
最近NikonP100を購入したことはブログに何度か書いたけれども、やはり古いポンコツのデジカメに慣れたカラダにはいちいちこのNikonが新鮮でたまらない。動きのあるターゲットをこんなに簡単に、ピタリと追尾しパシャリとブレずに、四角く切り取れるなんて素晴らしい。思わず頬ずりしたくなるし、寝る時も一緒に布団に入れてやりたくなっちゃう。小学生の頃、遠足の前日には枕元に500円分のお菓子とリュックサックを置いて寝たように。
先日旧知のプロカメラマンと数年ぶりに池尻大橋で会う機会があり、プロとアマの違いについて面白いことを言っていたけれど、これについては「明日のココロだ〜!」(ラジオ小沢昭一的心...懐かしい)
元巨人の桑田理論からすれば、多少外れる部分もあるとおぼしきコメントをつけてみた。桑田氏の理論は目からウロコで溜飲が下がり大絶賛することもあれば、基本が出来たあとの中学生くらいに適合する部分もあり、小学生には微妙なところではあると思う。でも旧態依然の日本の野球指導者たちには、新鮮で驚かされる話が多く彼の話は面白いですね。

2010年11月28日日曜日

LastGame

※「晴耕雨読」から転載です。

2010年公式戦のラストゲームとなる、対鷺沼ヤングホークス戦。
まだ6年生の試合はあるものの、親善試合や練習試合などの数試合しかない。今日が冠試合の最後なわけだ。でも実際はこの南部リーグというのも本来の主旨は勝ち負けよりは親善的な意味合いが濃いのだけど。
結果は2:0の完封負けだったが投手Kyousukeが強豪ヤング打線を2点に抑えたのは立派。四死球2の5奪三振自責点1。
Hiroto、Kyousuke、Kou、Genki、Mitsukiの5人。
お疲れさま。
ベストプレイヤーはエースとして1年間頑張ったKyousukeをはじめ、大サービスで6年生全員にあげよう。
※ヤングのオトナのみなさん...ん?ヤングで大人っていったい...?
先日の「オトナの野球」大会ありがとうございました。→オトナの草野球報告
来年もよろしくですね!

さて、有馬小ドームへ戻り5年生以下はいつもの練習。

小生のNikonカメラ....あつ、今突然想い出した、「Nikonカメラ」で。
エルトン・ジョンの名曲「クロコダイルロック」の歌詞の中に、
確か「♪〜NikonCamera〜♪」というくだりがあって、これをニコンではなく「ナイコンキャメラ♪」と発音し歌っていました。知っている世代のオヤジには懐かしいですよね。
(※上記「クロコダイルロック」はとんだ誤りでした。この数日間喉に小骨が引っかかった気分でいましたが、調べてみたら正解は「僕のコダクローム」。S&Gのポール・サイモンの曲ですね。1973年のヒットチャートで7位が「僕のコダクローム」8位がEJの「ダニエル」。私はエルトン・ジョンのほうが好きで、中三の音楽の授業の時に、生徒各自が自分の好きなレコードを持って来てプレイヤーで聴くという粋な計らいをしてくれた先生がいた。その時に持っていったのはEJの黄昏のレンガ路、イエローブリックロードだった。話がずいぶん飛んでしまった。....閑話休題....。)

そのNikonP100のコンデジで撮りまくったけれど、帰宅してさて困った。
サクサク撮れるから以前とは比べようもないくらいの枚数が、8GBのSDHCカードにガッツリ。選択編集がかなり大変。
こうなることはわかっていたのに(^^)
犬がワンと吠え、猫がニャンと鳴くくらい自明の理。
犬の肉球はパツンパツンで、猫の肉球はプニョプニョなのと同じくらい当り前。
犬はスッゴク可愛いくて、猫はメッチャ可愛いのは火を見るよりも明らか。
てゆうくらい分っていたのに、バシバシ撮ってしまった。
でもそれでやっと、ベストショットの一枚が撮れるんだよね(^^)
写真は、フリーバッティングの時に、バッティングピッチャーの横からローアングルで撮った2年生のHiro。軟式野球のコーチだから出来る離れ業。硬式野球ではこうはいかない。センターから望遠で狙ってもいけるけど、この距離で撮ると臨場感が違うような気がする。
気がするだけかな?

2010年11月22日月曜日

ゴールはスタート

※「晴耕雨読」から転載です。
新人戦。5年生以下の新チーム構成での公式戦となる。
今までAチームで揉まれてきた5年生、試合慣れしていない公式戦に臨む下級生。まだまだこれからですね。強いチームはすでにかなり出来上がりつつある空気を感じさせる。来春開幕というゴールを目指してやっと第一コーナーを周り、ふと前を見るとすでに相手は第三コーナーにさしかかっているのを見てるような。
でも春の開幕がゴールではなく、そこが本当のスタートライン。与えられた材料と今ここにある環境で精一杯のものを創るしかない。少々スタートラインに着くのが遅れても、そのあとどれだけ前のランナーとの差を詰められるかの努力。
下を向いても始まらない。前を走る小さな背中が、少しでも大きく見えるようになるまで走り続ける気持ちの強さを持とう。

今日はNikonP100のグランドデビュー。家に帰りMacで見てみると、やはり全然違う。古いカメラだとこうはキレイに撮れない。逆にクッキリしすぎて堅いイメージに違和感をおぼえたりして。でも頭の中の撮りたいと思ったイメージを瞬時に確実に切り取れるという感覚はさすがだ。連写も試運転。これもいい。一連の動作が手に取るようにわかる。
ただ困ったのは大容量でバンバン撮れちゃうから、あとでチョイスしたり編集したりの苦労が倍増しそう。自分で自分の首を絞めてるのだから仕方ないか(^^)

2010年11月14日日曜日

負うた子に教えられる

南部リーグ第5戦、南野川ブルーアローズ戦。
試合会場は西有馬小学校スタジアム。収容能力55,000人
宮前区、いや川崎市でもトップクラスのチームだ。子どもたちの挨拶から始まり、アップや練習の様子、整列から応援まで全てにおいてこれが野球チームというお手本のような強豪軍団。試合中の控え選手の応援歌は驚くほどバラエティーに富んでいて、iPod nano8GBにすら納まりきらないに違いない。
プレーから4回終了時まで、あにはからんや、予想に反して1:2の接戦、被安打は単打2本のみ。うちは長短4安打だ。むむむ、これはイケルかも...と思い始めたのも束の間、底力に勝るチーム力で終盤打ち込まれて結果は7:1で負け。
小刻みな投手交代はブルアロYoshida監督のお家芸。投手含む守備の変更は計5回。機を見るに敏、わずかなリスクを察知すればすぐエース級を投入し出火を未然に防ぐ。実力が数段上の選手層の厚いチームならではの起用法。うちはエースKawaharaが力投したものの、味方打線は終盤1安打のみで初回の1点のみを、秋空にそびえる電光掲示板に点灯しただけに終わる。いわゆるスミイチというやつだ。

ベストプレイヤーは右中間を破る適時打の2塁打を打ち、守ってはふたつの盗塁を刺した捕手・主将のHiroto。久々だね。もう一人は5回3番打者の中前クリーンヒットを、1塁へ送球しセンター前ゴロでアウトにしたOhsumi。

話は変わって、ここ2ヶ月ほど前からうちの選手たちにいい傾向が見られる。
先のブルアロさんのように、コーチたちへの挨拶などがまずは全ての基本のひとつだと思うのだけれど、ウチは今までこれが不十分だった。声を出す子、出さない子、主将に促されてやっと挨拶する子、言われても出来ない子...。それがみんな大きな声で挨拶が出来るようになった。言うほうも気持ちがいいし、言われたほうはもっと気持ちいい。お互いに今日も頑張ろうと前向きな気持ちになれるものだ。挨拶してきた子には私も負けずに挨拶を返すようにしている。
先日もある場で言ったのだけど、「強いチームで挨拶は出来ないチーム」というのを私は見たことがない。強いチームほどこういうところもしっかりしているものだ。スポーツ全般みなそうだけれど、特に日本の野球というスポーツはこういうところに厳格な伝統を持っていると思う。きちんと挨拶ができる、年上を立てることができる、年下を思いやることができる、感謝の気持ちを素直に表現できる.....。子どもの性格によってはこういうことが苦手な子もいる。無理しなくてもいいから、その子なりの真摯さで表現出来ればそれでいい。
これは大人になり社会に出てからも全く通用する話。
逆に言えば、我々大人は普段子どもに指導していることを、自分は社会で実践出来ているだろうか?反面教師...いや、こういう場合は「負うた子に教えられる」というコトバが適切かな。→「負うた子に教えられる」(ネット辞典)
自分の胸に手を当てて考えてみよう。

2010年11月10日水曜日

スコアラーとして

※「晴耕雨読」から転載。

スコアラーとは何なのか?
グランドの現場で黙々とスコアブックをつけ、年末の成績集計地獄に息も絶え絶え、小冊子を発行するために毎年徹夜を覚悟し....。
これだけではスコアラーとは言えない。
子どもたちにスコアラーから見たアドバイスをしなきゃ意味がない。
....前回の打席で相手打者がレフトオーバーの2ベースを打っている場合。
=レフトとセンターの守備位置を確認後、少しレフト寄りにバックなどの指示。
(但し投手の力量と打者のスイングスピードによって都度調整、臨機応変)
....2アウトを取ってから四死球が多い投手の場合。
=2死後、3アウト欲しさに投げ急ぐ場合は、一度深呼吸ないし、ランナーへの牽制球、またはロジンバッグで気分を転換させる、モーションをゆっくり目にさせる。
....失点は多いけれど、自責点はほとんどない投手の場合。
=投手には自信を持てと言い、他のナインには守備面でのハッパをかける。
etc....。
時に出しゃばりかなと思うこともあり、反省することもたましば。
でもやはりスコアラーは単に記録者に徹しなきゃいけない場合と、チームアドバイザーとして意見を具申しなきゃいけない時と、両面あっていいと思う。高校野球やプロ野球の場合はわからないけれど。

さて、以前のこのブログで「スコアブック年間成績集計」をExcelでオリジナルで作ったので、どうぞ持って行って下さい、的な文章を書いた。


先日嬉しいことにご所望なさる方が現れたので、メールでデータを送ってさしあげた。全国のどこのどんなチームのスコアラーなのかは定かではないけれど、こんな小さなことで少年野球の世界が繋がっていくことが何より楽しい。
その際に私がメールした文面を以下に写真に撮ってご紹介。

2010年11月9日火曜日

禍い転じて福となっちゃった

※「晴耕雨読」から転載。

さてさて、あさって、しあさって。
日曜の南部リーグ4戦目、対松風スラッガーズ戦だ。
強いチームだしたぶん今まで負け越してる相手だけに、試合前の若干の緊張感は否めない。(子どもじゃなく、小生だけかも)
6年生1人を欠いてのスタメンオーダーでプレーのコール。
1回表フレンズの攻撃。1得点。3回裏に1:1の同点とされて、次の4回表。
Ohtakeの2ベースヒットを足がかりにOtoの四球とOnoの絶妙なスクイズバントが決まり、先日に引き続きまたしてもツーランスクイズ成功。Otoの果敢な走塁が実を結んだ結果に。これで3:1の勝ち越し。
松風スラッガーズはこんなものでは引き下がらない。絶対反撃のノロシをいずれ上げてくるはずと思いつつも、いつの間に最終回。ウッソ〜。嬉しいぞ(^^)
6回裏、松風スラッガーズの攻撃。中邪飛の1アウト後、内野安打でランナー1塁。スチールを決められて走者2塁へ進塁。
ここからが「禍い転じて福と為す」
4番打者が5球目を叩くとレフトへ一直線のライナー。...やられたか!?
これをOtoが猛ダッシュして捕球2アウト、2塁ランナーが飛び出していたのをベンチは見逃さず、「2塁を刺せ!」すかさずOtoは2塁へ送球!
ライナーゲッツー完成でチェンジか?
....暴投を投げちゃった。頭ポリポリ。
結果、2アウトでランナーは2塁に生きたまま。
ところがである。この時、小生時計を見たら1時間28分。
もしゲッツー完成でチェンジになっていたら、次の回表裏をやらねばならない。
逆転される可能性は十分ある。
こうなれば、もうゆっくりゲームを運ぶしかない。
5番打者の1-2からの打球はまたしても痛烈なレフトライナー。
これをOtoが無難にキャッチ、3アウトである。時計はちょうど1時間30分。
もう新しい回へは進まない。ほどなく主審の「集合!」のコール。
あそこで2塁へ暴投したのが逆に命運を分けたような試合だった。

それよりもやっと(準)公式戦で一勝を挙げたのが何よりもとてつもなく嬉しかった。
BPベストプレイヤー賞は、Onoのスクイズバントと、Otoの守備&走塁に決定。
それからKawahara。強豪相手に6回90球四死球2で失点1は立派だ。
奇しくも6年生ではなく5年生の活躍で僅差をものにした試合だったけど、写真は6年生の特集で(^^)
南部リーグが終わり、新人戦が始まるといよいよ卒業生と親たちには寂しい季節がやってくる.....。

2010年11月7日日曜日

少年野球の原点

6日の土曜は上作延ノンキーズとの練習試合。名物監督Ishiguroさん率いる付き合いの長〜いチームである。今回も2試合やろうということになった。
1試合目は6年生が日光へ修学旅行のため、5年以下の新チームにて。10:1で久々に勝ったものの、ノンキーズ投手の制球難でスコアブックにはB,B,DB,B,B,の羅列によっての得点。更にWPも重なり一気に9点をもらった形。対するうちのチームは伏兵の活躍による打点を挙げた。
BP賞はOtoのライトオーバー、植え込みに突き刺さる見事なツーベースヒット。ボールが地面にめり込み、そのまま地球の裏側まで到達し、チリの炭坑事故の現場まで達するかという勢いの打球だった。
まだいるよ。Shouyaの2の2、1打点も立派。
また、最近やっと引っ張る打撃が出来るようになったOno。この日もレフトへのライナー性の痛烈な飛球のヒット。この3人に決定。

2試合目は先のブログにもUPしたように、チビスケ軍団中心のオーダー。たまたま写真に撮れなかった下級生にはご勘弁を。この試合爆笑の連続だった。リードの仕方がわからず試合中に塁審から教わる子、グラブをはじいたボールの行方を見失いあたりをキョロキョロして途方に暮れる子、自分の身長の倍はあろうかという暴投を背伸びしてまで打とうとする子...いやはや楽しかった。何か心が洗われるような気分で、少年野球の原点を思い知らされたような気がする。しかも新チームの上級生よりも活き活きして声も出て頼もしい限りだ。
この試合BP賞は...全員にあげよう。ただし公式ではなく特別賞としてね(^^)
ギャラリーは寒そうだが、試合は熱いぞ。
試合前の整列もサマになってきた!
※今日7日(日曜)の南部リーグ戦の模様は後日UPします。

2010年11月5日金曜日

目の前の一勝より来春の一勝

※「晴耕雨読」からの転載です。

3日の練習試合もFF対決となった。対二子フェニックス戦である。
1試合目は新チームで、2試合目は6年生も入れた構成で開催。最近はめっきり日が短くなり寒くもなってきたから、おちおち遅くまでテレンコテレンコやってられない。もっとも夏だからといって、ダラダラやっていいということにはならないが。

久々にYanagisakiコーチが顔を見せたので主審を頼み、プレーのコール。
スコアは初回だけ師匠Kanedaコーチに頼み、小生は卒業生の写真を撮るために、「戦場のカメラマン」渡辺陽一ならぬ「球場のカメラマン」となる。試合は先発投手が四球の連続で一死もとれぬままRyuunosukeへマウンドを譲る。これは前回も、いやこのところずっと似たような展開だ。私は野球経験者ではないから専門的・理論的な指導は出来ないけれど、他のスポーツ経験者ではある。また、野球技術からは一歩引いた眼で子どもたちを見るのが自分の仕事だとも思っている。ストライクがなかなか入らないと分ってる投手をずっと先発で使い、四球連発したら交代させるというのはいかがなものだろう。彼も一生懸命やろうとしているはずだ。でもストライクがとれない。一番悩んでいるのは本人なはず。なのにこういうパターンが続くとかえってその子が可哀相だと思う。性格が明るい前向きな子だから、今はなんとか頑張っているけれどね。試合慣れしていくうちに制球力も自然に備わるという考え方もあるが、もう少しコントロール・制球力を身につけるまでじっくり育てるべきじゃないのかな。彼には来季のエースになる素養があると思うからこそ、今を大事にすべきだと思う。
目の前の一勝より来春の一勝だ。
前者の一勝がピンポン球ならば、後者のそれは砲丸投げの球ほどの重みを持つ。
さて、試合結果は6:5で負け。BP賞は4回裏1アウトから二遊間をきれいに抜けるヒットで2打点を挙げたTaguchi。彼の「試合に出たい!」という強い思いが実ったような安打だった。

次は6年を含めた今年のメンバーでのゲーム。
結果は6:3でまた負け。4試合連続の6失点。勝ち負けより大事なものがあるべき、今の時期だと思うけれど、しかしそれにしてもずっと勝ってないぞ。
BP賞はOhtakeが連続受賞。このところナニカ吹っ切れたのか打球に伸びがある。同じヒットでも途中で失速するのと違い、しっかり芯をとらえた打球が最後まで勢いを失うことなくグランドを弾んでいく。チーム初得点を叩き出したセンター前へのクリーンヒットもさることながら、出塁後の2盗から7番打者のスクイズで3塁を蹴り一気に本塁も落した、結果ツーランスクイズ成功の果敢なランニングも良かったからね。
もう一人はそのスクイズを決めたShouya。非力なバッターでも出来ることはたくさんあるぞ。

その日は前述コーチ仲間と地元の居酒屋その1で冷や酒をシコタマのんで帰宅。
シコタマといっても4個の玉を呑んだわけでは決してない。これが効いたのかどうか、玄関を開けて仕事部屋に直行して....気がついたら帽子をかぶりバッグを肩にしたまま床に寝ていた。目が覚めた時、「ここはどこ?私は誰?」状態だったのは言うまでもない。こんな酔い方も久しぶりだった(^^)

写真は秋の本格的到来を感じさせる、日差しの柔らかさ、長く淡い影、秋色に変わりつつある樹々の葉...。
もう一枚はベンチ横でエラそうにふんぞり返る主将Hiroto。本人の名誉のために言っておくが、これはあくまでわざとオトナコーチの真似をして遊んでいたもの。それにしても妙な貫禄があるなあ(^^)

2010年10月31日日曜日

南部リーグ・F対F

※「晴耕雨読」から転載。
台風一過のさわやかな秋晴れを期待していたのに、あにはからんや、相変わらずのはっきりしない曇天の空模様。期待にそぐわず大ドンテン返し...なんて。
今日は野川台フォルコンズさんとの南部リーグ。その前に少しだけ新チームでの試運転的練習試合をやろうということになり、急遽メンバーを招集。たった、2回だけの展開だったけれど、それなりの収穫はあった。
Nabeの2打席連続ライトオーバーの大飛球。Otoの2打点、タイムリーツーベース。いつもは振り遅れが多いOnoが、今日はレフト横へ引っ張る得点打、1打点。守備では制球難に苦しむ先発からマウンドを引き継いだRyuunosukeが2番手で登板。5点ビハインドから2回を投げて1失点、2四球、2奪三振。何が良いかといえば最近ピッチングを覚えたばかりというのに、投球数36球中ストライクが19球。やはり投手はまずコントロールからだ。
ベストプレイヤー賞は、来年の長距離砲に期待してNabeと、これからの伸びしろを大いに期待してRyuunosuke。ただし社会の窓はちゃんと締めとけよ(^^)
写真は試合前の整列時、1年生Shougoのカメラ目線オトボケVサイン。

南部リーグ本番。6年生も入って今度は空気がピリリと変わる。
がしかし、結果は負けた。6:1の完敗。
今日はフォルコンズの「アジアの大砲」4番Ta選手の打席は空砲に終わったが、しかし次の5番Ma外野手の目の覚めるようなセンターオーバー、5万人の観客席が陣取るプール付き外野席へのエンタイトルツーベース。また、遊撃手Moくんの難しいバウンドのゴロを捌くナイスフィールディング。正面の凡ゴロを捕球するのは誰でも出来るが、軟球独特の高いバウンドを処理するのはプラスセンスが必要になってくる。
う〜ぬ、相手チームを褒めてどうすんの。いいプレーはうちの子たちにも素直に見習ってほしいからだ。
フォルコンズ監督「かっこよさも群を抜く」Komatsuさんと「永遠のShuheyダビッドソンライダー」Fukumotoさんが晴れやかな笑顔でグランドをあとにしたのも当然のことだ。

さて、この試合のBPは?
後半ワイルドピッチが多かったけれど6奪三振に加え、打っては左中間をきれいに破る2塁打を放ったKawahara。これだけならBPは見送りだけど、前述のRyuu同様、コントロールが良かった。7回を完投し無四死球だったからだ。
もう一人はOhtake。唯一の1得点をもぎとった右中間へのタイムリーを含む2安打と安定した守備・走塁。今年は打撃で伸び悩んだが、このところいい活躍を見せているぞ。
それにしてもここ2カ月で、たった2勝しかしていないのは一体どうしたことだ。
筆者もスコアブックの集計作業が遅々として進まないのも一体どうしたことだ。
明日から11月。いよいよヤバくなってきた(^^)

2010年10月26日火曜日

オトナの草野球報告

※「晴耕雨読」からの転載です。こちらに転載するのが若干遅れました。
「若干」といえば「弱冠」...下の文中にも「弱冠27歳」という表現がありますが、あとで気になって調べたところ、「弱冠」という表現は「20歳男子」にのみ超限定で用いられる言葉なのだそうです、正確には。よって、「弱冠23歳」や「弱冠17歳の女子」などの使い方は間違いとのこと。日本語って難しいですね。
「若干27歳」と大間違いの表現よりはまだマシとするか...(^^)
下の引用転載文では、恥を忍んであえて原文の間違いのまま載せます。
また、文中の「○○○・人名」のカタカナ部分の由来は、テッシー・豊島に訊いて下さい(^^)


10月23日土曜、川崎は等々力ドーム、午後18:00プレイボール。北半球リーグを勝ち抜いた鷺沼ヤングホークスの精鋭と、南半球リーグを制した有馬フレンズの猛者たちが一堂に集結した。全世界シリーズの開幕だ。1戦のみで世界の草野球の頂点を決する闘いが始まった。

先発はハーレー・井上。独特のピッチングフォームから繰り出す魔球は、相手打者を翻弄するのに十分な威力を持っている。対するヤングのマウンドに立ちそびえるは喋るピッチングマシーンの異名を持つペヤング・坂本。ホームベースの巾を目一杯使いながら、内角・外角をミリ単位で刻んでくる恐るべき相手だ。主審のキットカット・勝氏のコールで試合開始。

序盤戦で圧倒的な長打力を誇るヤング打線が猛打爆発。水も漏らさぬフレンズ守備陣のレフト、トーホク・藤家など若干のほころびを突き大量4点をスコアボードに点灯させる。イニングが変わるたびに、、我が軍ベンチに不気味な地響きをたててやって来ては、選手を攪乱し翻弄する敵将監督クロス・黒須。親分不在の敵ベンチを垣間見ると、シートノックの鬼、参謀イッシー・石倉が不敵な笑みを浮かべている。

監督のドラゴン・川上率いる我が名門有馬フレンズは、スタメンにメタボリック・西を4番に据え、現役コーチオヤジ、現役オヤジ、OBオヤジ、オヤジの息子(フレンズOB)、オヤジの先輩後輩友人知人親類縁者一族郎党の、超重量複雑怪奇打線。
フレンズ軍中盤戦は「投手は35歳以上」という草野球世界公認「野球規則2010オフィシャルルールブック」126ページ7.08の(b)を無視した姑息な手段を使い、弱冠27歳の若きエース、ユースケ・佐藤マリアを2番手に起用する。この展開に最年長70ウン歳の名誉監督ハマーダ・金田やエスプリモ・大坪ら総勢18名の選手が応えて打線に火がつき、4点を返し俄然盛り上がる。観衆97,000人をのみ込んだ等々力ドームが割れんばかりの拍手に包まれたのは言うまでもない。

終盤ヤングに1点を勝ち越され、5:4のまさに黒須監督だけに、クロスゲーム。
【1点ビハインドで迎えた最終回、フレンズ軍の攻撃は安打、四球、6-4-3のダブルプレイで2死ランナー3塁。ここで一打同点、一発大きいのが出れば逆転サヨナラホームランだ。ここまで共同通信報道班として、グランド狭しとボロカメラ片手に黒子に徹していた私、テッシー・豊島は腰痛と陣痛と睡眠不足と資金不足を理由に、自分の選手起用に異を唱えていたが、やはり白羽の矢が立ってしまった。しかたあるまい、名門フレンズ復活のためにひと肌脱いでやるか。監督ドラゴン・川上が主審に代打を告げ、バックネット裏のウグイス爺アラガネーゼ・荒金が私の名をアナウンスすると、等々力ドームが地鳴りのような歓声に揺れる。
底なしのスタミナと体力の持ち主、ペヤング・坂本との勝負はツースリーのフルカウント。3塁走者を鋭い目線で牽制しつつ放った渾身の第6球目。私が鋭いインローのカーブを腕をたたんで強振すると、白球は夜空を切り裂き定規で引いたような軌道を保ち、ライナーでレフトスタンドフェンスの遥か上空を飛行し、黒い闇の中へ吸い込まれていった。
6:5の劇的サヨナラゲーム。いつのまに135,000人に膨れ上がった大観衆からはスタンディングオベーションの惜しみない拍手の嵐.....
.....?.....むむむむむ...】

目が覚めた。もちろん【 】内は私の夢想である。(^^)

結果は5:4の僅差で惜敗。
腹痛と破水と視力低下と気力低下に悩む私は、2打席立ち三振とPゴロの予想どおりの結果。本当の実力(?)を出し切れずに無念。それでもこうしてオトナ同士が和気あいあい、チームの垣根を越えて楽しむのはいいことだ。
試合中現役父がファーストの守備の際、足を怪我して病院へ。せっかく家族で来てもらい楽しんで欲しかったが残念。なんだか申し訳ない気持ちだ。お大事に。
他にもフレンズの現役お父さんや助っ人に来ていただいた方に感謝。
さらに、宮前区少年野球のご意見番、黒須監督をはじめとする盟友鷺沼ヤングホークスさんに感謝。
場所を移して鷺沼駅前に戻り、「居酒屋とんちゃん」でノーサイドの宴会23時。
ここまで沈黙を守って来たフレンズのエスティマ・西原が、俄然水(酒)を得た魚のごとく元気になったのは周知のとおり。
こんな遅くまで宴会をやってて、ええんかい?
案の定、本日日曜は腰痛と寝不足と......に加えて更に筋肉痛に悩むはめになった。

2010年10月18日月曜日

惨敗と完敗の向こうに

「晴耕雨読」から転載
今年も南部リーグが開幕。今日は午前と午後の2試合Wヘッダー。
南部リーグとは、宮前連盟主催の公式戦とは違い、区を南部・北部に分けて、有志のチームが集まって行うもの。もうすぐ卒業となる6年生たちに最後の想い出にと、古豪野川レッドパワーズさんが南部各チームに参加を呼びかけて始まったもの。筆者がフレンズに関わるようになった15年前にはすでにあったから、歴史はもっと古いのだろう。言い出しっぺのレッパさんが提供した立派な優勝旗には、ウチの「○○年優勝有馬フレンズ」の短冊がザックザク。今でもレッパさんはニガ笑いしながら恨めしげに言う。しかし近年、うちはサッパリ優勝旗とは縁遠くなってしまった。

その初戦が対レッドパワーズ戦。試合結果は惨敗。
先発ピッチャーKawaharaは球の球威が増したようで、決して悪くはなかった。10失点のうち自責点はたったの1点。つまりは守備のエラーで周りが足を引っ張った結果である。試合途中、攻守交代の時に選手たちにスコアブックを見せて「喝!」を入れたのだけど効き目なし。まあ、スコアブックを見せたところで奮起出来るわけもないのだけど、今日はいても立ってもいられなかった。
3個も失策を重ねてベストプレイヤーをあげるのはいかがなものか、と自分でもおもうのだけど、ひとつはOhtakeに。いつもボテボテの内野ゴロが多いのだけど、今日は中堅手右横を深く破る久々のタイムリーツーベースを放ったからね。
もうひとつはやはり孤軍奮闘のエースKawaharaに。

第2戦目はお隣チームの有馬子ども会。試合結果は完敗。
惨敗の次は完敗である。ウチは内野安打の1本だけ。8失点のサヨナラコールド負けだ。どんな負け試合でも、光ったプレーをした選手にBP賞をあげるのがこのブログでのコンセプト。しかしながらさすがにこの試合ではいいところナシ。
試合後今年入部した子の父親でもあり、飲み仲間でもあるTanakaさんが筆者にボソリ。
「なんか覇気がないですよね。野球がうまい下手以前の問題のような気がします」と。同感。技術指導うんぬんの前にそこの根本的なところをどうにかしないといけないと思う。抜本的に大ナタを振るうにしても、そのための原因を求めない限りは同じ事の繰り返しであろう。自分も含めて指導陣に名を連ねている以上、これを他人任せ・他人事とせず、正面から向き合う必要があると思う。
その「解」はどこにあるのだろう?
そこかしこの道ばたに落ちているわけではないと知りつつも、足もとの地面ばかりを見ながらトボトボ帰路についた。

さて、気分を変えて!
写真は6年生5人組の一枚。

試合開始前の選手整列とギャラリーたち。

シートノックをするKawakamiコーチ。
会社のチームでは監督兼選手をやっているKawakamiちゃん。今日はうちのチームでの監督代行デビュー戦だった。試合後彼も筆者にボソリ。「デビュー戦が完封負け試合とは...トホホ」
膨大な数の写真を撮っていると、偶然こんな一枚に出くわす。ノッカーが持っているべきノックバットが消えて、まるで素手でノックをしているかのような写真。実は腕の向こうにバットが重なり見えていないだけなんだけどね。

随分前のブログでも同じ現象の写真を載せたことがあった。こちらは更にもうひとつの偶然が重なりちょっと面白い.....この記事は2009年2月の松風スラッガーズ戦だったけど、当時いろいろトラブルがあり、この「晴耕雨読」の初期のブログ記事をかなりの数を削除したのだった。写真だけはWeb上にあったので再掲載しよう。
Kohtaのバットのグリップだけが見えて、バット本体は消えている。代わりにその向こうの黄色いトンボが重なり...黄色い棒切れでバッティングしたかのようでしょ!?(^^)

2010年10月12日火曜日

改めまして小学生デス

※「晴耕雨読」から転載です。
※懇親会での写真は右「掲示板」からご覧下さい。(パスワードが必要です。お忘れの方は管理人テッシーまでメール下されまし)


フレンズ毎年恒例のボウリング大会!...といっても筆者は都合で参加出来ず残念。まあ、優勝候補の一角がいなくなったので、みんなやりやすくなっただろうてムフフ。(完全なヒガミです。因に筆者、生涯で数回しかボウリングの経験はありませんが、どういうわけか自信だけは優勝候補並みなのです。オメデタイ奴です)
大会後は地元の某ファミレスで懇親会。大人25名・子どもは弟妹チビッコ含めて33名総勢58人で座敷席を占拠。
写真を整理選択していると、オヤジどものテーブルの写真を見てひとつ気がついた。コーチ・父親たちで11人が飲み会に参加したのだけど、筆者も含めほぼ全員若い頃はナニガシカのスポーツをやっていたということだ。野球が数人に、サッカー、自称バレーボール、自称テニスボーイ、現役バスケットボール、それにラガーメン。しかもみ〜んな共通項は「球技」やはりオトコは球を扱うのが好きな動物のようだ(^^)
夏の合宿の主旨もそうだけど、時にユニフォームを脱ぎ、飲んで食べてしゃべって笑って...これが実にいい。子どもたちが私服姿になるととたんにコドモコドモしちゃって、今更ながらあらためて小学生だったんだなあと気づかされる。普段見れない表情を垣間見ることもできる。
写真はここでは2枚を合成し1点のみ掲載。(古いデジカメなので写りが悪いのはご勘弁)あと数枚はフレンズ公式ブログの掲示板に収納。(パスワード必要です)東有馬美女軍団の妖艶な姿(?)を公開出来ないのが残念! (掲示板へアクセスどうぞ)

今笛が鳴った....。結果は0:0のドロー。
突然話違うけど、サッカー日韓戦は韓国のハンドで本来ならPKで1:0で勝っていたはず。でも野球もそうだけど、「たら・れば」と「審判の判定」には勝てない。但し「中東の笛」は問題外。地球上から抹殺されるべきですね。
アルゼンチン戦に続きアウェイで、しかもライバル韓国相手にいいゲームだったぞっ!!本田のシュート惜しいっ!!プロには「惜しい」という言葉は通用しない。結果が全てだからね。

2010年10月8日金曜日

スコアブックExcel集計

※「晴耕雨読」から転載です。
昨年のこの時期は、まだスコアシートの集計を本気でやってなかったと思う。今年はすでに85%くらいは手書きで終わっている。これまで何度かスコアブックの写真入りでここで紹介した。(右アーカイブ「チームをめぐる仕事と遊び」にいくつか掲載)

そろそろデータの入力にかかろう.....と、思う。
そろそろデータの入力にかからなきゃ.....と、考え中。
いい加減データの入力にかかれよ!.....と、もう一人のコワイ自分に叱られる。

昨年オリジナルで作ったExcelの集計表。オリジナルといっても前任者からもらったExcelの項目を打率などは自動計算できるようにし、色をつけてビジュアル的に改良したものだ。ネットで調べるとスコアブックの記入そのものをパソコンでやるものもある。グランドでつけたシートを見ながら、今度はパソコンで同じ内容を入力するようだ。それで年間の数々の集計は自動的にやっちゃうらしい。去年それを発見して一瞬食指が動いたが、これだとグランドで書いた手書きのスコアブックがなんか結果的に紙クズになっちゃうようで、スコアブックが可哀想だからやめた。他にもネットのオンライン上のソフトに入力するものや、HPと一体型になったものまで結構いろいろあった。でも結局は手作りオリジナルのコレに落ち着いた。カラーも好きに出来るしね。
集計項目はスコアブックの圧倒的シェアを誇る「成美堂出版」の項目に、長打率と出塁率を加えたシンプルなもの。このページの他には、6年生だけの入部から卒業までの生涯(?)打撃成績や、投手成績、対戦チームとの成績比較、年間全試合のスコアボードなど、Excel一個のファイルに盛りだくさん。
こんなんで良ければ全国のスコアラーの方、無料スコア集計ソフトを探してる方には、バンバン差し上げたいくらいだ。(メールを下さればいつでも!)
写真は2009年のパソコン上の打撃成績表と投手成績表のショット。飛び飛びの黄色い部分は各項目での最優秀の数字を表している。12月には6年生を送る会で恒例の各賞を子どもたちにあげるのが楽しみである。
ん? おお〜...。
そろそろデータの入力にかかろう.....と、思いつつ、今日もブログで夜も更けてゆくのであった。


2014年有馬神明社初詣

2014年有馬神明社初詣
2014/01/05

2010年7月11日30周年記念式典にて