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少年野球「晴耕雨読」BLOG

☆有馬フレンズ チームプロフィール ☆

当チームは、昭和55年有馬地区で結成され、今年で創部32年目を迎える軟式少年野球チームです。毎週土・日曜など有馬小と西有馬小の校庭を中心に元気いっぱい練習していますが、お父さんお母さん達も子どもに負けないくらい一緒に野球を楽しんでいます。子どもをサポートする大人同士のチームワークもバッチリです。
活動内容は上記練習のほか、宮前区の各種大会(年間5~7)や他の大会に参加しています。また野球以外には、夏合宿やボーリング大会などのレクリエーションなども盛んに行っており、子どもたちの交流も楽しそうです。
「百聞(文)は一見にしかず」
親子はもちろんのこと本人だけでもOK、是非一度グランドへ遊びに来てみませんか。いつでも歓迎します。(練習や試合の時間・場所などご確認の上お越しください。)
過去の主な成績
★川崎市および宮前区各種大会において、優勝・準優勝多数
★マクドナルド杯神奈川県大会:優勝 
★全日本学童神奈川県大会:準優勝
★関東団地野球リーグ:優勝     
★川崎北シニア藤峯杯:優勝
※所属 宮前区少年野球連盟 
※チームは小学校の活動とは関係ありません

2012年7月23日月曜日

「鳩と会話する」ということ


※晴耕雨読から転載。
宮前少年野球のメッカ、第一公園ドームに平和のシンボル「鳩」が舞い降りた。秋季大会対強豪リトルグリーンズ戦試合直前の出来事。ナニゲにカメラを向けてみたら、ヤツは寂しげな瞳で筆者をじっと見つめ返して来た。なんとか会話を試みたんである。
「おまえ、どっから来たの?」「クルルゥ〜ポゥ〜....」
「俺は食べられるもん、なんも持ってないぜ」「クルルゥ〜ポゥ〜....」
「なんか白い鳩だけど黒い斑点があるじゃん」「クルルゥ〜ポゥ〜....」
「ひとりかい?」....「クルゥ〜ポゥ〜............うん、そうなんだ」
やっと口を開いてくれた。筆者実は動物と会話するスキルがあるのだ。その極意は根気よく自分もその動物になりきることなんである。やがてココロが通じて話が出来るようになる。この技を習得するには亀仙人の元で特訓を重ねねばならないんである。あれは辛かったなあ。ヤツの言い分によれば....。
「僕は生まれつき白い体だったんだけれど、いつの間にか黒い斑点があちこちに出来てきて。純白の時は最初はみんなにちやほやされたり、羨ましがられたりしたけど、そのうち....。気がついたら群れから離れて独りぼっちなのさ。でも僕は大丈夫」
そう彼は言って健気に2,3歩あるいてみせた。
「♪右足を出してぇ〜左足を出せばぁ〜.....歩けるっ!↑♪」「あたりまえ体操〜じゃんじゃん♪」
なんて歌いながら。どうやら鳩界でも流行っているらしい。

〜シートノック行くぞ!〜の声に、ヤツはどこかへぱたぱた飛び去っていった。
65,000人の大観衆の中にはQueensのMurataさんの姿も。Yamaguchi母もいる。ノックバットを操るのはYamamotoさん。Qつながりで親しくさせてもらっている人も多いので、若干やりにくいったらありゃしないわけで。しかもあのサンダースを窮地に追い込む、今年の2012宮前球史に残る名勝負を演じたリトルグリーンズなんである。

今日の先発のマウンドはエースのTakumiを封印して5年生のMamoruを投入。なぜかは(株)有馬フレンズの企業秘密なのでリーク出来ないが、とにかく先発はMamoruに急遽変更になった。試合前にヤツの胸を叩いて言った。
「Mamoru。今日は先発だぞ。心臓バクバクしてるか?」返ってきた返事は...。
「はい、してます」
そのあとでベンチのSuekiオヤジに訊いたら「オヤジも心臓バクバクですよ」と笑いながら言った。

下のような写真を載せれば、あたかもフレンズの猛攻があったように見えちゃうが、それは筆者の夢想である。試合前の有馬小ドームで、グリーンズを想定した打撃練習では、選手たちはかなりいい当たりを連発していたんである。守備練習もしかり。他チームのレベルからしてみればとても100点とは言えないけれど、うちにしてはかなりいい仕上がり具合なのだった。これが試合でも発揮出来れば文句なしなんだが....。

蓋を開ければグリーンズは徹頭徹尾バントヒッティングと走る野球であった。無死走者なし先頭打者は4番の場面でも初球セーフティーバントするくらい。1,2,3回でそれぞれ失点は1点ずつ。3:0。うちにしてみれば想定外の少ない失点である。スコアをつけながらカメラを3塁ランナーReonaに向けてみて「おや?」と思った。3塁コーチャーがランナーと全く同じ動作をしながら声を出していることに気づいた。同じように離塁し、同じように第二リードをとる。コーチの指導なのか彼の独創なのかは分からないけれど、とても面白いと思った。
鳩と会話したければ鳩になりきる。
ランナーに的確な指示を伝えるには自分もランナーと一心同体になってみる。
これは筆者の穿った見解だろうか...。

Mamoruのピッチングは四球1個のみで、しかも心臓バクバクのせいかどうか、打者の手前で軽くお辞儀するいわばチェンジアップみたいな効果があり、たが為に功を奏してグリーンズ打線は打ちあぐねているように見えた。
「悪くないね。今日はこのままMamoruで行こうか」
そう思ったのもつかの間、回は4回裏、グリーンズの攻撃。相変わらずラインぎりぎりのバントの連打。その度にサード3年のRuiが必死にダッシュする。2度バント失敗するやいなや、フルスィングの強打に切り替えるグリーンズ。長短打にエラーが絡み始め気がつけば6点を献上。
対ウルフ戦のあの悪夢が頭をよぎった。筆者、鳩と会話出来る能力に加えて危険察知能力、リスクマネジメントのスキルもあるんである。普段滅多なことでは監督に進言することはあえて控えているのだけれど、なす術なく呆然としている(ように見える)30,29,28に思わず言った。
「今日のMamoruは上出来だけど、グリーンズ打線が緩いボールを狙い撃ちし始めてるから、これ以上火だるまになる前にもうTakumiにスイッチしたほうがいいよ」
タイムがかけられ、エース登場である。
がしかし一人三振を取ったものの、1安打とタイムリーエラーで11:1。その瞬間審判のコール「集合ォ〜!」10点差でコールド負け。
有馬小ドームに帰還して代表のグリーンズ評は、とにかく緻密でうまい、子どもたちが野球をよく知っている、とのことだった。同感。

さて小ブログ少年野球「晴耕雨読」恒例のベストプレイヤー選出のコーナー。
6番打者で2打数2安打2盗塁2得点1打点の大活躍だった、Reona。
....アレっ、相手グリーンズじゃんか....てへっ(^^)
必死にひたむきにバント処理に奔走した3年Rui。
必死にひたむきに投げ続けた5年Mamoru。
必死にひたむきに捕手を務め、一矢報いる痛烈な中前安打を放ったKouta...の3人である。

最後は打ち込まれたけれど、四球2失策2だけだったフレンズ。
打たれての負けは仕方がない。勝負ごとだから負けを容認するわけにはいかないが、決して下を向く必要はないぞ。
がんばれベアーズ!....じゃない、がんばれフレンズ!

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