新有馬フレンズHP&BLOG

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有馬フレンズ公式WebSite

少年野球「晴耕雨読」BLOG

☆有馬フレンズ チームプロフィール ☆

当チームは、昭和55年有馬地区で結成され、今年で創部32年目を迎える軟式少年野球チームです。毎週土・日曜など有馬小と西有馬小の校庭を中心に元気いっぱい練習していますが、お父さんお母さん達も子どもに負けないくらい一緒に野球を楽しんでいます。子どもをサポートする大人同士のチームワークもバッチリです。
活動内容は上記練習のほか、宮前区の各種大会(年間5~7)や他の大会に参加しています。また野球以外には、夏合宿やボーリング大会などのレクリエーションなども盛んに行っており、子どもたちの交流も楽しそうです。
「百聞(文)は一見にしかず」
親子はもちろんのこと本人だけでもOK、是非一度グランドへ遊びに来てみませんか。いつでも歓迎します。(練習や試合の時間・場所などご確認の上お越しください。)
過去の主な成績
★川崎市および宮前区各種大会において、優勝・準優勝多数
★マクドナルド杯神奈川県大会:優勝 
★全日本学童神奈川県大会:準優勝
★関東団地野球リーグ:優勝     
★川崎北シニア藤峯杯:優勝
※所属 宮前区少年野球連盟 
※チームは小学校の活動とは関係ありません

2012年9月26日水曜日

オレンジボール決勝進出!


※少年野球「晴耕雨読」から転載
うかつに約束などするものではない。
オレンジボールでの準決勝、アリコ戦の詳報を書くぞなんて宣言して、とんと書けないままの、このテイタラクなんである。
土曜はオヤジたちの祝勝会にも行けず夕方から0時まで仕事。
日曜は雨降り大会の空を見ながらやはり0時まで。
月曜は別件で秋葉原で打合後、午後から翌朝火曜の5時までほぼ徹夜。
2時間寝たあと今日は朝8時からまた仕事で先ほどAM1時終了なんである。
明日も似たようなもの。であるからして、今日は懸案であった、オレンジボールをサックリ書いてしまおうじゃないの。

西有馬ドームでの第一試合は優勝候補筆頭のウルフである。対するは馬絹メイツ。
いやはや番狂わせであった。春に優勝して来年の後楽園での本大会進出を決めていたウルフはよもやの敗退。それにしてもウルフやヤングの子たちは皆、将来は大臣か博士か医者か弁護士か?といったような聡明な顔立ちの子どもが多い。さすがは宮前のビバリーヒルズ地区なんである。東京で結婚し子どもができてそろそろマンションを買おうか、というホワイトカラーの家庭がこぞってこのへんに流入するんである。昔うちもそのクチであったが、現実は甘くないんである。

途中オレンジボール大会の提唱者でもある連名のKasahara副会長と談笑しながらカメラを向ける。メイツのピッチャーの子は素晴らしかった。ややサイドスローぎみから繰り出す球威のある球は、打者の内角からアウト方向へ流れてピシリとストライクが決まる。

うちとアリコとの準決勝は先日のブログに書いたように快勝である。8:3。途中興奮した筆者はあろうことか、相手が3点取っているのを失念し、3回終了時に「コールドゲーム!」なんてほざいてしまったり。
試合前に宙を睨みつけるように真剣な顔をしていた主将の3年Ruiをファインダーで覗いた。「緊張してるかな」と思い、「おい、Rui。パンツ見えてるぞっ!」すかさずRuiが社会の窓のジッパーを慌ててチェック「ウソだよ〜ん!」一同ちょっぴり和んだ模様。

ベストプレイヤー。滑り出し好調だった先発Kohkiの調子が今ひとつ。しかしスイッチしたRuiは後続をピシャリの5奪三振の快投。3度のセカンドの守備機会で、スローながら丁寧に打球を処理しようとしたことが功を奏し全部エラーなしでアウトを取ったAyuto。
そしてもちろんホームランを打ったShohgo。写真はその瞬間の打撃である。やや外角の球を強振しファウルだなと思われた飛球は見事ギリで、5万の大観衆のライトスタンドへ吸い込まれた。塁審のTomakiさんの右手がくるくる回ったときの光景は今も目に焼き付いている。次の瞬間ベンチもギャラリーも大歓声なんである。
兄貴たち二人はフレンズを卒業して今は中学生で野球を頑張っている。最近ミットを構える姿もサマになってきた。おまえもこれから楽しみだぞっ!とーちゃん、かあちゃんにいい夢見させてやれよ。(^^)


さてまたしばらくはブログ更新ままならぬかな。当分忙しいので。しかし、週末土曜はオレンジ決勝はあるし、午後は楽しみなQueensとの練習試合も控えているんである。
寝不足でうとうとし、スコアブックにヨダレを垂らさなきゃいいが...。
てか、そもそもグランドへ行けるかな....。
う〜ん、寝なきゃ。

2012年9月23日日曜日

ホームラン!!


※「晴耕雨読」から転載。
仕事になっちゃったんである。本日土曜PMから仕事を中断し、すぐ近くの西有馬ドームへオレンジボール大会のスコアラー出勤。終了後はそそくさとまた仕事に戻る。つい先ほど仕事はやめた。こんな時間であるがちょっとだけブログ。なんたって今日はホームランが飛び出したのだから。3年Shougoがやってくれた。気が遠くなるほど高く上がったライト線のフライは、見事外野ネットの向こうへ、すぽこんっ!と着地してのソロホームラン。
涙もろいKamiya母は泣いてしまったに違いない。
今夜のオヤジ祝勝会ではこのHRの話題で盛り上がったに違いない。筆者も行きたかったなあ〜。

明日も仕事でフレンズには行けないのだからして、このオレンジボール準決勝、「詳しくはWEBで!」なんである。おっと、これがすでにWEBサイトか!? 明日仕事のあと元気があったら書いてみよう。
とりあえず写真編集だけ終えたので、一枚だけアップなんである。

2012年9月18日火曜日

ばったーやりたいな


※少年野球「晴耕雨読」から転載。
昨日は終日Queensの体験会+オレンジボール+QのBBQと盛りだくさんの一日。
BBQのあと二次会ではいろんなオトナが乱入して超盛り上がり。「やっべ、そうだちょっとメールしとこう」と思い席を中座して外の駐車場へ。小砂利が敷いてある地面にどっかと座り携帯をいじった。20時過ぎだったろうか。文面を書き終わり、送信ボタンを押す。....なんか砂利の冷たさが気持ちいいなあ〜。その瞬間スッと意識が遠のく。
気がついたら「トントン、Tさん、大丈夫ですか?」Okumura父のあのニカッと弾けた味わい深い笑顔が目の前にあった。
不覚にも駐車場で寝てしまったようだ。その後電光石火で奥さんの車を手配していただき、自宅まで。お恥ずかしい限りである。帰ってからやっと気づいた。前日は4時に寝て6時に起床、2時間しか寝てなかったことに。この日の朝になってそのことをすっかり失念していたんである。昔は完徹明けでも飲みにいって平気だったのになあ。
このQueensの顛末記はまた後日なんである。

「俺んちのボール」ではない。「オレンジボール」。
もう余計な前置きはなしで書いていきたい。

うちは第三試合。開会式後しばらく第一試合を観戦してからQのグランドへ行った。
開会式のスピーチや試合後の監督を集めた場でのSohma会長の言葉が、この大会の主旨を物語っていた。「勝ち負けもいいが、それより子どもの安全を第一に、楽しく野球を出来るように指導して下さい」と、言葉とは裏腹に眼光鋭くドスの利いた声で話していた。

ヤングvsウルフ。サンダースvsアリコ。どの試合も子どもらの表情が一生懸命である。いみじくも連盟のKuriharaさんが言っていた。一番喜んでいるのは子どもより親たちだろうな、と。小さい子は数年間は試合に出られずに中高学年になってからやっと出られるのが当たり前。それがこの時期から我が子の試合を観戦できるのだから親にとってはたまらないだろう。....確かに言える。


フレンズの対戦相手は松風スラッガーズ。今年強豪チームをさんざん苦しめたチームである。小さい子の戦績データなどないから、うちとの力の差がわからない。とりあえずプレーボール、なんである。
先発は3年生Kohki。ゆっくりしたフォームからいきなり「びゅん」と伸びる球は相手打線を翻弄。打っては7長短打で12得点。もっとも3回には相手暴投7に四死球8では12得点も頷けるというもの。投げてはKohkiが打者10人に対し三振7、1四球で12:0のあわや完全試合か!なんであった。
バックネット裏の連盟関係者の評価もビツクリなんである。うちだけの評価じゃなく、3年生以下の子らが予想外に「野球」が出来てるいることに驚いていた。
スラッガーズのお兄ちゃん格、絵に書いたような野球小僧「ポークビッツ」を彷彿とさせる18番I君もよく頑張ったね(^^)
スコア記録も、例えばAチームなら楽に捕れていたであろう凡飛を逸したらエラーにしちゃうんであるが、ここでは安打を記録することにした。
ベストプレイヤー賞はもちろん投手Kohkiに加えてセンターオーバーの3塁打でチーム唯一の打点を挙げたYuuta、3打数2安打のKyou、小さい体で大きなツーベースを放ったShougo、まさかまさかの三遊間を抜けるヒットを打ったAyuto...他にも全員にあげたいくらいなんであったぞ。

Kasaharaさんに頼まれて3塁塁審のUchimuraさんを激写。川崎や県大会では決勝戦の球審を務める人なんである。あえて小さい子のゲームの塁審をKさんが要請。要所要所でゲームを作っていた。
またうちはこの大会からベンチスタッフを一部変更。コーチャーズボックスには29Sueki、28Nishinakaが入る。
二人とも子ども目線で指導出来るオトナであり、また同時にそれぞれの会社の大人の草野球でも活躍している。新しく28を背負った高知のNishinakaさんは、試合前、我々主な指導陣に一人ひとり「ふつつか者ですが、よろしくお願いします」と挨拶していた。こちらこそ「よろしくお願いします」なんである。

突然の雨はもう慣れっこ。今日も3回中断させた。最初の30分間の中断では、子らはテントの中で合宿状態の大はしゃぎ。ここでうちの最近入ったばかりのベンチ要員、まだ野球の「や」の字も知らぬ3年生Kyousukeは「ボク、打ちたいなあ。雨でしあいがちゅうしになったら、ボクばったーできないなあ。」と宣(のたま)っておった。「がいやは、いらないから、ばったーやりたいなあ〜」と筆者の横で連呼つぶやくことしきり。
頼もしいじゃないか。なんだか嬉しくなっちゃった。
結局は打席には回らずに、メンバー交代でレフトの守備だけにはついたのだが...。

カラリと晴れて、圧勝の試合後、Hiroが「ねえねえ、Tコーチ、あれ見て。このあいだの鳩がいる!」振り返れば、以前ブログに載せた白い鳩がいるではないか。長年の修行によって鳩やカラスと会話出来るスキルを会得した筆者はヤツに早速問いかけた。
「よう、おまえ元気してたか?」
返ってきたヤツの返事は...
「今日は勝ってオメデトウ!」
なんであった。
ふと、帰る準備をしていた周りの子どもらの喧噪の中から、微かに聞こえてきたKyousukeのちいさな声。
「ボク、ばったーやりたいな〜」

2012年9月13日木曜日

社長、獅子奮迅


※少年野球「晴耕雨読」から転載
いよいよ6年生は連合チームの活動に入った。3年生以下がオレンジボールに向けた練習試合後、今度は5年生以下が会場を移動して西野川ドームへ。野川台フォルコンズとの南部リーグ大会Bチームの試合である。

サッカー日本代表には黄金世代と谷間世代と揶揄する風潮があるけれど、それになぞらえばフレンズの下級生は結構良い感じなんである。マンモス名門チームの数の論理には勝てないかもしれないけれど、「窮鼠(きゅうそ)猫を噛む」ってこともあるわけで。

先発のMamoruは正直いろんな意味で心配だった。体調その他も含めて。試合前の投球練習を見ていたら、おやっ?いつもとフォームが違うぞ。肘を曲げないで腕を真っすぐに伸ばして投げている。これだと肘のバネがボールに伝わらず、しかも制球しにくいのではないか....。いつか崩れるかもと思いながらスコアをつけていたが、杞憂であった。6回を4四球・被安打6本ながらそのうち4本は内野安打でクリーンヒットは2本のみ。最後まで大崩れせずによく頑張ったぞ。

こんな替え歌がある。大笑い。チェッカーズの「ギザギザハートの子守唄」
「♪ちっちゃな頃から若ハゲで〜、15で社長と呼ばれたよ〜、タタタ♪」
うちにはその貫禄からして社長がいるのだ。髪はふさふさのTakuto。大柄な子が打席に入るとベンチとしては「むむむ!?」となるんである。ところが最初のバットスイングを見れば、真のスラッガーなのか、または一発屋なのかの判断はおおよそつくものだ。Takutoも後者のほうであろう。ところがヤツは打率は悪いが「持っている」んである。
若干振り遅れぎみのフルスイングで、目の覚めるような右中間を破るツーベースを2本。2打数2安打。更に5回には相手3番打者がライナー性のレフトフライを打った。瞬間、こりゃダメだなと思ったら、反応は遅いながらTakutoがギリで捕球しツーアウト、すかさず2塁へ送球し飛び出した走者を併殺でチェンジ!!
社長の名に恥じない大車輪の活躍であった(^^)

フレンズは7安打のうち単打3、二塁打4である。最終回フォルコンズの猛攻で2点差まで追い上げられたものの、Mamoruが踏ん張り8:6で逃げ切り勝利。
ナイスゲームであった。
ベストプレイヤー賞はMamoru、Takutoの他、逆転タイムリーツーベースを放ったBenと2安打3打点のRuiにあげよう。Bチームだから大盤振る舞いなのだ。

新人戦に向けて期待させてくれるゲームであった。しかし上には上がある。努々(ゆめゆめ)慢心してはならぬ。がしかし、オヤジどもは嬉しくてその晩大宴会に突入したのは、先日のブログなんであった。

2012年9月11日火曜日

子ども目線に立つこと

※少年野球「晴耕雨読」から転載
オレンジボール大会なんである。今年から宮前区少年野球連盟で正式開催されることになった、3年生以下の子らによる「野球のルールを覚えて、まずは野球に親しんでもらう」ことを主旨とした大会である。試合機会になかなか恵まれない小さい子にはとても良いことだ。(※連盟HPよりDL)
我がフレンズは下級生が多いこともあり、昨日今日入部した3年生の子もメンバーに加えてなんとかエントリーに成功。子どもたちもワクワクドキドキ楽しみなんであるが、むしろその親たちのほうが熱くなっちゃって、若干ヒートアップしすぎかもと憂慮しているのは筆者だけではあるまい。
勝つことは「目標」ではあるが、「目的」ではない。目的は正に先に挙げた連盟の主旨が正解だと思うからだ。でもやるからにはやはり勝ちたいのは当たり前。勝つことの喜びは最良の良薬である。しかしそのために怒号は必要ないし、難しい野球専門用語を連発してはいけない。平易な文章でちゃんと低学年でも理解出来る「ひらかな」で指導すべきだ。オトナは熱くなると、ついつい自分の持っているあらんかぎりの野球知識を総動員して、子にまくしたてちゃうことがままある。子どもにしてみれば、耳元で大人がハンディーマイクを使用してスワヒリ語でがなりたてている気分だろう。自分が小学校3年生だった頃を思い出してみれば、筆者の言わんとすることは自ずと氷解出来るはずだ。このオレンジボール大会は少年野球の指導者や親にとって、少年野球指導の原点のひとつでもあるはずの=「子ども目線に立つこと」に立ち返る意味でも有意義な大会であると思う。
う〜む、前置きが長過ぎるぞ、俺。
筆者も大人げなくついつい熱くなって書いてしまった。自戒の念。

さて気分を変えて、それでもオレンジボールはめっちゃ楽しいことに違いないんである。
筆者の予想は、「うちはかなりいい線行ってるはずだ」なんである。連盟事務局のNishimuraさんも優勝候補の一角を占めているんじゃないかと予想。小さい子にしてはちゃんとそこそこ野球になっているんだもの。ただクールに俯瞰すれば低学年の人数が多く、広いグランドで年間通じて専門の練習が出来ているマンモスチームにはかなわないかもだ。「努力(練習)は嘘をつかない」からね。うちは極論すればオレンジ用の急造チームであるから。
しかし何が起こるかわからないのが少年野球の常でもあるわけで。宮前で勝てば来年東京での試合出場が確約される。ただしここでもAチームと重複している選手がいるフレンズにとってはエントリーに関して大きな問題を孕んでいるのだが...。

お隣チーム有馬子ども会、愛称「アリコ」と練習試合を組んだ。
オレンジだし練習試合だしでスコアは付けないことにした。数試合しかないから成績集計しても意味がないし。心置きなく筆者報道班のNikonP100が唸りをあげて起動するんであった。1回の表を終了し愕然とする。オレンジ特有のルールがり、10得点した時点で攻守交代なのだった。得点を正確にカウントしなきゃなんである。
ここで救世主が現れた。フレンズOBで中学部活野球をやっているHirotoとOtoが遊びに来た。
筆者「ヤッベ、やっぱスコア付けなきゃだな」
Hiroto「あ、俺やりましょうか?」
筆者思わずこのイガグリ坊主頭を食べてしまいたいと思うくらい、ヤツを可愛く思ったのは言うまでもない。1時間の労務報酬として今度ガリガリくんを買ってあげよう。


完勝である。
1回4得点、2回2、3回5の猛攻で3回裏終了時11:0の7点差以上のコールド。
Hirotoのスコアブックによると2回以降はシングルヒットのみながら5本の安打ノーエラー、投手Kohkiは2回以降の記録ではノーヒットノーラン・打者7人に対して三振5の快投である。
小さい子の打撃にありがちな代表的なダメパターンをふたつ列挙出来るだろうか?
ちっちっちっ、ち〜ん!
答えは「振り遅れ」と「高いボール球をつい振ってしまう」なんである。
全員の打撃を編集してみたのがコレ。

すんごく良い写真が撮れた。
小さいけれど入ったばかりの3年生の代打Wakamiyaが2塁ランナーの時、相手がショートフライを打ち上げたけれど一生懸命スコスコ3塁へ進塁。ショートからセカンドへ転送されてホースアウトの併殺。
これを三塁コーチャーの28番Suekiコーチが立て膝になり子どもと同じ目線で説明していた。この日一番のシャッターチャンスとビビビッときた筆者は、カメラを起動させるあいだ「Suekiさん、シャッター切るまでもっと長くその姿勢でいてくれよっ!」と念じて撮った。(註※オレンジではオトナ30,29,28番が子どもの代わりにコーチャーズBOXに入れる。これもなかなか素敵なルールである)
ピューリッツアー賞に応募したくなるほどの、いい写真である。前述の名実共に「子ども目線」の持論とリンクしていると感じた読者はエライ!

最後はNishikawaさんの発案でノーサイドのワンショット。
これもちょっと不思議な写真なんである。圧倒的に右のフレンズのほうが人数が多いように見えるけれど、フレンズ11人に対してアリコ10人の差はたった1人だけ。でもこのボリュームの違い。よく見て分析すれば簡単なカラクリなんだけれど、ちょっとオヤッと思ったんである。穿った見方をすれば仲間同士がギュッと集まったこれがアリコの良いところでもある。

次回ブログは南部リーグBチームの「快勝」編である。

2012年9月8日土曜日

あん時のオマエかっ!?


※少年野球「晴耕雨読」から転載。

昔「F対F」というタイトルでブログを書いた記憶がある。隣町の西野川地区に本拠地を構えるフォルコンズである。今日はフォルコンズ対フレンズの練習試合....いや紅白戦となった。5年生以下が「あじさいリーグ」の遠征にかり出され、6年生のみとなったため急遽フォルコンズ6年5人とフレンズをシャッフルして、混成チームでの紅白戦である。

他のチームとも過去に何度かやったことがあるけれど、子どもらにはこれはいい経験になる。こういうところがプロや高校野球と違う、小学生の子どもの野球の良いところ。
ベンチではみな和気藹々であった。
フォルコンズベンチはKomatsu監督と29番Fukumotoコーチ。筆者Tはこのベンチにどっかと座り、談笑しながら時々カメラマン。Fukumotoさんはこのブログのユーザーでもあり、シュウヘイダビッドソンのバイクライダーでもある。お二人とも人間的に丸みを帯びたいいキャラクターなんである。

このところ全国に頻繁に爆弾を落としているゲリラ豪雨。先週に引き続き今日も突然にやってきた。嫌いじゃない、夏だからね。服を着たまま全身ずぶ濡れになれる経験なんてオトナになってから滅多に出来ることじゃない。これが冬場なら地獄だけれど。2度も試合を中断しなんとか続行する。小降りになったところで、フォルコンズコーチが野球のボールを使って「お手玉」の技術を披露。子どもらも輪を作り目を輝かせて挑戦。和やかなひととき。

いつもフレンズの子らを写真に載せているので、今日はフォルコンズ特集と行こう。
6年生5人である。彼らは卒業すれば野川中学校へ行くだろう。うちの場合はヤング、アリコ、の子たちと有馬中学校へ進学する。(私学は別として)フォルコンズの彼らとは中学では一緒になることはたぶんないのだろうけれど、オトナになってからどこかの街で、またはどこかの会社で出会うかもしれない。名刺を出しながら...、
「え〜?小学校の野球の時のあんときのオマエかっ!」
「そうよだよ、あんときのオレだよ!」なんてね。
守備と打撃を激撮なんである。


こういう、他チームとでもすぐに打ち解ける子どもらを見ていていつも思う。
俺たち(特に男)は、オトナになるとなんだか目に見えないバリアを身にまとい、変な距離感を保ちつつ相手に接する自分というオトナを。そこには妙な駆け引きや年齢差や考え方の相違を微妙に嗅ぎ取って、自分の立ち位置を自分で勝手に決め込んでしまうのだ。
30代までの自分はそうだった。自分で自分の世界を狭くしていた。
でもそのヘナチョコのバリアをぬぐい去り、自ら相手の懐に飛び込んで行くことがどれだけ己を成長させ、世界を広げることになるかを学んだのは、とりもなおさず、この少年野球の世界なんである。
少年野球という偉大なコミューンに感謝である。

2014年有馬神明社初詣

2014年有馬神明社初詣
2014/01/05

2010年7月11日30周年記念式典にて