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少年野球「晴耕雨読」BLOG

☆有馬フレンズ チームプロフィール ☆

当チームは、昭和55年有馬地区で結成され、今年で創部32年目を迎える軟式少年野球チームです。毎週土・日曜など有馬小と西有馬小の校庭を中心に元気いっぱい練習していますが、お父さんお母さん達も子どもに負けないくらい一緒に野球を楽しんでいます。子どもをサポートする大人同士のチームワークもバッチリです。
活動内容は上記練習のほか、宮前区の各種大会(年間5~7)や他の大会に参加しています。また野球以外には、夏合宿やボーリング大会などのレクリエーションなども盛んに行っており、子どもたちの交流も楽しそうです。
「百聞(文)は一見にしかず」
親子はもちろんのこと本人だけでもOK、是非一度グランドへ遊びに来てみませんか。いつでも歓迎します。(練習や試合の時間・場所などご確認の上お越しください。)
過去の主な成績
★川崎市および宮前区各種大会において、優勝・準優勝多数
★マクドナルド杯神奈川県大会:優勝 
★全日本学童神奈川県大会:準優勝
★関東団地野球リーグ:優勝     
★川崎北シニア藤峯杯:優勝
※所属 宮前区少年野球連盟 
※チームは小学校の活動とは関係ありません

2012年5月28日月曜日

もう一度見たい打席


※少年野球「晴耕雨読」から、全くもってお久しぶりの転載です。

※文中後半、若干コドモには毒のある表現が含まれるため、良い子のみんなは親の立ち会いのもとこれを読むようにして下さい。また親御さんは問題の個所にさしかかったと判断した際には、すかさず口頭で「ピー」を発して下さるようお願い申し上げます(^^)/

土曜日は久々の練習試合のスコアラーでベンチ入りした。相手はうちの事務局Suekiコーチの同級生が監督を務めるという、相模原市の「上鶴間ブラックス」である。宮前に限らず少年野球チーム名に色を冠するところは少なくない。レッドパワーズ、ブルーアローズ、リトルグリーンズ、....かつて対戦した他区にはイエロースネークスなんていうチームもあった。しかし「ブラック」をチーム名にしているチームは記憶にない。どんなチームだろうと思いつつ、まずは5年以下のBチームの試合からスタート。Mitsuyoスーパーサブスコアラー女史にスコアの記録は任せて、筆者はカメラの記録に専念。

先発はMamoru。6:8で負けたものの、力の差はあったけれど、さほど悪くないゲームだった。試合内容はカメラマンをやっていると正直言ってあまり見ていないんである。どんなタイミングでシャッターを切るかとか、どんなアングルで撮ろうかとか、オートにするかマニュアルでいくかとか、寄りで撮るか引きで撮るかとか、帰ったら冷たいビール飲みたいなとかとか、思案しながらだからしょうがないんである。不謹慎極まりないコーチなんである。
なのでベストプレイヤー賞はスコアブックを解析し、単純に安打を打った選手に決めた。レフト前の2の1Mamoru、同じく2の1・打点2でTakuto、更に2の1ライトオーバー2塁打で打点も挙げたYuusuke。伸び悩みのYuusukeは近年まれに見る快挙である。

次の2試合目はマジメにAチームのスコアをつけた。
2回まではうちも善戦したものの、結果は散々の負け。ブラックスのピッチャーの投球フォームを見てほしい。小学生のレベルをちょっと超えちゃってるわけで。いやいや全員が素晴らしいチームであった。

筆者飽くまでもフレンズのコーチである。練習試合といえども負けたくないし、これ以上点は取られたくないし、Takumiにもこれ以上打たれてほしくないし....。でも相手の選手で、もう一度この子のバッティングが見てみたいと思うことってないだろうか?敵チームであるにもかかわらずなんである。公式戦ならば二度と見たくないけれどもね。上鶴間ブラックスにはそんな子がたくさんいた。中でも4番のKareon君は特筆である。打席に立ったその構えだけでそれと分る子っていますよね。「あっ、こいつ打つぞ」って。外野バックの指示をする間もなく目にも留まらぬスイングスピードで初球を叩き、ライトオーバーあわやHRの植え込みへ突き刺さるツーベース。4打席目はアウトカウントとランナーの位置を考慮してか、または監督の指示か、強打者であるにもかかわらず、バットを短く持ち替えて、左中間を流し打ち2塁打で2打点。もっと打撃が見たくなる子だった。もし将来プロ入りしダルビッシュみたいに大リーガーになったら、小学生の時に書かれたこのブログも一躍脚光を浴びるに違いない......違うか(^^)
他にもキャッチャーを務めたNitanai君はプールへダイレクトのホームランを打つし、ショートのShimuzu君の守備は惚れぼれするほどのファインプレーを連発、全員がよく打ち、よく守る素晴らしいチームである。さすがの我が宮前代表も神奈川県大会でここと当たったら簡単には勝てないはずだ。

それでも我が軍のベストプレーヤー賞は選んじゃう。
目の覚めるようなツーベースヒットで2打点のTakumi、それに珍しく3の2、単打と2塁打で2打点の「有馬のダル」Benである。

さて、ここで少年野球ブログだけで終わらないのが悪いクセのこの「晴耕雨読」なんである。夜はInoueコーチの「生ビール行きますかっ」の一言で、野郎どもが居酒屋へ大集合、げたげた、がらがら、どひゃどひゃ笑いながらの、「お姉さあ〜ん、焼酎ボトルもう一本!、氷と水もね!」の全国お馴染みオヤジ飲み会パターンに突入である。
花の台フラワーズにはかの有名な「スナックマコト」があるように、うちにも「スナック忍」があるのだった。開店準備OKとのことでマンションの扉を開けると、玄関では大人子ども男女入り乱れての靴の品評会。こののちにまだ数人分の靴があとで陳列される。更にInoueさんが「Tさん、また新しいコレクションが増えちゃって」見てちょんまげときた。ロシア連邦の名が書いてある古い地球儀、何年ぶりで見ただろうPanasonicではなく恐ろしく懐かしいナショナルのロゴマークのラジオ。雑誌でも紹介されているSnap-onという工具。手のひらにズシリと重いこの重量感がオトコには堪らないわけで。
(※ここはまだピーを入れるところではありません)

店内ではオンナコドモとオトコヤロードモとに分かれて、どやどやがやがやの宴会が続く。オトコヤロードモのテーブルでは、出来ることならオンナコドモには聞かせたくない秘密の内緒話を大声でしゃべりまくるなんである。やれ、どこそこには○○という店があって、これがまたいいんですよ....みたいな。ニッコニコ顔で報告してくれた当の本人はいつの間にやらトンズラ、どこかへ雲隠れしちゃったりして(^^)...なんてことは腕が裂けても書けないけれども、もう書いちゃったのだからしょうがない。
オンナコドモのグループではいつの間にやら「腕相撲」大会が開催されていた。ちゃぶ台に座布団を置きレイディー....GO!のアレである。子どもたち、お母さんたち、男たち、しまいには異種格闘技男女混合でやった。筆者の相手はOhmoriママ、Natsukiちゃんである。自称「有馬の浜崎あゆみ」、元ヤ○の噂もある。更に東有馬の巨....巨砲、若き現役ママさんバレーボーラーで、日頃パートのレジ打ちで鍛えた右腕は侮れないのだ。がしかし所詮女性である。こっちだって現役オヤジブロガーで日頃Macのキーボード打ちで鍛えた右腕なんだかんな。

「レイディー....GO!」(レディーではない、レイディー(=ヨ〜イ)である。日本語は正しく使いましょう....ん?日本語じゃないじゃん)

ぐわしっ!めきめきめきっ。
(....うぐぐ....マジかっ....やっべ......えっウソッ!!??)

油断していたのもあったけれど、まさかの完敗。俺ってそんなにジジイになっちゃったの!!??再戦を申し出て次は勝ったけれど、あれはきっと筆者の落ち込みようを見て、男のプライドを傷つけてはならじと、Natsukiちゃんが手加減したのかもしれない。「女は男を立てる」わけだ。ナイスカップルの夫婦でイケメンダンナのOさんとは大きな四角いふかふかの土俵で腕相撲ならぬ大相撲を取っているに違いない。反して若くない男はもはや若い時分のパワーではなく、まったりと老獪なテクニックで......おっといけない、コドモには読ませたくないゾーンに入ってしまうところであった(^^)
仕事やプライベートで忙しかった4,5月だったけれど、久々に楽しい酒を飲んだ一夜であった。

※筆者註=賢明な読者諸氏にはすでに言わずもがなであろうけれど、キーボードを叩くことで腕の筋肉が発達することはまずあり得ない。それどころか筆者なんぞのように時に一日20時間くらいマウスとキーボードを扱っている者は、しんと静まり返った深夜には、腕の毛細血管がぷちぷち切れる音が聞こえてくるくらいなんである。普通なら翌日その毛細血管が再び結合することによって、人間の筋肉はより強く大きくなるのであるが(コレ本当)、そうもいかない年齢もあるんである。まるで毎日少しずつ腕に紙ヤスリをかけられて摩耗していくような感覚。数年前からブログを書くようになって拍車がかかったようだ。ヤスリの目がどんどん粗くなってきているんである。
過日30代から50代の十数人の男どもで飲み会があった時、「この中で一番年上のTさんが一番若く見えるね」と言われてちょっぴり嬉しかったけれど、嬉しいと思うこと自体すでにジジイになった証拠なんである。

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