新有馬フレンズHP&BLOG

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少年野球「晴耕雨読」BLOG

☆有馬フレンズ チームプロフィール ☆

当チームは、昭和55年有馬地区で結成され、今年で創部32年目を迎える軟式少年野球チームです。毎週土・日曜など有馬小と西有馬小の校庭を中心に元気いっぱい練習していますが、お父さんお母さん達も子どもに負けないくらい一緒に野球を楽しんでいます。子どもをサポートする大人同士のチームワークもバッチリです。
活動内容は上記練習のほか、宮前区の各種大会(年間5~7)や他の大会に参加しています。また野球以外には、夏合宿やボーリング大会などのレクリエーションなども盛んに行っており、子どもたちの交流も楽しそうです。
「百聞(文)は一見にしかず」
親子はもちろんのこと本人だけでもOK、是非一度グランドへ遊びに来てみませんか。いつでも歓迎します。(練習や試合の時間・場所などご確認の上お越しください。)
過去の主な成績
★川崎市および宮前区各種大会において、優勝・準優勝多数
★マクドナルド杯神奈川県大会:優勝 
★全日本学童神奈川県大会:準優勝
★関東団地野球リーグ:優勝     
★川崎北シニア藤峯杯:優勝
※所属 宮前区少年野球連盟 
※チームは小学校の活動とは関係ありません

2014年2月27日木曜日

雪解けの日


※少年野球「晴耕雨読」から転載

グリーンカップで宮崎台バーズとの接戦をものにした。お互いに内容は悪くないものだったけれど、フレンズは薄氷を踏む思いでの逃げ切りだった。
試合後は鷺沼小スタジアムへ移動して、鷺沼ヤングホークスBとの試合なんである。
いるいる、Queensのちっちゃい姫たちが。Ayaka、Yuri、Kurenaの3人である。それに第一公園ドームに行っているヤングAには今年6年生のSunaoもいる。ヤングホークスは毎年宮前きってのQ戦士を輩出している、姫たちの宝庫なんである。歴代主将のMeikaやHimariもヤングなんであった。(Q戦士といっても決して「愛の戦士Qティーハニー」のことではない)

フレンズBvsヤングBといっても、主力ヤングAチームはごっそりグリーンカップに参戦しており不在だ。ゆえにヤングBはむしろ低学年チームといったほうが良いだろう。対してウチは新6年3人を外した純正新5年生以下のBなんである。勝ち負けは二の次でいい、大雪で何も出来なかったこの3週間を吹き飛ばすような、元気なプレーを互いに見せて欲しいものだ。

先発はY、Takadaくん、FはRuiをショートに外しKyouでプレーボール。

結果は火を見るよりも明らかである。18:3。とかくこういった試合では相手チームの失策や四死球で芋ずる的、ごっつあんゴール的、棚ぼた的、ねずみ算的得点が多かったりする。昨年まではうちがこれでいくつも悔しい思いをした。しかし今日は18得点に対して8本の安打を記録。圧倒的に強いチームならばこれでも物足りない数字だろうが、ウチにとってはなかなかの数字なんである。
途中から名門ヤングのAチームKurosu、Ishikura、Takahashi3氏の指導陣と煙草談義。
グリーンカップでは古豪花フラに敗れたらしい。バーズvsフレンズ戦と同じく3:2の接戦だったとのこと。
そうともつゆ知らずヤングBのちびっこ選手たちは頑張っていたぞ。

かつてQueensの草創期に我がフレンズからもQ戦士を輩出したことがある。チームでは紅一点だったHarukaだ。「記録よりも記憶に残る」子だったらしい。...らしい、と言うのは当時筆者はQには全く関わりがなく、知らなかったんである。Q監督Koshimizuさんと話していて言われた言葉だった。もし当時からQueensに関わっていたら、或いは自分の娘が現役の頃にQueensがあって関わっていたなら、今頃は広報部長ではなく、常務取締役くらいになっていたかもだ。
フレンズコーチとしてではなく、Queensのいちスタッフとして、当時のQのHarukaを見たかった。これは今でも悔やまれるんである。

さて、そんな状況でフレンズからもQ戦士を輩出しちゃうかもしれないんである。
熱血野球オヤジのTomiokaさんの愛娘Kurumiである。Tomiokaさんはプロを目指して3球団のプロテストを受けたくらいの、真性野球バカのオヤジだ。一方破顔一笑のジョークも飛ばせるユーモアセンスの持ち主。そのKurumi本人がQueensに行きたがっているんである。春になったら第四公園スタジアムへ遊びに行こうと話している。話しかけても、こくん、と頷くだけの口数の少なさは筆者の娘を思いださせて、余計に可愛いのである。
PHで打席に立ち四球で出塁しWPで3塁へ。三本間に挟まれて右往左往する姿は微笑ましい。おそらく彼女にとっては人生初の衆目を浴びた場面であったろうと思う。
試合後SunaママことQのKitamatsu母がフレンズベンチへ疾風怒濤のごとくやってきてこう言った。
「Tさん、あの女の子ぜひQueensに!」
スコアラー兼母会代表兼新人スカウト本部長なんである(^-^)

今年もやっと少年野球シーズンが始まったと思える2月のある日曜であった。

2014年2月25日火曜日

天からの観戦


※少年野球「晴耕雨読」から転載。
グリーンカップ開幕である。開幕といってもどちらかと言えば、プロ野球でいえばオープン戦に近い感覚と筆者は思っている。参加チームには11チームの制限枠があり、宮前全チームが参戦出来るわけではない。春季の日程に影響してしまうからだった。村山杯同様、昨年の優勝チームが幹事を務める。開会式の模様を撮っていて、フト気づいてしまったんである。

この瞬間って、知らない人が見たら「優勝旗返還」なのか「優勝旗授与」なのかいったいどっちなのって思ってしまうはずだ。偶然優勝旗をGスポーツ主催者と有馬子供会主将とが握っている写真。これを閉会式の「優勝旗授与」と言えば誰も疑わないだろうて。
しかしこれが開会式の「優勝旗返還」である証拠が2ヶ所ある。
1=白線が乱れていないこと。
2=背景に監督コーチが並んでいること。
(Kasahara副会長ならすぐに分ったであろう(^-^))

オフシーズンが終わり、久々に第一公園ドームへ行ったら驚いた。
あの3塁側から丘の上アルプススタンドへ至る狭い坂道が見違えるほどのリニュアルを果たしていたんである。雨上がりに初めてこの獣(けもの)道を通る「初心者」は子ども大人問わず、すってんころりの洗礼を受けた人も多いはず。市会議員のOdaさんが連盟の陳情を速攻で実行に移したものらしい。感謝である。

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今年初めての試合である。
昨年試合を6試合も組んだ宮崎台バーズとの対戦。奇しくも春季大会も初戦は同じカードになった。まるでTakahashiさんが引き合わせたかのように。
今月はじめにバーズTakahashiさんが亡くなられたことは、以前のブログで書いた。今日は氏の追悼試合でもある。両チーム共にユニフォーム左袖に喪章をつけて臨む。相手チームに対しての礼儀であり、また子どもたちにも親への感謝の気持ちや、好きな野球が出来ることの意義を少しでも感じてほしかった。フレンズ母軍団は母ネットワークを駆使して2,3日でこの喪章を全員のユニフォームに縫い付ける。大人全員の分も用意してくれた。
試合前に今年からKobayashiさんに代わり、バーズ新代表となったKawataさんと長く話し込んだ。Takahashiさんにまつわる話は尽きない。亡くなる前日はTakahashi親子がKawataさん宅へ来て、夜遅くまでバーズの将来の展望について酒を酌み交わしたそうだ。

試合前にはTakaiさんの声掛けにより黙祷。
その光景にカメラを向けるのは不謹慎のような気もしたが、Takahashiさんにこのブログを見てもらおうと心を鬼にして写真を撮った。撮影後すぐに慌てて筆者も黙祷した。

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試合開始。主審の右手が挙がる....「プレイッ!」
追悼とは別に試合は試合、勝負は勝負。
いよいよ今年最初の試合開始である。

Fの先発Ruiが初回を凡退に抑えると、その裏の攻撃では四球・補逸がらみで1得点。
しかし2回表すかさずBはFの失策に乗じ、安打とスクイズで2得点の逆転に成功。
4回裏Fの攻撃。簡単に2死に倒れて走者なし。しかし四球で出塁のHiroを5番Yuiが3塁線をぎりぎりに破る3塁打の適時打で帰し、続くRuiの内野安打で一気に逆転3:2。
最終回ではこれも2死走者なしから、Bは1番Takaiくん、2番Inoueくんが連続四球を選び、盗塁をからめて2死2,3塁。ワンヒットで同点、長打が出れば逆転の緊迫した場面を迎えた。
しかし、結果は途中からリリーフのHiroがなんとか抑えきり、ゲームセット。

久々に痺れる展開にF軍ギャラリーもベンチも盛り上がった。
今までのフレンズならあそこであっけなく逆転を喫して下を向いてしまう試合がいくつもあった。


昨年Takahashiさんとの交流から、いくつもの試合をバーズとやってきたけれどフレンズは全敗であった。なんとしてでも勝ちたかった。そしてそんな話をしながら楽しく彼と酒が呑みたかった。今日やっと、天にいるTakahashiさんと旨い酒が呑めそうな気がした。
敗れたバーズにはどこか申し訳ない気持ちがあったけれど、勝負は勝負。
Takahashiさんやバーズ指導陣、父母たちにも分ってもらえるはずだ。もう一度春季ではお互い頑張ろう。
試合後の夜、バーズTakaiさん、Kawataさんからメールを頂いた。真摯な文面に逆に感謝。一歩間違えば結果は逆だったはずの接戦。薄氷の勝利であるFは今度は受けて立つ立場に。心を新たに臨みたい。

試合途中ふと見上げた空は曇天。
でもそこには夫婦仲良く、笑顔でこの試合を見下ろしているTakahashi夫妻がいたような気がした。

2014年有馬神明社初詣

2014年有馬神明社初詣
2014/01/05

2010年7月11日30周年記念式典にて